「スペースウォーカー」映画感想(ネタバレ/結末)確かな演出が光る傑作!

どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「スペースウォーカー」。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

感想

ストーリー
冷戦下の1960年、ソ連では人類初の宇宙遊泳を実現するプロジェクトが進められていた。アレクセイはパベルとともにその宇宙飛行士として選ばれる。宇宙船の打ち上げ、宇宙遊泳と順調にミッションは進んでいくが、その後予期せぬトラブルが次々と起き…というお話。

ハラハラ感のあるサスペンス的展開
主人公が船外へ出て宇宙遊泳をしていると宇宙服が膨張し、体の関節を曲げることができなくなったことで船内へ戻れなくなってしまう、というシーンから始まり、その後、船内でもトラブルが次々と起こる一連の場面は緊張感があり、ハラハラがとまりません。宇宙空間で人間が活動することがいかに難しいかということが実感できました。

細やかな演出が素晴らしい
全編で細やかな演出がされていて丁寧に作られている作品だなと感じました。主人公が宇宙に一歩足を踏み出す場面の主観ショットから見る地球、宇宙船から1度手を放すが怖くなり再び宇宙船をつかむ「タメ」、地上からテレビ映像などを通じ夫を見守る妻の抑えた演技、あとエアロックに頭から入ることの危険性を説明しているシーンが後半で活きてきたり、挙げればきりがありませんが、とにかく丁寧にしっかりと演出が積み重ねられているおかげで全編通してものすごい緊張感が漂っています。

かっこいいシーンも多い
序盤の戦闘機がエンジントラブルで墜落しそうになるも主人公のスキルで無事着陸するというシーン、後半の地球への再突入で手動で角度を調整するシーンなど渋めのカッコいいシーンが多くたまりません!

総評
かなり楽しめた作品です!2時間越えの作品ではありますが、そんなことは一切感じないほどどっぷりはまってい観ていました。国の大義対個人の話でもあり、主人公アレクセイたちのなんとしてでも生きて帰るという強い意志はもちろん、設計主任セルゲイの彼らのことを第一に考えたうえでの言動などウルっと来るところも結構あります。おススメの作品です!

評価は10/10としました。
同じくロシアの宇宙開発映画のレビューはこちら
「サリュート7」映画感想(ネタバレ/結末)宇宙開発モノの良作!

あらすじ

冷戦下の1960年、ソ連はアメリカとどちらが世界初の宇宙遊泳を実現させることができるか競ってあっていた。

宇宙遊泳ミッションには軍人のアレクセイとパベルが選ばれる。しかし、パベルはパラシュートでの降下訓練中、足に重傷を負ってしまう。遊泳ミッションへの参加は絶望的かと思われたパベルだったが、友人でもあったアレクセイに励まされリハビリを行った結果、再びミッションへの参加が認められた。

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安全性を確かめるための無人機による飛行テストが行われたが、謎の故障により失敗に終わってしまう。現場責任者のセルゲイは国から有人飛行を早く実現するよう迫られるが、人命が第一だとそれを拒否した。その話を聞いたアレクセイとパベルはどうしても宇宙に行きたいとセルゲイに熱弁する。セルゲイはその熱意に押され、有人飛行を実行に移した。

1965年、アレクセイとパベルを乗せたボスホート2号は無事打ち上げに成功。アレクセイは宇宙船の外へ出て、人類初の宇宙遊泳を実現させた。しかし、アレクセイの宇宙服内の気圧が上がり、体の関節を曲げることができなくなったことで船内に戻ることがで着なくなるというトラブルが発生。機転を利かせなんとか船内へ戻ることができたが、そのあとも船内の酸素濃度が高くなるなど様々なトラブルがふたりを襲う。彼らはそのたびに力を合わせ危機を乗り越えて、地球への再突入をする時間を迎える。しかし、地球へ帰還するための自動制御が効かず、突入ルートから大幅にずれてしまう。他の国に着陸して技術が流出することを恐れた管制室側の要請で手動制御での着陸をすることになった。

ボスホート2号が着陸したのは、サハリンの雪深い森の中だった。軍は飛行機を飛ばし、信号を受信しようとするがなかなか彼らを見つけることができない。アレクセイたちはモールス信号で通信を試みつつ、たき火で暖をとっていた。やがて、アレクセイは国がふたりの宇宙飛行士は亡くなったという内容の音声放送を聞く。そのころ、天候はさらに悪化しパベルは意識がもうろうとし始めていた。着陸から9時間後、管制室に無線愛好家からモールス信号を受信したとの連絡が入る。

アレクセイたちは、救助にやってきたヘリコプターに無事救助された。そして、打ち上げから3日後、アレクセイは家族との再会を果たした。

作品情報

スペースウォーカー
監督:ドミトリー・キセレフ
キャスト:
エフゲニー・ミローノフ
コンスタンチン・ハベンスキー
ブラディミール・イリイン
アレクサンドラ・ウルスヤク
イェレーナ・パノーバ
原題:Vremya pervykh
製作年:2017年
製作国:ロシア
上映時間:136分
参考サイト:映画.com


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