「ゾンビ津波」映画感想ネタバレ(6/10点)津波シーンはものすごいけど

今回は「ゾンビ津波」を鑑賞しました。

津波に乗って海からやってきたゾンビとの戦いを描いたゾンビホラー映画。

津波シーンのインパクトはすごいのですが、その他は普通のゾンビ映画という感じでした。

個人的な評価は6/10点です。

作品情報

監督:アンソニー・C・フェランテ
出演:アイアン・ジーリング、エリック・チカシ・リンズビクラー、シェルトン・ジョリヴェット
原題: ZOMBIE TIDAL WAVE
製作年:2019年
製作国:アメリカ
リリース:2021-06-04
上映時間:86分
映画サイトでの評価:「IMDB」4.0/10点、「フィルマークス」3.0/5点。

ストーリー紹介

ストーリーの流れを知りたい方はこちらをクリックしてください。(ネタバレを含みます)
無数のゾンビを乗せた津波がある港町に襲い掛かる。

町は打ち上げられたゾンビであふれかえり、ゾンビが人を襲うことで感染が拡大していく。

ハンターは友人のレイやアコニ巡査、その他の知り合いとともにゾンビと戦う。

ゾンビに噛まれたアコニ巡査は、ゾンビに関するある真実をハンターたちに暴露する。レヴォクという製薬会社が人間を狂暴化させる薬を開発しており、その臨床試験の場としてこの港町を提供。アコニ巡査はその見返りとして多額の金を受け取っていた。

電流がゾンビの弱点だと知ったハンターたちは、砂浜にいたゾンビを潮だまりにおびき寄せ、感電させていっきに倒す。

また、レイは海から陸に向かって泳いでくるゾンビをしかけた爆弾で自分ごと爆破し始末する。

こうして、その港町でのゾンビパンデミックが収束する。

感想

・津波シーンの一点勝負

津波に乗ってやってきたゾンビと戦うゾンビホラー映画。

ゾンビの混じった津波が港町を襲うという掴みは面白いけど、そのあとの失速が目立つ作品でもあり…。

ゾンビ津波シーンは気合が入っていて、ド迫力だし、ゾンビが波に乗っている絵面もフレッシュで、かなりのインパクトがあって驚けます。

ただ、ゾンビ津波がやってくるのはここともう一か所だけであとは津波に乗ってやってきたゾンビが町を徘徊して人々を襲っていくというごく普通のゾンビ映画になっています。津波の描写にも気になるところがあって、ゾンビを陸まで送り届けたとたんに波が消滅しているように見える。津波ってそういうもんか?とか疑問点が浮かんできますが、もし津波を正確に描いたらゾンビパンデミックどころの騒ぎではなくなるからだろうと勝手に納得しました。

津波要素以外は、ロケーションが港町という新鮮さはありましたが、本当に普通のゾンビ映画。並みかそれより少し下のゾンビ映画という感じで見ていられなくもないです。粉砕機にゾンビを次々と放り込んでいくところや、電流を帯びたナイフで一気にゾンビを倒すところ、あるいは、主人公のナイフを使ったアクションなどみどころもありました。ただ、主人公のキャラの薄さや、その他のキャラの死の雑で淡白な描き方とか、非常に気になるところもあります。

まとめ

ゾンビ津波シーンというアイデア一発の、少しつまらないゾンビホラー映画という感じ。

僕はゾンビ津波シーンをみてもう満足した感じもありますが、時間があまりない方はもっと面白いゾンビ映画を見るのがおすすめですね。

というわけで評価は6/10点としました。

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