「アンフレンデッド:ダークウェブ」映画感想(ネタバレ)全編がPC画面上で展開する賑やかなホラー

「アンフレンデッド:ダークウェブ」は2019年3月1日に日本で劇場公開されるホラー映画で、「アンフレンデッド」の続編。感想ではできるだけネタバレを避けていますが、ストーリー紹介ではがっつりネタバレしているのでご注意ください。

作品情報

監督:スティーブン・サスコ
キャスト
コリン・ウッデル
ベティ・ガブリエル
レベッカ・リッテンハウス
アンドリュー・リース
コナー・デル・リオ
原題:Unfriended: Dark Web
製作年:2018年
製作国:アメリカ
配給:ミッドシップ
上映時間:93分
参考サイト映画.com

あらすじ

手に入れた中古のパソコンでソーシャルメディアにアクセスしたマタイアスは、そこに表示された以前の所有者と思われる「Norah」というアカウント名を、自分のアカウントに書き換えて使い始める。すると、PC内に、監禁された女性を映した動画など、おぞましいファイルの数々が保存されている隠しフォルダ発見。その時、見知らぬアカウントから「俺のPCを返せ。さもないとお前たちは死ぬ」というメッセージが届き……。(映画.comより引用)

感想

全編がPC画面上で展開するホラー映画

前作から引き続き全編がPC画面上のSNS等によって展開されるホラー映画です。Facebook,Skype,youtubeなどおなじみのサービスが同時に表示されて画面上のあちこちでやり取りが行われる非常に忙しい作品です。この作風は独自性がありほかの映画ではなかなか得られない“お祭り感”が最高です。

緩すぎる描写

「ダークウェブ」というタイトルをみてネットの激ヤバな暗部が見れるんでしょ?と浅い知識で期待していましたが、そこまでヤバいシーンがなくがっかりしていました。エグめなシーンも見せてくれそうで見せてくれません。盗んだPCに入っていたスナッフビデオを友人たちと見るシーンでも「これ以上は耐えられない!」的なことを言って途中でビデオを停止してしまい具体的なエグい描写は見せてくれません。まぁ実際にきちんと描写してしまったら正視しがたいものになってしまうための配慮だとは思いますが、ホラー映画なんだからそういったショッキングなシーンがもう少しあってもいいのではと思いました。

前作のほうが好き

本作で主人公を恐怖に陥れるのはダークウェブ上のユーザーです。それが前作の場合自殺したイジめられっ子の幽霊でした。超常的な恐怖を描いた前作に対し、本作は生身の人間の恐ろしさがテーマになっています。前作は幽霊がネット上であれこれと悪さをしていくという展開が面白く好きな作品です。仲間内でSkypeを使って他愛ない話をしていたところに幽霊が参加してくるシーンや友達同士で相手には言えない秘密を暴露させられるシーンが特に好きです。本作の場合は普通の人間がネットや、ときには物理的な暴力で主人公を追い詰めていきます。が、正直これだとほかのスリラー映画とあまり違いがありません。最近よく見る感じの話だなという印象で、前作の霊がネット上で暴れまわるという独特な設定よりも見劣りしてしまいます。

総評

全編がPC画面上で展開するという内容はなかなか他の作品では見られないので一見の価値ありです。ただ、前作に比べると物足りない点が多くあります。「全編がPC画面上で展開する」という点に惹かれた方は前作からみるのをオススメします。というわけで評価は7/10としました。

ストーリー紹介

登場人物

マタイアス:アプリを開発するためPCを盗んだ男性。友人のデイモン、エイジェイ、レックス、セレナ、ナリとネット通話をする。アマヤの恋人。
アマヤ:マタイアスの恋人の女性。耳が聞こえない。
デイモン:ロンドンに住む男性。
エイジェイ:youtuberの男性。
レックス:アジア系の女性
セレナ:ナリの恋人の女性。母親が癌のため入院している。
ナリ:セレナの恋人の女性。

マティアスがノートパソコンを盗む

マタイアスはネットカフェの遺失物取扱所でノートパソコンを盗みました。FacebookのIDをみると本来の持ち主はNorah C.IV.という人物であることがわかりました。マタイアスはそのパソコンを使って言葉を手話に変換できるアプリを作り耳の聞こえない恋人、アマヤとビデオ通話を始めます。そのアプリをアマヤに披露しますが、彼女は手話を覚えようとしないマタイアスに怒っている様子です。と、そこでブラウザの不調で突然通話が終了してしまいます。再びアマヤにコールしますが応答がありませんでした。

友人たちとビデオ通話を始めるマティアス

マタイアスは盗んだPC を使い、友人のデイモン、エイジェイ、レックス、セレナ、ナリとビデオ通話で話をはじめました。通話中もマタイアスはPCをいじり、見知らぬ人たちが映った謎の映像を大量に発見します。

エリカという人物からメッセージが届く

エリカという人物からNorah C. IV.にメッセージが何件も届きます。それが実はPCの持ち主であるNorah C. IV.であることが判明。Norah C. IV.はエリカのアカウントを使って自分のPCを取り返そうとメッセージを送ってきたのでした。マタイアスは自分がPCを盗んだことを認め元の場所に返しに行こうとします。

別の人物からメッセージが入る

マタイアスがPCを返しに行こうとしたそのときCharon68という人物から何かの支払いについてのメッセージが入ってきます。その人物はFacebookでは話ができないからと、The Riverというメッセージサービスにマタイアスを誘導しました。マタイアスは友人にPC画面を共有しThe Riverを見せました。それを見たエイジェイはそれがダークウェブであると気づきました。The Riverには世界中のユーザーがアクセスしており、それぞれCharonという名前に数字が割り振られたユーザー名を持っていました。さらにNorah Cが逆から読むとCharonであることをデイモンが発見しました。

酷い内容のビデオを発見

マタイアスは友人たちに盗んだPCの中で見つけた映像をみせます。その多くは女性たちがひどい目に遭うおぞましい映像でした。中にはNorah C.IV.がエリカという人物をさらう映像もありました。

アマヤと通話するマタイアス

マタイアスはアマヤに電話をかけました。しかし応対したのはアマヤのルームメイトでした。そこへ突然、Norah C.IV.が入ってきてルームメイトを襲います。そして、アマヤにも危害を加えるとマタイアスを脅し、アマヤをマタイアスのいる場所へ向かわせるよういいます。マタイアスは脅されていることは伏せアマヤに頼み自分のところへ来てくれるよう頼みました。アマヤは家を出てマタイアスのもとへ向かいました。

暗号通貨を移すマタイアス

マタイアスはNorah C.IV.の持つ暗号通貨を別の口座へ移します。そしてPCと暗号通貨を返してもらいたかったらアマヤに危害を加えず、さらったエリカも返せとNorah C.IV.に伝えます。

暗号通貨を奪ったことがサークルに伝わってしまう

マタイアスが暗号通貨を別の場所に移したことがNorah C.IV.のサークルのメンバーに伝わってしまいます。すると、マタイアスたちと通話を中断していたレックスが建物の屋上から飛び降りる映像が送られてきます。そして、偽の通報で警察をエイジェイ宅に呼び撃ち殺させてしまいます。その後も、ナリ、セリナと殺されていきます。

マタイアスはアマヤのもとへ向かう

マタイアスは自室から出て自転車でアマヤのもとへ向かいます。

すべてはCharonの企みだった

PCを盗ませるところからすべてはサークルがマタイアスと友人たちに自分たちの罪を追わせるためにやっていたことだとデイモンは気づきます。やがてデイモンは自宅にやってきたCharonによって首を縄でくくられドアに吊り下げられて窒息死してしまいます。そしてCharonはデイモンが書いたように見せた遺書と友人たちが殺人を犯したことをほのめかす告白文を残します。

アマヤが襲われる

マタイアスはスマホを通じてアマヤがCharonに襲われてしまう場面を目撃します。そして、なぜこんなことをするのかとサークルに問いました。サークルのメンバーは彼らにとって単なるエンターテイメントであると明かします。

マタイアスが車に轢かれる

サークルのメンバーは投票によってマタイアスをどうするか決めることに。投票の結果、マタイアスを殺すことになりました。マタイアスは道路にいたところCharonの運転する車に轢かれてしまいます。

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