「バイドーン 真夜中の来訪者」映画感想(ネタバレ)異星人が地球に襲来するSFスリラー映画

「バイドーン 真夜中の来訪者」は2018年のアメリカ製スリラー映画。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督
セバスチャン・ベイジル
マイケル・ガルバン

キャスト
ジェイソン・コーフマン
タラ・ウェストウッド
デイナ・メラニー
ダニエル・コルヴィン
オリビア・マクマホン

原題:BY DAWN

製作年:2018年

製作国:アメリカ

上映時間:82分

感想

ある展開がすべてを台無しにしている映画です。

世界各地の上空に謎の黒雲が出現。まもなくそれは異星人の宇宙船ということが判明する。そんな中、黒雲の近くで家族と暮らす元米海兵隊のケネスは、イラクでの壮絶な体験から後遺症に苦しまされていたが、家族を守るために銃を手にする。

途中までの展開は良いけど…

※【重要なネタバレなしの感想】とその後【重要なネタバレを含む感想】が続きます。

ある部分がすべてを台無しにした映画です。それまでの展開はなかなか良かっただけに余計ガッカリ度が高いです。良かった点というのは主人公であるケネスとその娘の関係についてです。人類を滅亡させるかもしれない異星人がやってこようとする中、元海兵隊でPTSDに悩まされているケネスは娘が海兵隊に入隊したいという申し出を断固拒否。この後すぐ自分たちが死ぬかもしれないという状況で、娘の未来を真剣に考えるケネスの姿がやるせなくグッとくる場面でした。PTSDに苦しむケネスと険悪な関係になりながらもケネスをサポートするその妻の関係もなかなか見ごたえがありました。


重要なネタバレあり


このように主人公家族が繰り広げるドラマについては結構いいのですが、オチがそれまでの話を完全に台無しにしています。ラストでケネスは精神疾患のある人物で、これまでの展開は彼が観ていた妄想だということが明かされます。家族ドラマが良かった分それをなしにするオチは正直がっかりしてしまいました。黒い雲が現れケネスの妄想は本当だった、というラストカットも蛇足で撮ってつけた感がハンパない。この描写って、ケネスが周りの人間に黒い雲が現れるという話をしていて、それを聞いた人は真に受けていないというシーンがあってこそカタルシスや驚きが生まれるものだと思うのですがそういう場面は一切出てきません。

総評

ラストの展開がすべてを台無しにした映画。家族ドラマは良かっただけにがっかり度合いは高め。というわけで評価は4/10としました。

ストーリー紹介

元海兵隊のケネスはイラクで拷問されたことでPTSDになってしまいました。

アメリカに帰国したケネスは、現在、妻や子供たちと暮らしていますがときおり拷問された時の記憶がフラッシュバックし日常生活に支障をきたしていました。

そんなある日、世界各地の上空に謎の黒い雲が現れます。それは、世間では人類を滅ぼす何かがやってくる前兆であると言われていました。ケネス一家の住む家の近くにもその雲が現れ、そこから異星人が現れ家にやってきます。

ケネスはいざとなったら子供たちを殺すよう妻に伝え、銃を構え異星人を待ち受けます。異星人が家の中にやってきたところで妻は子供たちを銃で撃ち殺し自殺しようとします。

するとそこで場面は病院の一室に変わります。実はこれまでの話はケネスの妄想だったのです。ケネスには妻や子供はいません。病院スタッフたちがケネスについて話をしていたところ、上空に黒い雲が現れました。

参考サイト:ゲオ宅配レンタル


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