【2022年】アマゾンプライムビデオのおすすめホラー映画を紹介します!【随時更新】

Amazonプライム会員になることで、映画などを追加料金なしで観ることができる「アマゾンプライムビデオ」。僕はこの素晴らしいサービスを利用して、暇さえあればホラー映画ををいろいろと漁っておりまして・・・。なかにはめちゃくちゃ面白い傑作ホラー映画もあったりして、「これが無料(追加料金なし)なのか?!」と驚くこともあります。

というわけで、今回はアマゾンプライムビデオのおすすめホラー映画を紹介していきたいと思います。

ちなみにですが…。こちらで紹介した作品もいずれプライムビデオの「見放題」から外れてしまう時期が来ますし、今後追加で紹介したオススメ作品も出てくると思いますので、そういった場合はこちらのページで随時更新していきます。

それではいってみましょう!

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ドーンオブザデッド

自宅のベッドで目を覚ました看護師のアナとその夫。その部屋には隣家の少女がいて、突然アナの夫に飛びかかってくる。少女に噛みつかれた夫は今度はアナに襲ってくる。アナは家を飛び出し車で逃げるが・・・

ジョージ・A・ロメロ監督による1978年の映画「ゾンビ」のリメイク作品。主人公アナやその他の人物がゾンビから身を守るためショッピングモールに籠城してサバイバルを繰り広げるゾンビ映画。

登場キャラたちが次々と危機的状況に陥っていく展開はまさにジェットコースターのごとく。車でゾンビたちをぶっ飛ばしたり、火をつけて燃やしたりして、ピンチを潜り抜けていくシーンが楽しいのなんの…。また、極限状態に置かれた人間のもがきをしっかりと描いていて、印象に残るキャラ・エピソードが盛りだくさんなのも良いポイントです。さらに、大切な人との死別を描きつつもしんみりしすぎず、むしろカラッとした明るいトーンで全体をまとめてあり気軽にみられる点も素晴らしいです。

ゾンビ映画というくくりだけでなくエンタメ系映画全体を見てもかなりの出来の作品だと思います。これは面白すぎる!ゾンビ映画を普段見ない人にもお勧めできる1作です!

オールド

ガイとプリスカの夫妻は子供たちとリゾート地にやってくる。ガイたちは宿の支配人から紹介されたプライベートビーチにほかの客とともに訪れる。しかし、そこは時の流れが速い不可解なビーチだった!そこに居続けると急速に年を取ってしまい、やがて死んでしまうことに気づいたガイたちだったが・・・

M・ナイト・シャマラン監督によるサスペンスホラー映画。時の流れが異常に早いビーチを舞台に、様々な世代のキャラを通して、人間が年を重ねることで起きるアレコレを映画の尺で描いた一作です。

子供は異常なスピードで体が成長し、大人たちは老化によって体にガタが出始めます。もともと年を取っていた人は寿命を迎え、その家族との別れが描かれています。時の流れが速いという特殊設定で描かれてはいますが、映画内で起こっていることは現実を生きる自分たちにも間違いなく起こっていることであり、そこが切なく恐ろしさを感じます。

また、不穏な雰囲気を醸し出す演出がうまく何も起きてないときから緊張感があります。特に何気ない場面をカメラワークだけでこんなにも不気味に演出できるんだなと感動しました。

自分たちが急速に年を取っていることに主人公たちが気づく展開以降も、取り乱した人々による阿鼻叫喚の地獄絵が続き、勢いが失速することなく楽しめました。

MAMA

行方不明になっていた姉妹が数年ぶりに発見される。その姉妹は他の人には見えない何かをママと呼んで慕っていて・・・。

「MAMA」映画感想ネタバレ(10/10点)超怖い幽霊が見たいならこの映画!

幽霊に育てられた姉妹が数年ぶりに発見されある女性のもとで暮らすことになり、姉妹はだんだんその女性に懐いていく。そのことに嫉妬した霊が恐ろしい行動に出る・・・というオカルト・ホラー。

MAMAと呼ばれる霊の細長い手足と、ゆらゆらと揺れる髪が怖い!そんな霊が猛スピードで襲ってくる場面は必見で、鳥肌が立つレベルの恐怖感があります。また恐怖表現の見せ方も多彩で、いろんな手法を使って観客をビビらせてくれます。

霊の見た目からしてもう十分怖い心霊ホラーを見たい方は本作をおすすめします。

テリファー

ドーンとタラの女性ふたりがレストランで道化師の姿をした不気味な男に出会う。その男は、レストランを後にしたふたりの後をつけてきて・・・。

「テリファー」映画感想ネタバレ(10/10点)殺人鬼「アート・ザ・クラウン」の魅力が炸裂したホラー映画

クラウンの恰好をした殺人鬼、通称「アート・ザ・クラウン」が人々を殺しまくる・・・というスラッシャーホラー映画。

本作の最大の魅力は殺人鬼「アート・ザ・クラウン」のキャラそのものです。体が大きく、顔が白塗りでしかもごつごつしていて、歯もなんか汚いし、嫌悪感と恐怖感が半々ぐらいのキャラ造形になっています。狙った相手に大げさにほほえむ表情をみせたり、殺しの途中で時折冷めた表情も見せたりと、何を考えているかわからずつかみどころのないキャラが非常に怖い…!チャーミングさもありつつやってることはエグめの殺人と、そのギャップに僕はやられてしまいました。

そんな「アート・ザ・クラウン」がジャケットのキャッチコピー通り、ある女性を「ギコギコしちゃう」シーンは凄まじい…!

殺人鬼自体の魅力があふれ、ゴアなシーンも楽しめる本作「テリファー」。ぜひご覧ください、グロが苦手でなければ!

海底47m

鉄製のケージに入って海に潜り、サメを間近で見ることができるケージダイビングを楽しんでいた姉妹。しかし、機材の故障でケージが海底に落下してしまう。あたりをサメがうろつくなか、姉妹は船に戻ろうとするが…。

「海底47m」映画感想(ネタバレ)ケージダイビング中に起きた悲劇

「モンスターパニック」に「タイムリミット・サスペンス」の要素も加わり、非常に恐ろしい作品に仕上がっています。

海底に取り残された姉妹の前にサメが意表を突くタイミングで現れるので常にビクビクと身構えてしまい、緊張感が途切れることがありません。海の薄暗さも強調されて描かれており恐怖感を掻き立てます。さらに酸素ボンベの残量がどんどん減っていく一刻の猶予も許されない状況が重なり、観ていて本当に息が詰まります。後半の「ある仕掛け」によってスッキリと鑑賞を終わらせてくれないのも個人的には好みのあたり。サメ映画としてはもちろん、自然の中でサバイバルする映画が好きな方にもおすすめできる一作です。

フューリーズ 復讐の女神

何者かにさらわれ、ある森につれてこられたケイラ。彼女は、そこにいた人間たちと強制的に殺し合いをさせられることになる…。

「フューリーズ 復讐の女神」映画感想(ネタバレ)ジャンルの融合が楽しいオススメなホラー

どこからかさらわれてきた女性8人とマスクをかぶった殺人鬼8人が、とある森に集められ殺し合いをさせられる。デスゲーム×スラッシャーが融合したような作風で二度おいしい作品!

女性と殺人鬼はふたり一組のペアで、女性が死んでしまうと、ペアの殺人鬼も死んでしまう仕掛け。それぞれの殺人鬼は生きてここから脱出するためペアの女性を守りつつ、ほかの女性や殺人鬼の命を狙う、という凝った設定も面白い!

本来なら敵同士である女性たちが共闘するなど、戦略的な戦いも見れたりして見ごたえがあります。ジャンルが掛け合わされた映画ならではの、非常に多彩な面白さにあふれた作品に仕上がっています。

また、気合の入ったゴア描写も見逃せません。こういう描写に慣れている僕でも結構きつかった。苦手な人は気を付けて!

…と、面白い要素モリモリにもかかわらず、上映時間はたったの82分(エンドロールを除けばもっと短い)。サクッとみられるので日々忙しくしている人にもオススメな一本です。

拷問男

娘を殺された父親が復讐のため犯人を監禁し拷問をする・・・。

「拷問男」映画感想ネタバレ(7/10点)イダイヨォー イダイヨォー

タイトルの通り、超絶痛そうな拷問シーンが延々と続きます。上映時間107分のうち約30分ぐらいはこの拷問シーンとなっています。どの拷問も嫌ですがなかでも僕がされたらイヤなのは腸に有刺鉄線を入れられるやつですね…!考えただけでゾッとするおぞましい拷問です…。

グロいのが苦手でなければお勧めできる一本です!

ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ

地上に降り注いだ彗星の影響で謎の奇病が蔓延。多くの人間がゾンビ化し、周りの人々を襲い始めていた。妻子と暮らすバリーの家にもゾンビが現れ、3人は車で逃げ出すが・・・

ゾンビから身を守るため装甲車、武器、防具などを自作する姿にワクワクせずにはいれない、DIY魂あふれるゾンビ映画です。特に全身黒色の防具姿でショットガンをぶっ放すカットがめちゃくちゃカッコイイ。また、ノリノリな音楽、奇抜なSE、切れのあるアクションなど、勢いのある演出で観客をグイグイと引っ張っていってくれます。ゾンビ映画としては独自設定をどっさりと盛り込んだタイプで、ゾンビが発するガスを燃料にしたエコな(?)車などバカバカしいけどテンションが上がる設定なんかもあったりします。

オーソドックスなゾンビ映画は見飽きた!ちょっと変わったゾンビ映画が見たい!という方は楽しく鑑賞できると思います。

マーラ

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

犯罪心理学者のケイト。彼女は、睡眠中に男性が変死した事件を調査するうちに、その事件に“マーラ”という悪霊が関わっているという話に行きつく…。

「MARA マーラ」映画感想(ネタバレ)決して眠ってはいけない系ホラーの良作!

睡眠中、急に金縛りになったかと思うとそこにひとりの女性が現れる。それは、眠りの悪霊“マーラ”。彼女は、睡眠中の人々のもとに現れ、首を絞めて殺してしまう。エルム街の悪夢型の「眠ったら死ぬ!」系ホラー映画。

マーラの見た目や迫ってくるさまに、ゾッとする怖さがあるのはもちろん、「睡眠」という要素が本作をさらに怖い映画にしています。当たり前ですが、ひとは皆「睡眠」をとります。本作は観客にとっても身近な「睡眠」を題材とすることで、映画内で起こる怪奇をやがて自分の身に起こるかもしれないモノとしてとらえやすくしています。鑑賞中に「睡眠中にマーラが現れたらどうしよう?」という考えがどうしても浮かんでしまうのです。本作の怖さは、マーラが自分の元にやってくるのではないか、と観客に思わせるところにあります。

また、ホラー映画であると同時に、マーラの正体を探っていくミステリーとしても楽しめるようになっています。

ザ・ギフト

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

数十年ぶりに地元に住むことになったサイモンは、家具屋で高校時代の同級生(ゴード)と偶然出会う。それ以来、ゴードはサイモンの自宅にたびたび贈り物をしたり、連絡もなしに家にやってきたりと、少し不気味な行動をとるようになり・・・。

「ザ・ギフト」映画感想(ネタバレ)「ギフト」が意味するものとは?

この作品についてはネタバレになるので多くは語れません…。とにかく、タイトルにある“ギフト”の意味が分かった時の衝撃がスゴイ。と、同時にものすごくどんよりとした暗い気分になってきます。観た後は、しばらく引きずってしまうほどで、もちろんイイ気分にはなれませんが、個人的には人の痛みを知ることができたのでこの作品を観てよかったなと思いました。

ロスト・バケーション

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

 

ナンシーが一人でサーフィンを楽しんでいたところへサメが現れる。彼女は海面から出ている岩場に避難しサメをやり過ごそうとするが、やがて満潮の時間が迫ってきて…。

「ロスト・バケーション」映画感想(ネタバレ)浅瀬にやってきたサメとの戦い

海でサメに襲われるパニックホラー映画。本作に登場するサメは超怖い!主人公・ナンシーがかなりの時間を岩場でやり過ごしても一向に去っていこうとしないというしつこさ。「もうそろそろいなくなったかな?」とナンシーが海に入り、泳ぎはじめると少し離れたところにサメの尾びれが見える!まだいたのか!というシーンが印象的で非常に怖かった。しかも、このサメ、海に入った人々をことごとく食べてしまう貪欲さもあり、それを目の当たりにしたナンシーの心が次第に折れていくさまは観ていてツライものがあります…。

後半にあるナンシーとサメとの激しいバトルも見どころの一つです。中盤までの比較的静かなトーンから急に動きのあるシーンに移行するので、観ていてテンションが激上がりしてしまいました!

クワイエットプレイス

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

文明崩壊後の世界を生きる一組の家族。彼らは、音に反応して襲ってくるモンスターがあたりをうろつく中、音を出さないようにひっそりと暮らしていたが・・・。

「クワイエット・プレイス」映画感想(ネタバレ/結末)観ていて息が詰まる緊張感

「音を立てたら、即死」というキャッチコピーが示すように、物音や声を出したら、すぐにモンスターがやってきて食われてしまうというコンセプトの作品。

「敵に見つからないために音を出さないようにする」というシーンはいろんな映画で見かけますが、本作はその部分を絶対ルールとして、全編が「いかに音を出さずにいられるか」というシーンで構成されています。

これほど緊張感がある映画もなかなかないです。映画内の登場人物に同調して観客である自分まで、物音を立てないように気を付けてしまう、それほどのめりこんで観ていました。

ホラー映画として素晴らしい出来なのはもちろん、子を想う親のドラマとしてもよくできていています。

ライト/オフ

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

離れて暮らす幼い弟から「電気を消すと、何かが来る」と打ち明けられたレベッカ。恐怖に震える弟を助けるため、彼女は「それ」の正体を突き止めようとするが…。

霊そのものが怖い映画を求めている方は、「ライト/オフ」がおすすめです。

本作は、2分40秒ほどの短編ホラーがもとになっています。

短編の内容は、女性の前に得体のしれない霊が現れるというシンプルなものですが、その表現がめちゃくちゃ怖い!Youtubeで観られるので、気になった方はぜひ→(Lights Out 2013)

短編の恐怖表現を気に入った方は、長編映画「ライト/オフ」を観るのをおすすめします。短編のシーンをそのままリメイクした感じの超怖い場面が冒頭に登場しますし、その後も「電気オフ時に霊が現れる」というホラー描写をバリエーションを変えて見せてくれます。

霊の登場シーンが怖いだけでなく、霊と仲良くする母親にもかなりぞっとさせられる本作。本気でビビるホラー映画が観たい方におすすめです!

ディープ・ブルー

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

海洋研究施設で飼育していたサメが遺伝子操作により高い知能を獲得し、施設を破壊しはじめる。施設への浸水が始まり、研究員たちはそこから脱出しようと試みるが・・・

「ディープ・ブルー」映画感想(ネタバレ)超おすすめのサメ映画

海洋研究施設でサメに襲われるモンスターパニックホラーです。

本作の特徴は、サメに襲われるモンスターパニックと崩壊する施設からの脱出劇がミックスされている点。頭のいいサメと戦いつつ、海水に浸かっていく施設からも脱出しなければいけないという二重苦なシチュエーションが無類に面白いです。

舞台となる海洋研究施設のセットの豪華さや、アニマトロニクスならではのサメの実在感など、細部までこだわって作られたのがわかる作品です。

「ジョーズに次ぐサメ映画の傑作」なんて評価がされるのも納得の1作です。

ゴーストシップ

※現在アマゾンプライムでの見放題が終了しています

船の引き上げを生業とするクルーたちが見知らぬ男から漂流船の引き上げを依頼され、その船に乗り込むがいくつもの不可解な体験をしてしまい・・・。

「ゴーストシップ」映画感想ネタバレ(8/10点)みんながトラウマになると言うのも納得なホラー映画

漂流船に乗り込んだクルーたちが心霊現象に遭遇する姿を描いた幽霊船ホラー。この映画を見たら語らずにおれないのが、冒頭のワイヤーシーン。船でパーティ中の人々が船のワイヤーに体をスパッと輪切りにされるというショッキングな場面です。一気に数十人の体が切断され、真っ二つになった死体がそこら中に転がるシーンはトラウマもの。実際、「ゴーストシップ」とGoogleで打ち込むと検索候補に「ゴーストシップ トラウマ」が表示されます。みんなそれほどこの場面には衝撃を受けたということでしょう!

ホラーでありながら登場キャラがどこまでも明るく振る舞うため恐怖感はそこまで強くありません。その点では好みが分かれると思いますが、怖いのが苦手という方にとっては気軽に見られる一作となっています。終

程よい怖さと、エンタメがうまく共存した一作です。気になった方はぜひ!

まとめ

モンスター系、超常現象系、ヒトコワ系といろんなタイプのホラー映画を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。山ほどあるプライムビデオ対象作品の中から、面白い映画を選ぶ際の参考になれば幸いです。

今後も、プライムビデオのおすすめホラー映画が出てきたらこちらの記事で紹介していくのでよろしければまた見てください。

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