「THE QUAKE/ザ・クエイク」映画感想(ネタバレ)今度は大地震が発生!

THE QUAKE/ザ・クエイク(字幕版)
THE QUAKE/ザ・クエイク(字幕版)

「THE QUAKE/ザ・クエイク」は2018年のノルウェー製ディザスター映画。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ヨン・アンドレアス・アンデルセン

キャスト
クリストッフェル・ヨーネル
アーネ・ダール・トルプ
エディット・ハーゲンルッド=サンデ
カトリーヌ・トールボリ・ヨハンセン
ヨナス・ホッフ・オフテブロ
スティーグ・アンダム
原題:skjelvet

製作年:2018年

製作国:ノルウェー

上映時間:108分

感想

ハリウッドのディザスター映画と比べると小規模ながら十分楽しめる映画でした。

ノルウェーのガイランゲルを襲った巨大津波災害から3年―。地質学者のクリスチャン(クリストファー・ヨーネル)家族は、首都オスロへと生活拠点を移していた。しかし、津波を予測し、多くの人々を救いながら、それ以上に救えなかった人々への自責の念に駆られ苦しむクリスチャンは、家族とは離れてガイランゲルに独り残り地質研究に没頭しており、家族とはぎくしゃくした関係に陥っていた。ある日、知人の研究者が不慮のトンネル崩落事故で亡くなってしまう。お悔みに彼の自宅を訪れたクリスチャンは、部屋に残された研究データから新たなる地殻変動の予兆を察知する―。

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください。前作「THE WAVE ザ・ウェイブ」のネタバレも含んでいます。

災害描写が超怖い傑作ディザスター映画

「THE WAVE ザ・ウェイブ」の続編です。引き続き主人公は地質学者のクリスチャン・エイキョード。前作は津波が街に押し寄せるという内容で、その津波描写がめちゃくちゃ怖くて満足度高目な作品でした。まぁ、前作は観なくても話は分かるので問題ないと思います(シンプルな話なので)。が、前作も結構面白いのでよかったらみてみてください。

一方、本作は巨大地震によって街中がめちゃくちゃに破壊されていく様が描かれています。このシリーズの特徴として、発端となる災害がド派手に描かれる一方、後半は場所や登場キャラが絞られスケール感が小さくなっていくということが挙げられます。その点、もっと大規模な作品を求めている方には物足りないと感じるかもしれません。まぁ規模だけでいうとハリウッド製の金のかかったディザスター映画と比べてしまうと分が悪いですが、建物が崩壊してく場面などのCGのクオリティ自体は負けていません。金をかける場所がよくわかっているという感じですね。

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本シリーズでは災害へ備えることの重要性を描こうとしていると感じました。一作目では岩山の崩落を観測をするスタッフたちが全くクリスチャンの警告を聞こうともしません。災害にかかわる仕事をする人間がこの油断ぶりなので一般市民となると災害のことなんか考えたこともないというレベルでしょう。まぁ、いつか来ると言われる災害が何十年も起こっていないのだから常に意識を高く持つというのも難しい話でしょう…。そこでこういう映画が作られる意味があるというものです。本シリーズで描かれる災害描写はそれだけインパクトのある怖いものになっていました。災害の怖さを見せてやろうという製作者の熱意が伝わってきます。本作では街中の建物が崩壊、あろうことか主人公家族のいるホテルに隣のビルが倒れ掛かってくる悪夢のような光景が描かれています。ホテルはえぐり取られように破壊され主人公家族たちのいるフロアも次第に傾いていきます。ここの描写がおっかなくて最高です。傾斜のついた床をすべっていく主人公の娘(ユリア)の後を追うように大きい花壇やグランドピアノが襲い掛かってくる場面は目をそむけたくなるほどハラハラして観ていました。そして極めつけはユリアが急角度に傾いたそのフロアの窓ガラスに落下…。ぴしぴしと窓ガラスが徐々に壊れていき、父親のクリスチャンともう一人の女性がなんとかユリアを助けようと奮闘する場面は観ている間、自分が同じ状況にいる錯覚に陥り超怖かったです。描き方が技術的にウマイのはもちろんですが、きちんと前もって登場キャラを丁寧に描き感情移入させてくれていたことが大きいかなと思います。災害が起こる前の家族の日常描写が長いシリーズであり、「全然災害おこんねぇな…」と感じなくもなかったわけですがこういう大見せ場できちんと効いてくるんだなとしみじみと感じました。

総評

傾いたビル内での超絶怖い一連のシーンは必見です!前作もなかなか良かったのでお勧めです。というわけで評価は10/10としました。

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ストーリー紹介

地質学者のクリスチャン・エイキョードはガイランゲルでの岩山崩落とそれに伴う津波発生を予測し、家族やその他大勢の人命を救いました。

そして、それから1年後…。クリスチャンはオスロ近郊で起きたトンネル崩落事故をきっかけに、近いうちに大地震が起こると予測し、家族を救うために動き出します。娘(ユリア)を連れホテルで働いている妻(イドゥン)の元へと向かいます。妻を高層階で見つけふたりがエレベーターで降りている最中に地震が発生。エレベーターは停止し、そこから何とか脱出を試みます。

一方、車で待ちきれなくなったユリアは父の後を追い高層階に着いたところで地震に遭遇。隣のビルが倒れ掛かってきたことでホテルの崩壊が始まりユリアのいる階の床も傾きはじめます。

クリスチャンとイドゥンはエレベーターのカゴから抜け出し、最寄りのドアを目指しますがイドゥンが途中で力尽き落下し死亡…。クリスチャンはなんとか助かり、ユリアの救出に向かい無事再開。しかし、建物の崩壊が進み、ユリアは傾く床を滑り落ちほぼ垂直になった窓ガラスにぶつかり何とか助かります。しかし、ガラスが徐々に割れはじめます。クリスチャンは命を張りユリアが落下する前に救出しました。

参考サイト:映画.com/Amazon

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