「アップグレード(UPGRADE)」映画感想(ネタバレ/結末)アクションが超カッコいい

どうもジャケ借りくんです!
今回レビュするのは「Upgrade(アップグレード)」!
2018年にアメリカで公開されたSFアクション映画です(記事更新時では日本未公開)
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:リー・ワネル
キャスト:ローガン・マーシャル=グリーン、メラニー・バレイヨ
原題:Upgrade
製作年:2018年
製作国:オーストラリア
上映時間:100分
参考サイト:IMDB

あらすじ

とある近未来の話。
「グレイ」は妻の「アシャ」を、vessel computersのオーナーである「イーロン」と対面させるため彼の研究所を訪れた。イーロンはグレイたちとあいさつを交わした後、彼が開発したStemという人間の体に埋め込み機能を拡張する極小のコンピュータチップをみせてくれた。

その帰り道、グレイとアシャの乗った自動運転車が突然進路を変え、事故を起こしてしまう。そこへ複数の男たちがやってきてグレイとアシャを車から引きずり出した。そして、そのうちの一人がアシャを射殺。グレイも銃のようなもので背中を撃たれるが一命はとりとめた。

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3か月後。
脊髄を損傷し、首から下がマヒし動かせなくなったグレイは母やロボットの力を借りながら車いす生活を送っていた。ある日、グレイと母はコルテス刑事のもとを訪れ、事件の捜査状況を聞いていた。上空のドローンから犯行時の映像が撮影されていたものの、犯人の特定には至っていなかった。

イーロンがグレイのもとにやってきて、ふたたび歩けるようにStemを体に埋め込む手術をしないかと提案する。グレイはその提案を受けることにした。

無事手術が終わり、グレイは元通り体を自由に動かせるようになった。グレイが自宅で事件当時のドローン映像を確認していると脳内に突然見知らぬ声が聞こえてくる。それは体に埋め込んだStemの声だった。動揺するグレイにお構いなしでStemは、ドローンの映像に映る犯人のうちのひとりのタトゥーを解析し、その人物を特定した。犯人の情報を得たグレイは警察に通報しようとするが、Stemは解析したタトゥーは証拠にはならないとそれを制止した。Stemは自分の手で犯人を捕まえるべきだとグレイに助言した。

グレイは犯人のうちのひとり「サーク」が外出したのを確認し、家に侵入した。家の中を捜索し「Old Dog」というエリアに犯人の手がかりがありそうなことを突き止める。しばらくしてサークが帰宅し、グレイはもみ合いになってしまう。Stemの提案により体のコントロールをStemに任せることで超人的な力を発揮し、グレイの意思に反してナイフでサークを殺してしまった。

イーロンはStemを通じてグレイの行動をすべて把握していて、彼の勝手なふるまいをとがめた。一方グレイはStemが言葉を話すことを聞いていなかったと言い返した。

”シーク殺人事件”を捜査中だったコルテス刑事はドローンの映像からシークが殺害されたあたりの時刻にグレイが殺害現場付近にいたのを発見。グレイに話を聞くため彼の自宅を訪れた。グレイは車いすに座った状態でコルテス刑事を出迎え、彼女の質問に何も知らないと嘘をつきとおした。

グレイは車いすに乗ったまま「Old Dog」にあるバーに入り、そこにいる客たちに妻が殺害された件について知っている人間はいないかと呼びかけた。「トラン」という男が名乗り出て、彼に別の部屋へ連れていかれた。グレイはトランに妻殺害の現場にいたのか尋ねると彼はそれを認めた。それを聞いたグレイはトランを痛めつけ、ほかの犯人のことを聞き出す。トランは「フィスク」という男に雇われ、妻殺害に加担したと白状した。

イーロンが遠隔操作でStemを停止させようと試みていて徐々に体を動かせなくなっていくなか、Stemを再起動できるハッカー「ジェイミー」のマンションの部屋を訪れた。ジェイミーがStemを再起動させようとしていると、フィスクとその仲間が部屋に向かってくるのが監視カメラに写る。それを見たジェイミーは作業の途中で逃げ出してしまう。グレイは、Stemに話しかけるが応答がなく体が動かせない。フィスクたちが部屋に到着し、グレイのもとに近づいてくる。グレイがふたたび呼びかけるとStemが起動し、銃撃を受けながらも逃げきることに成功した。

グレイの自宅にコルテス刑事がやってくる。事件のあったバーにグレイの車いすがおいてあった件について聞かれたが嘘をつきとおした。コルテス刑事が帰った後グレイはStemに促され、フィスクのもとへ向かった。グレイの車を尾行するコルテス刑事に気づき、Stemが別の自動運転車と接触事故を起こさせ、コルテス刑事の車は停止。

グレイはフィスクの居場所にたどり着き、彼に銃を突きつけた。フィスクはアシャ殺害はおまけで真の目的はグレイであったと告げる。そしてフィスクもまた誰かに雇われていたと言う。激しい戦闘の末グレイはフィスクを殺す。フィスクの電話を調べるとそこにはイーロンからの電話音声があった。

フィスクたちを雇って妻を殺害したのはイーロンだと考えたグレイは、すぐさま彼のもとへと向かい詰め寄る。そこにはコルテス刑事がいて後ろから銃を突き付けられたがグレイはすきをついて反撃する。Stemがグレイの体を制御し、コルテス刑事の首を絞め殺そうとする。グレイはそれに抵抗し、自分の手にナイフを突き立てた。それでもStemはコルテス刑事を攻撃し続ける。グレイはコルテス刑事にテーザー銃を使うように頼んだ。コルテス刑事がテーザー銃を撃つとグレイの体はマヒしその場に倒れこむ。イーロンはグレイに秘密にしていたことをすべてを話した。実はイーロンのこれまでの行動はStemの指示によるものだった。Stemは人間になりたがっていて、そのためグレイが選ばれた。グレイたちの乗った車に事故を起こさせ、フィスクたちにアシャ殺害とグレイの体をマヒさせることを仕組んだのもStemであった。ここで、Stemの声が聞こえてくる。完全に進化するためには人間の体が必要であったとStemは言う。Stemはグレイの体をコントロールし、イーロンにナイフを刺し殺してしまう。そして銃をコルテス刑事に向ける。グレイはなんとか抵抗し、Stemを破壊するため自分の首に銃を当てる。

グレイはベッドの上で目を覚ました。そこに死んだはずのアシャがやってくる。アシャはふたりが乗った車が事故にあったっとグレイに伝えた。

しかしこれはStemがグレイにみせている偽の世界だった。
Stemはグレイの体と頭脳を完全に乗っ取ってしまったのだった。Stemはコルテス刑事を銃で撃ち殺しその場を後にした。

おわり

感想

アクションがとにかくカッコよくかなり楽しめた作品です!
点数は9/10としました!

大切な人を殺され”私刑”をもくろむ主人公とそれを知った刑事が主人公をとめようとするという話は結構見かけるもので目新しさはありませんが、機械やAIを移植した人間同士のアクションが超カッコよくかなり面白い作品です。パンチの時に無駄な動きを一切しないサイボーグならでは(?)の格闘や腕に仕込んだ銃を使う敵から逃走するシーンはかなり見ごたえありでした。
主人公グレイと人工知能Stemとのバディ物っぽい側面もあり、「融通の利かない人工知能」とのぎくしゃくした会話など笑えるところも結構あって楽しませてくれます。
ツイストの効いたオチも恐ろしくて良かったですね。一応あのラストはグレイにとっては幸せなものととることができますが…。自我を持ったAIモノとしてエクスマキナという映画を思い出しました。
低予算映画ということでVFXでバリバリの未来世界を描くというよりは実在する未来っぽいデザインの建物を使ったり工夫しているように見えます。そのおかげで地続きなものとして想像しやすくたぶん未来はこうだろうという感じがあって逆にしっくりきましたね。完全自動運転の車もあれば人間が運転する車もあるあたりもリアルな感じがします。
不満をあげておくともうワンシーンぐらいアクションシーンが見たかった!ということです。あと、グレイとコルテス刑事のカーチェイスシーンは平凡でつまらなかったです…。

まとめ

・アクション最高
・笑える掛け合いもあり
・オチが怖くてイイ
・低予算ながら工夫してしょぼく見えない
・アクションシーンがもう少し欲しかった

かなり面白い作品に出会いました!日本で公開されるかはわかりませんが、結構おススメです!

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