2019年の映画ベスト&ワースト5発表!

2019年も残りわずかということで今年の締めとしてジャケ借り的映画ベスト&ワースト5を発表します!

選考対象は2019年にDVDでリリースされた映画、かつ、このブログでレビュー記事をあげた作品です。一応、マイナーなDVDスルー映画を扱うブログですが、全国で大規模公開されていた作品も含まれます。一方、このブログでレビュー記事をあげた作品でもまだDVDでリリースされていないものは含みません。ということで確実にベスト5入りしたであろうある作品は来年に持ち越しとなります・・・。

というわけでさっそくやっていきましょう!

ベスト映画

5位

THE QUAKE/ザ・クエイクレビューはこちら

5位は『THE QUAKE/ザ・クエイク』!大地震が起こったノルウェーで、ある家族がサバイバルする様子を描いたディザスター映画です。崩壊するビルから父が娘を救い出そうとするシーンは文字通り手に汗握る超絶ハラハラする名シーンで、それがいまでも強く記憶に残っているのでこの順位にしました。前作のTHE WAVE/ザ・ウェイブも同じ主人公家族が津波に襲われる作品で見ごたえがあるのでおすすめします。

4位

ゼイカム 到来レビューはこちら

4位はゼイカム 到来です!主人公が久しぶりに帰省した家がいつのまにか謎の黒い物質に覆われたことで家から出られなくなったうえ、外部と連絡を取る手段もなくなった状況でなんとか家から脱出しようと奮闘する家族の姿が描かれています。「どいつもこいつも普通そういう行動とるか?」と笑ってしまう場面の多い、一種のブラックコメディになっています。ただ、よく考えてみると、自分が彼らの立場になれば同じような行動をとってしまうかもしれないとハッと気づかされる瞬間があり、非常に居心地の悪い気持ちにさせられます。この人物の中だったら誰の言動が自分と近いだろうと考えながら見るとより一層楽しめると思います。

3位

テリファイドレビューはこちら

3位は「テリファイド」!久々に心底怖いホラー映画に出会いました。「超常的ななにか」の得体の知れなさこそが怖いというツボをよく抑えていると思いました。こういう霊的な何かはあまりそれがどういう存在かを明かさないほうが怖いということを改めて教えてくれた作品です。怖いホラー映画みてぇなと思っている方はテリファイド、おすすめです。

2位

ヘレディタリー 継承レビューはこちら

2位は「ヘレディタリー 継承」!こちらも超怖いホラー映画ですが、テリファイドとはまた違った怖さがあります。家族の怖さといえばいいでしょうか。観ていて神経がすり減るというか体に擦り傷ができるような錯覚がするというか、とにかく観た後ドッと疲れが来る強烈な一作です。

1位

ハッピー・デス・デイ 2Uレビューはこちら

1位は「ハッピー・デス・デイ 2U」!タイムループホラーだった前作「ハッピー・デス・デイ」に「パラレルワード」という要素を加えさらにパワーアップ!まぁこれが超絶面白い。面白すぎて若干引くというか「こんなに面白くていいのか…?」と意味不明な心配をするほど面白い。舞台となるパラレルワールドでは、世界設定だったりキャラ設定が1作目と少し違っており、それがサプライズとして明かされていく展開が次々と描かれていくのがめちゃくちゃ面白いんです。僕の文章力ではイマイチ伝わらないと思いますが、とにかく面白いのでぜひ見ていただきたいです。ただ、一作目ありきの作品だと思うのでそちらの方も鑑賞しておくことをお勧めします。

ワースト映画

5位

ラスト・ソルジャー 森に潜む兵士レビューはこちら

ワースト5位は「ラスト・ソルジャー 森に潜む兵士」!ワーストに選んだ作品にいくつか共通する特徴には劇中の説明や演出がわかりづらいという点があります。本作の場合もある人物の語る話がイマイチどういう意味変わらず、レビューのストーリー紹介に困った記憶が強く残っています。投げやりな落ちも乾いた笑いしか出ないダメダメな作品でした。

4位

クワイエット・フィールドレビューはこちら

4位は「クワイエット・フィールド」!「クワイエット・プレイス」が音を出してはいけないホラーだったのに対し、その便乗作である本作「クワイエット・フィールド」はヴァンパイアに襲われるからにおいを残してはいけないというコンセプトになっており実は結構期待していたのですがまぁこれがつまらない。においを残してはいけないということが鉄則のはずが悠長に屋外で長話をしていたりと、とにかくユルくて緊張感がありません。ほかにもつまらない映画は観ましたが期待していた分の落差でこの順位としました。

3位

ラスト・ドアレビューはこちら

3位は「ラスト・ドア」!こちらも期待との落差でこの順位となりました。移民排斥を訴える青年がゾンビが大量発生したことで移民キャンプに避難し、移民たちと一緒に生活をともに送るようになっていくという内容で、移民と接して主人公の心は変わるのかとか、移民たちに自分が移民排斥主義者であることがバレるのか、とかやりようによってはめちゃくちゃ面白くなりそうなんですが、この面白い設定が残念ながら生かせておらずがっかりしました。単なるゾンビ映画としてみても退屈なのでほぼいいとこなしな映画になっていました。

2位

ホームカミングマーダーレビューはこちら

2位は「ホームカミングマーダー」!これは「ラスト・ソルジャー 森に潜む兵士」と内容が一部わかりづらく記事を書くときにイライラしてしまったので2位としました。とくに、キャラの描き方がへたくそでこのキャラは誰なんだ?というのがわかりづらくストーリー紹介が書きづらいことこの上なし…。ほかの部分が面白ければここまでイライラしませんが、いいところは一つもない超駄作です。

1位

バイドーン 真夜中の来訪者レビューはこちら

記念すべきワースト1位に輝いたのは「バイドーン 真夜中の来訪者」!オチがひどくてもそれまでが良ければ割と満足してしまうタイプですが、本作の場合オチでそれまでの展開をなしにしてしまうのでこれはダメだろと怒りがわいてきた作品です。オチに至るまでが結構グッと来ていただけに余計拒否反応が強く出てしまいました。どんなヒドイ映画を観ても金・時間を返せ!とか怒りを感じることがほぼありませんが、この作品は別でした。ほかのワースト2位から5位は結構順位を迷ったりしましたが本作は観た時点で一位にしようと決めていました。

まとめ

ということで、以上が2019年のベスト&ワースト5でした。ベスト5もワースト5も基本的に何らかの形で自分の記憶に残っていた作品たちを選びました。ただ単に面白い、または、つまらないだけの映画はここで記事にしてまで語りたいと思わないだけだったりします。ここに挙げた作品たちはそれだけ価値があったということで・・・。これ、去年も書いた気がしますね。

それではよいお年を!来年も「ジャケ借りくん」をよろしくお願いいたします!

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