「MAMA」映画感想(ネタバレ)超怖い幽霊が観たいならこの映画!


今回は2014年6月4日にリリースされた「MAMA」を鑑賞しました。

父親とともに失踪した姉妹が数年ぶりに発見されるが、その姉妹は得体のしれない「何か」をママと呼んで慕っていた・・・というホラー映画。

幽霊が超怖い映画を観たいならこれ!かなりオススメです。

さて、本記事の前半は、あらすじ・スタッフ・キャストの紹介をします。そして、後半の「ストーリー紹介」「感想」へと続きます。

「ストーリー紹介」「感想」コーナーでは、ネタバレなし・ありで分けています。ネタバレを避けたい方はネタバレなしの部分を見ることをおすすめします。

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あらすじ

妻を殺害したジェフリーは、森に佇む小屋でふたりの娘も殺そうとするが、そこに潜む何者かによって彼自身が消されてしまう。5年後、ジェフリーの弟は娘たちを発見するが…。

スタッフ・作品情報

監督:アンディ・ムスキエティ

原題:MAMA

製作年:2013年

製作国:カナダ/スペイン

上映時間:100分

キャスト

ジェシカ・チャステイン
ニコライ・コスター=ワルドー
ミーガン・シャルパンティエ
イザベル・ネリッセ
ダニエル・カッシュ

映画サイトでの評価

海外の映画サイト「IMDB」での評価は10点中6.2点(167676件の評価)。

国内大手レビューサイト「フィルマークス」では5点中3.3点(2142件の評価)。

ストーリー紹介

※まずは重要なネタバレなしで行きます。

・ジェフという男性が妻を殺し、娘たち(ヴィクトリア、リリー)を連れて、森の中にある小屋に入る。

・ジェフはそこで心中するため娘に銃を向けるが、その瞬間、得体のしれない霊にジェフは襲われてしまう。

・ジェフやその娘たちの失踪後、ジェフの弟・ルーカスは自分の資金を使い捜索活動を続けていた。

そして、ようやく例の小屋でヴィクトリア、リリー姉妹を発見。そこにジェフの姿はなく、姉妹はふたりで生き延びていた模様。

・姉妹は、ルーカスやその恋人のアナベルに引き取られ、一緒に暮らすことに。

・住み始めた家で、姉妹は時折現れる霊をママと呼んで慕っていた。

・そんななか、ルーカスがその霊に襲われ、階段から落下し入院することに。

・そこでしばらくはアナベルひとりで姉妹の面倒を見ることになる。


ここから重要なネタバレあり


・姉妹は、次第にアナベルに懐きはじめる。

・すると、霊はアナベルに襲い掛かり、姉妹を連れて、ある崖までやってくる。

・霊の正体は、かつて自身の赤ん坊とともにその崖から身投げをした女性・イーディス。イーディスはそのまま水面に落ちたが、赤ん坊は崖の途中にある木に引っ掛かってしまう。

・霊となったイーディスは自分の赤ん坊を探してさまよい続け、小屋にやってきた姉妹を子供代わりに育てていた。

・そして現在に戻り…。イーディスが姉妹を連れて再び同じ崖から飛び降りようとしている。

・アナベルはなんとかヴィクトリアを引き留めるが、リリーはそのままイーディスに抱かれて崖から落ちていく。

ここでエンディング。

感想

※まずは重要なネタバレなしで行きます。

上にあるジャケットに映っているのは悲しい過去を背負った幽霊・イーディス、そして、イーディスに育てられたリリー(妹)です。

幽霊系のホラーでガチで怖いヤツが観たかったらこれは結構おすすめです。ずいぶん前に一度観ていて、今回が二度目の鑑賞ですが、それでも幽霊が登場するシーンはもう鳥肌が立ちっぱなしで…。ストーリーも悪くないし。子供を求める幽霊と、そのターゲットになる少女という構成は珍しくはないかと思いますが、それでも「オチが容赦ねぇな…」という感じで、非常に悲しいストーリーに仕上がっていました。

幽霊がとにかく怖い

世の中には「オオカミに育てられた少女」がいた、なんていう嘘かほんとかわからない話がありますが、本作はそれになぞらえると「幽霊に育てられた少女たち」のお話ですね。森の中の小屋で姉妹が数年間にわたって幽霊のイーディスによって育てられていた、と。

幽霊が怖い件はあとで語るとして、まず森の中で発見された姉妹が怖い!ほぼ、森の中で過ごしたこともあってか姉妹は社会性がなく、言葉もあまりしゃべることができない。歩く時も四足歩行。妹のリリーは、ときどき何もない空中(実際にはイーディスがそこにいる)に向かってニヤリと笑う。イーディスが本格的に登場する前から不穏な雰囲気がビンビンです。

そして、姉妹が“ママ”と呼んで慕う霊・イーディスの姿がだんだん明らかになっていく。イーディスの造形、たとえば、顔つき、体つき、立ち姿など、すべてが高レベルの怖さ…。恐怖表現も、アナベルの後ろにいるとか、窓越しにたたずむとか、暗闇でカメラのフラッシュがたかれるなか近づいてくるとか、見せ方が豊富。特にイーディスの存在を間接的に示す描写が個人的には良かった。部屋のドア越しに誰かと布の引っ張り合いをして遊ぶリリーが見える。その「誰か」は、見切れていてわからないけど当然ヴィクトリアだろうと思っていたら、廊下の方からヴィクトリアが現れる。じゃあ、リリーと遊んでいるのって…?というゾッとする描写。また、ほかの映画だったら好ましく思わないジャンプスケアも、この映画だと「たくさんある恐怖描写の一つ」なのであまり気にならないどころか、とても効果的でした。


ここから重要なネタバレあり


悲しいストーリーにも注目

とにかく恐怖描写が素晴らしい映画ですが、悲しいストーリーも要注目ですね。イーディスのこの世に対する怨念というか、心残りがダイレクトに伝わるストーリーになっています。ラストは、リリーを連れて崖から落ちてしまう。姉妹はどちらも助かるかと思っていたので、かなり動揺してしまいました。

総評

ホラー映画によって怖がらせ方というのはそれぞれ違いますが、とにかく超怖い幽霊で怖がりたいならこの映画!という感じですね。もうとにかくイーディスが怖すぎる。この一点だけでも見る価値があると思います。

ということで、評価は10/10としました。

参考サイト:ゲオ宅配レンタル

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