「インスタ・オブ・ザ・デッド」映画感想(ネタバレ)インスタ関係ない系ゾンビホラー

インスタ・オブ・ザ・デッド(字幕版)
インスタ・オブ・ザ・デッド(字幕版)

「インスタ・オブ・ザ・デッド」は2018年のアメリカ製ゾンビホラー映画。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:リチャード・マックイーン

キャスト
ジェームス・マリンジャー
ジェシー・ラポイント
コートニー・アルセノー
カイル・ウィルズ
アーサー・ハッサン
シェルドン・ガーランド
リア・ウォーレン
ショーナ・スチュワート
デビッド・クック
フィリップ・サベージ
スコット・ボッセ

原題:Undead to me

製作年:2018年

製作国:アメリカ

上映時間:80分

感想

インスタやパリピなど全く関係ない低クオリティ映画です。

ジャンキーたちに爆走ゾンビが襲い掛かるアクションホラー。社会復帰をサポートする施設に収容された薬物依存症患者たち。しかし、彼らは無断で持ち込んだ薬物やアルコールに興じ、自由な生活を送っていた。そこへ素早い動きのゾンビたちが集まり…。

※重要なネタバレなしでいきます

ジャケ借りスタイルでやっている当ブログですが、今回は騙された感が強い…。ジャケットを見た印象だとインスタ中毒キャラが危険を冒してまでゾンビと自撮りするようなおバカコメディホラー映画かと思っていました。しかし、実際は超低予算の普通にダメな感じのゾンビホラーで、インスタやパリピはほぼ関係ありません。いや、字幕を見るとやたらと「インスタ」という単語が出てくるのですが、その部分の原語を聞いてみると別に「インスタ」とか言ってねぇ…。字幕で無理やりイーサンという登場人物をインスタのことばっかり考えてるキャラに仕立てているようです。ジャケットのアートワーク自体は元の制作会社によるものらしく、「ゾンビと一緒に自撮りしている人物」のアートワークを見た日本のリリース会社がインスタという情報を乗っけたという感じでしょうか。

常に胃痛の変なキャラがいたり基本コメディテイストで進んでいきますが、やたらと放り込まれるギャグもことごとく滑っています。というか「これはギャグのつもりなのか?」という要領を得ない描写もあり、困惑してしまいます。

ゾンビのメイクは結構頑張って作りこんであります。猛ダッシュするガタイのいいゾンビもおり、暴力的な怖さがありイイ感じです。良いところは正直これぐらいでしょうか…。

総評

全体的にゆるい作りでギャグも滑り面白いと思えるところはほぼありません。インスタも関係ないし…。

というわけで評価は4/10としました。

ストーリー紹介

薬物中毒者たちが共同生活を送るとあるリハビリ施設…。

イーサンは酒とドラッグにおぼれ、別れたはずの元恋人リズから逃げるためこの施設に入所しますが、そのリズも後を追い同じ施設にやってきます。

リハビリプログラムなどに取り組んでいたイーサンでしたがやがてゾンビが施設の周りに現れます。施設入所者が次々とゾンビに襲われていくなか、イーサンはゾンビを施設にけしかけた張本人の男がいる建物に偶然入ります。

その男は、薬物中毒者ばかりに医療費が回され、本当に医療を必要とする人々にお金が回らないことをよく思っておらず、こうしてゾンビをリハビリ施設に送り込んでいたのでした。

イーサンはその男の頭に鉄パイプを突き刺し殺します。それを見たリズはより一層イーサンに惚れますが、イーサンがゾンビになった仲間に冷たい一言を言ったことでリズはイーサンに失望しその場を去っていきました。

こうしてイーサンはしつこくつきまとうリズから解放されたのでした。

おわり

参考サイト:ゲオ宅配レンタル


コメント