「トゥルース・オア・デア〜殺人ゲーム〜」映画感想（ネタバレ/結末）実在するパーティゲームを題材にした良作！

どうもジャケ借りくんです！
今回レビューするのは「トゥルース・オア・デア〜殺人ゲーム〜」。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

感想
あらすじ
作品情報

感想

ストーリー
大学生のオリヴィアは友人たちと旅行に行った際に出会ったカーターとTruth or Dareゲームを始める。しかし、それは呪われたゲームで…というお話。

実在するTruth or Dareゲームとは
本作に登場するTruth or Dareゲームはパーティで盛り上がりたいときにやるゲームとのことで、指名された人はTruth（真実）もしくはDare（挑戦）を選び、Truthの場合は質問に正直に答える、Dareの場合は振られたお題をやる、というもの。僕はこの映画で初めて知りましたが、このゲームを題材にしたイギリス映画「トゥルースorデア　密室デスゲーム」というものもあり、結構有名なゲームのようですね。日本でいうと王様ゲームとかあの辺の感じでしょうか。

悪魔にとりつかれた人たちの顔は怖くて良い
Truth or Dareゲームの参加者に真実か挑戦かを選ばせるとき、周りの人の顔が突然変わり質問してくるというシーンが何度も登場しますが、その時の顔が口が横に異常に広がって目元も変にニヤついた感じで不気味でよかったです。悪魔が直接姿を見せるシーンはありませんが、ホラー的演出としてなかなかゾクッとしました。

友人関係が崩れていく様子が面白い？！
Truth or Dareゲームによって主人公オリヴィアと大親友のマーキーの関係が悪化していく、というのが一つのおもしろポイントになっていてます。マーキーはルーカスと付き合っているものの浮気をしており、一方オリヴィアはルーカスのことが好きでという三角関係で、Truth or Dareゲームの特性を生かして関係をこじらせていくストーリーがなかなか楽しいです。

総評
結構楽しめた作品です！Truth or Dareという実在するゲームを使ってなかなかスリリングな作品に仕上げてあります。オチもいまどき感があっていいと思います。上映時間もそこまで長くないのでサクッと見れますし、おススメできる作品です！

評価は8/10としました。

あらすじ

大学生のオリヴィアは親友のマーキーに誘われ、仲のいい友人グループとメキシコ旅行に出かけることに。オリヴィアは現地で知り合ったカーターという青年と仲良くなる。その後、カーターは「面白い場所がある」といい、オリヴィアたちを廃墟になった教会へ連れていく。そして、カーターの提案で「Truth or Dare（真実か挑戦か）」ゲームを始める。ゲームのルールは、名指しされた人間が「真実」か「挑戦」かを選び、「真実」の場合質問に正直に答える、「挑戦」の場合言われたお題をやる、というもの。しばらく盛り上がっていた彼らだったが、カーターの番になり、彼は「真実」を選択、オリヴィアを誘った理由は？と聞かれ、友達と一緒にきてくれそうなオリヴィアを狙い、自分の命を守りたくてこのゲームをやっていると話した。そして、その場から足早に去っていこうとする。カーターはオリヴィアに呼び止められ、彼女に「これは本物のゲームだ。ルールに従わなければ死ぬ」と忠告し、どこかへと行ってしまう。

オリヴィアたちの春休みが終わり大学生活がスタートしていた。ある日、オリヴィアは大学の図書館にいたところその場にいた人たちに突然取り囲まれ、“真実か挑戦か？”と何度も聞かれる。怖くなったオリヴィアは「真実」と答え、「親友の隠し事は？」との質問に「マーキーは浮気している」と答えた。そこでふと我に返ると、オリヴィアを取り囲んでいる人たちはおらず、ひとりごとを大声で言っているオリヴィアを周りの人たちが驚いた顔でみているだけだった。その場にはマーキーとその恋人のルーカスもおり、マーキーは自分の秘密をばらしたオリヴィアに怒ってどこかへといってしまう。

オリヴィアは自分の体験した不可解な出来事についてゲームに参加した友人たちに話すがまったく信じてもらえない。しかし、その後友人たちもオリヴィアと同じ状況に遭遇するようになっていく。そしてルールを守らなかった者が次々と死んでいった。

オリヴィアたちはインターネットで、ゲームに参加し同じ状況にある人物（ジゼル）を突き止め会いに行くことに。ジゼルが言うには彼女たちは数人でメキシコの教会に行きTruth or Dareゲームを始めたが、その呪いのゲームは家に帰ってからも続いていたという。ジゼルは一緒に来ていたサムという人物が教会を壊したから呪われたのではないかという。ジゼルは突然銃を取り出しオリヴィアに向ける。彼女はオリヴィアを殺すという挑戦の最中で、彼女を銃で殺そうとするが失敗し銃で自分を撃って死亡してしまう。

彼らはジゼルのした話を頼りにその教会について調べていた。すると過去にその教会で大殺戮があったことが判明。唯一の生存者であるイネスという人物に会いに行った。イネスによるとその教会では多くの少女たちが生活していた。そんななか、ある少女が悪魔を呼び出し、憑依され神父を殺してしまう。悪魔はさらに少女たちを殺していった。イネスが助かったのはツボを使った儀式を行い、悪魔を封印したからだった。しかし、長い年月を経てサムがツボを割ってしまったために再び悪魔の封印は解かれてしまった。何にでも憑依するその悪魔はTruth or Dareゲームに憑りついたのだった。呪いのゲームを終わらせるためには悪魔を解き放った本人であるサムに儀式を行わせる必要があった。

オリヴィアはサムという人物がカーターの別名であることを突き止める。オリヴィアたちはカーターを連れ、教会へと向かった。カーターが儀式を行っている最中、悪魔はルーカスに「挑戦」をさせカーターを殺させてしまう。その後、カーターも自分の首を切り死亡する。打つ手のなくなったオリヴィアとマーキーはTruth or Dareの参加者を増やすべく、動画を撮りインターネット上にアップロードする。その動画を観た人たちは呪いのゲームに参加させられてしまった。