映画「ゴジラvsコング」のあらすじ(ネタバレ結末あり)

今回は、映画「ゴジラvsコング」を紹介します。

作品の基本情報

ストーリーの簡単なまとめ

詳細なあらすじ

作品設定の解説

という順番でご紹介します。

ジャケガリ君
ジャケガリ君

結末のネタバレがあるのでご注意ください。

作品情報

古代からのライバル、ゴジラとコングの戦いを描いたアクション映画。

ゴジラとコングを主体とした一連の作品群、モンスターヴァースの4作目です。

コングの巨大化によって彼の住む巨大なドームが手狭になってしまう。モナークはコングの新たな居住空間を求め地下空洞へ彼を連れていくことになるが、コングの存在を察知したゴジラが戦いを挑んできて・・・という物語が描かれます。

2021年製作/114分/G/アメリカ
原題:Godzilla vs. Kong

ストーリー概要

・髑髏島を模したドームに住むコングは、巨大化によって暮らしづらくなる
・モナークはあるハイテク企業の技術協力を受けながらコングを地下空洞へ移住させる
・ゴジラはそのハイテク企業が秘密裏に作っていたメカゴジラを破壊しようと香港に上陸
・ゴジラの祖先の背びれで創られた斧を見つけたコングは斧に生命エネルギーを蓄えさせる
・それに気づいたゴジラが放射熱線で地表からコングのいる地下空洞まで穴をあける
・コングとゴジラは香港の街で戦うがそこにメカゴジラが現れたため協力して倒す

あらすじ

ある企業を襲うゴジラ

ゴジラとギドラの戦いから5年後。

モナークは、髑髏島の環境を模した巨大なドームを作り、コングをその中に収容していた。長年コングの研究を続けるアイリーン・アンドリュース博士は、コングが巨大化を続けているためにいずれドームに収まりきらなくなることを懸念していた。

一方、陰謀論系の配信者バーニー・ヘイズはハイテク企業エイペックス・サイバネティクスで働きながら、この会社が秘密裏に進める企みを突きとめようとしていた。そして、ある日、ゴジラがエイペックスの本社を襲い、バーニーはそこで巨大な機械のパーツを発見する。

エイペックスのCEOウォルター・シモンズと芹沢猪四郎の息子である芹沢蓮は、元モナーク職員で地球空洞説の研究者ネイサン・リンドのもとを訪れる。そして、ゴジラを倒す兵器に必要な生命エネルギーを手に入れるため、地下空洞の探索に協力してほしいと依頼する。

ネイサンは地下空洞が故郷であるコングに案内役になってもらうことを思いつき、元同僚のアンドリュースに協力を要請。コングをモナークの地下空間に通じる南極に連れていくことになる。

ゴジラとコングの戦い

大型船でコングを輸送中にゴジラが現れ、コングに襲い掛かる。コングは大きなダメージを負い動けなくなってしまう。そこで船の動力をすべて停止させる作戦を実行すると、ゴジラは勝負がついたと勘違いしてその場から去っていった。

一方、マディソン・ラッセルはジョシュ・バレンタインと共にバーニーの元を訪れ、3人はゴジラが暴れた理由を探るためにエイペックスの本社に忍び込む。しかし、誤って輸送ポッドに入り、香港へと連れていかれる。

モナークは南極にある地下空洞への入口でコングを解放する。髑髏島の先住民族の少女ジアがコングに「家族が地下にいるかもしれない」と伝えると、コングは勢いよく走り出した。

地下空洞にたどり着いたコングは、ある場所に急いで向かい始め、モナークがそれを追いかける。

香港にあるエイペックスの研究施設にたどり着いたバーニー、マディソン、ジョシュの3人はゴジラを模した兵器(メカゴジラ)を発見する。

芹沢蓮が脳波で操るメカゴジラはまだ未完成で、タイタンと戦っている最中に活動が停止してしまう。完璧な動作させるには地下空洞で得られる生命エネルギーが必要だった。シモンズCEOはメカゴジラが完成した暁には、再び人類が生物界の頂点に立つと意気込んだ。

コングは、地下空洞にある神殿でゴジラの祖先の背びれで創られた斧を発見。斧は青く光り生命エネルギーを吸収し始めた。

メカゴジラを倒すため香港にやってきたゴジラはコングが持つ斧に反応し、地面に向けて放射熱線を放つ。放射熱線はコングがいる地下空洞まで穴を空ける。

ゴジラとコングは協力してメカゴジラと戦う

コングは斧を持って穴を通りゴジラのいる香港に向かう。ネイサン達のモナークチームもその後に続いた。

地表にたどり着いたコングはゴジラと戦い始める。しかし、ゴジラの力に圧倒され、瀕死の状態に追い込まれる。

一方、バーニーたちは警備員に見つかり、シモンズCEOのもとに連れていかれる。シモンズCEOはバーニーたちの前で地下空洞の生命エネルギーをメカゴジラに注入する。するとメカゴジラは勝手に暴走し始め、香港の街を破壊し始めた。

ジアが手話でコングに「ゴジラは敵じゃない」と伝えるとコングはメカゴジラに攻撃を始める。コングとゴジラは協力してメカゴジラを倒した。

ゴジラはコングのことを認めたかのように叫び声をあげて、海に消えていく。

その後、モナークは地下空洞にコングの監視ステーションを作り、コングは地下空洞で暮らし始めた。

解説

ここからは本作の重要な設定について解説していきます。

ジアとはどんな少女?

劇中にコングと手話で会話ができる少女ジアが登場します。彼女は、髑髏島の先住民イーウィス族の唯一の生き残りで、耳が不自由なため手話を使っています。

コングの設定

本作においてコングは、いまだに成長途中であり、今後さらに巨大化する予定になっています。ジアとは手話で会話することができ、「故郷」を表す手話を使う場面が登場します。コングの故郷は地下空洞にあり、コング族の作ったと思われる神殿にたどり着くシーンがあります。そこでコングはゴジラの背びれで創られた斧を発見します。この斧はかつてコングの同族が、劇中に登場するゴジラと同族の背びれから作り上げたものです。