「ロスト・バケーション」映画感想(ネタバレ)浅瀬にやってきたサメとの戦い

今回は2016年11月23日にリリースされた「ロスト・バケーション」を鑑賞しました。

海でサーフィンを楽しんでいた女性がサメに襲われる、モンスターパニックホラー映画。

サメが怖い!浅瀬も怖い!ハラハラする展開が多く、かなりおもしろい映画でした。

さて、本記事の前半は、あらすじ・スタッフ・キャストの紹介をします。そして、後半の「ストーリー紹介」「感想」へと続きます。

「ストーリー紹介」「感想」コーナーでは、ネタバレなし・ありで分けています。ネタバレを避けたい方はネタバレなしの部分を見ることをおすすめします。

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あらすじ

休暇を利用してビーチを訪れたナンシーに1匹の巨大鮫が襲い掛かる。大量に出血しながらも近くの岩場に泳いで逃れた彼女はさらに絶望的状況に陥ってしまい…。

スタッフ・作品情報

監督:ジャウマ・コレット=セラ

原題:The Shallows

製作年:2016年

製作国:アメリカ

上映時間:86分

キャスト

ブレイク・ライブリー
オスカル・ハエナダ
ブレット・カレン

映画サイトでの評価

海外の映画サイト「IMDB」での評価は10点中6.3点(118407件の評価)。

国内大手レビューサイト「フィルマークス」では5点中3.5点(5170件の評価)。

ストーリー紹介

※まずは重要なネタバレなしで行きます。

・メキシコに旅行に来ていたアメリカ人の主人公・ナンシーは、二日酔いの友人をホテルに残し、人気のないビーチでサーフィンを楽しんでいた。

・しばらくして、海に浮かぶクジラの死体を発見する。

・そのあとすぐ、ナンシーはサメに襲わて、足をかまれてしまう。

・サメは、クジラを狩っていて浅瀬までやってきた模様。

・ナンシーはクジラの死体の上に避難する。

・サメがクジラに食いかかってきたため、避難場所を海面に出ている岩礁に変え、かまれた足の縫合を行う。

・岩礁で救助を待っていると、酔っぱらったおじさんや、サーファーがビーチにやってくるが、ことごとくサメの餌食になってしまう。

・数分後に満潮を迎え、今いる岩礁が沈んでしまうことを知っていたナンシーは、近くにあったブイまで泳ぐことを決意。

・その前に、サメに食われたサーファーが身に着けていたアクションカムに、救助を求めるメッセージと、家族へ向けて想いを語った映像を残す。


ここから重要なネタバレあり


・アクションカムを海に放流し、岩礁からブイに向けて泳ぎ始める。サメに追いかけられながらも無事ブイに到着。

・サメがナンシーを襲うためブイに食らいつく。

・ブイを海底につなぎとめていたテトラポットから鉄筋のようなものが出ていて、ナンシーは海に潜りそこへサメをおびき寄せる。

・サメはナンシーの狙い通り、鉄筋に刺さって死亡。

・ナンシーは、そのままおぼれてしまい、意識がないまま海面を漂っていたが、アクションカムの映像を見た人に助けられる。

・それから1年後。ナンシーは妹や父とともにテキサス州のあるビーチにやってきてサーフィンを楽しむ。

ここでエンディング。

感想

※まずは重要なネタバレなしで行きます。

かなり楽しめたサメ映画でした。サメ、浅瀬の海、クラゲがとにかく怖い!後半の怒涛のアクションにも注目すべし!

とにかく痛そうでツラそうな前半~中盤パート

前半から中盤にかけては割と静かなトーンで、サメや、岩がちな浅瀬の海の恐怖が描かれています。言ってしまえば「地味」ではあるんですが、リアルに痛みが伝わってくる描写が続き、こちらまで疑似的にその痛みを味わってしまう感じ。たとえば、サメに襲われ負傷した太ももを自ら縫合する場面。人が負傷する映画をたくさん見てると「これぐらいかすり傷っしょ!」と錯覚してしまいますが、この映画では負傷した主人公がこれでもかと痛がる演技を見せるので、その錯覚も解け「実際にこれだけのケガをしたら超いてぇよな…」と当たり前のことを改めて思い知らされる。こうしたリアル目線で見ると、サンゴを踏みつけるとか、波に飲まれ海底の岩場に体をうちつけるとか、まぁ痛そうで、僕も顔をしかめてしまった。ナンシーが岩場に寝転がって休んでいる場面も、絶対に寝心地が悪いどころか、岩がごつごつしているので少し動くとそこそこ痛みを感じてそう。

そんなこんなで岩場に寝そべりかなりの時間が過ぎたころ・・・

。ナンシーはサメの気配がしないことに気づき、海に入り陸に向けて泳ぎ始めると…サメの尾びれが見える!ナンシーは慌てて岩礁に戻る。ここのシーンもそれまでの落ち着いたトーンとの落差でかなりドキッとしてしまった。そのあと、ビーチに人がやってきて救助のチャンスが訪れるも、彼らはことごとくサメに食われていくという絶望感。岩場からビーチまでの距離が絶妙で、全速力で泳げば行けそうな感じもするけど、人がサメに食われているのを見るとやっぱりしり込みしてしまう。陸地が見えているのにたどりつけないもどかしさが本作の大きなポイントになっていると思いました。


ここから重要なネタバレあり


怒涛のアクションが続く終盤パート

中盤までの静かなトーンから一転して、ラスト30分ほどは超激しいアクションが続きます。この緩急のつけ方も飽きさせない工夫として素晴らしいですね。クラゲの中を泳ぐシーンはハッとさせられる美しさ。クラゲの触手が肩に触れるところは中盤までの流れと同じで痛みがコチラにまで伝わってくる。ブイに到着してからはサメとの激しいバトル。サメの倒し方も「そんなやり方ある?!」とびっくりさせられますが、これぐらいケレン味があったほうが映画はやっぱりいいですね。

総評

超面白いサメ映画でした。とくに、ブイに到達してからのサメとの攻防は素晴らしく、僕にとって非常に満足度が高い作品となりました。

中盤まではナンシーが超痛そうではあるが、若干退屈を感じないこともない。

ということで、評価は9/10としました。

参考サイト:ゲオ宅配レンタル

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