「テルマ」映画感想(ネタバレ)いい映画ではあるが…

テルマ(字幕版)
テルマ(字幕版)

「テルマ」は2017年のノルウェー・フランス・デンマーク・スウェーデン合作映画。監督は「母の残像」のヨアキム・トリアー。主演のテルマを演じるのは「THE WAVE ザ・ウェイブ」のエイリ・ハーボー。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ヨアキム・トリアー

キャスト
エイリ・ハーボー
カヤ・ウィルキンス
ヘンリク・ラファエルソン
エレン・ドリト・ピーターセン

原題:Thelma

製作年:2017年

製作国:ノルウェー・フランス・デンマーク・スウェーデン合作

配給:ギャガ・プラス

上映時間:116分

参考サイト映画.com

あらすじ

ノルウェーの田舎町で、信仰心が強く抑圧的な両親の下で育ったテルマには、なぜか幼い頃の記憶がなかった。そんな彼女がオスロの大学に通うため一人暮らしを始め、同級生の女性アンニャと初めての恋に落ちる。欲望や罪の意識に悩みながらも、奔放なアンニャに惹かれていくテルマ。しかし、やがてテルマは突然の発作に襲われるようになり、周囲で不可解な出来事が続発。そしてある日、アンニャがこつ然と姿を消してしまい……。(映画.com

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感想

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください

面白いといえば面白いが

一度見たときは好きな場面はあるけど正直乗れない映画だという感想でしたが、この記事を書くにあたって、2度目を飛ばし飛ばしで観た後だとあれ?意外と面白かった…?と少し評価が上がりました。

大学生のテルマは同級生アンニャと仲良くなり行動を共にするうちにアンニャのことを好きになる。そんなテルマはある日から謎の発作に見舞われるように…。それからというもの身の回りで不可解な出来事が頻発するようになっていく。そしてある日、アンニャが突然行方不明になってしまう。彼女が失踪した理由とはいったい…?!というお話。

一応ホラーということで鑑賞しましたが、ホラー要素はそこまでないですね。ジャンルでいうとスリラーのほうが違いかもしれません。スローテンポのせいで、特に前半は退屈な部分も多いです。ただ、何かが起こりそうな不穏感あふれる演出はみごたえありです。現実と虚構が入り混じったような独特な描写が多用されておりこれもまた結構好きです。一方、本作のアーティスティックな作風はどうも苦手です。上等な映画であることは確かだが、肌に合わない映画といいえばいいのか…。このブログで感想記事を書いた中でいうと「ブルーマインド」枠というか…。

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一場面、好きなところを挙げると、主人公の念力によってその父親の体から炎があがり、湖に飛び込むことでいったん火が消えるものの、水面から出ると再び燃えだすという絶望的でショッキングなシーンが良かったですね。

「感想」の冒頭で書きましたが2度目みてみるとテルマの悲惨な境遇に悲しくなり一度目よりも心を動かされたので、1度目でピンとこなかった方も時間を空けて観てみるともしかしたら評価が上がったりするかもしれません。

まぁとにかくどっぷりとハマってしまうタイプの映画ではありませんでした。ただ、好きな人はとことん好きになる映画かもしれませんね。

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総評

どっぷりはまることはできなかった映画です。90分ぐらいにまとめてくれるともっと見やすかったかもと思いますが…。というわけで評価は6/10としました。

ストーリー紹介

登場人物

テルマ:大学生になり、田舎の実家を離れ一人暮らしを始めた女性。

アンニャ:テルマが大学で知り合い友達になった女性。

トロン:テルマの父

テルマ

テルマは両親と暮らす実家を離れ、通学のため都会へと引っ越してきた大学生です。彼女には幼少期の記憶がなぜかありません。そんな彼女がある日、大学の図書室で勉強をしていたところ、突然けいれんをおこしその場に倒れこんでしまいます。

ある女性と仲良くなる

後日、テルマが倒れた際にその場に居合わせたアンニャという女性がテルマを心配し話しかけてきました。それ以降ふたりはよく遊ぶ関係になっていきます。やがて、テルマはアンニャを好きになっていきます。

精密検査を受ける

その後もテルマの謎の発作は続き、それがてんかんではないかと考えたテルマは症状をはっきりさせるべく病院で精密検査を受けることに。ベッドに寝かされ発作を誘発させるため不快感を覚える質問を医者からいくつもされます。都会に引っ越してきて特別な人はできた?と聞かれたテルマ。彼女がその時思い浮かべていたのは当然アンニャのことです。敬虔なキリスト教徒であるテルマはアンニャを愛したことに対し罪の意識を感じていました。時を同じくして、自宅にいたアンニャは見えない力によってひっぱられるようにしてその場から姿を消してしまいました。

実家へと戻る

検査を終え、テルマはてんかんではなく心因性発作であると診断が下されました。日常生活へと復帰したテルマでしたが、アンニャが行方不明になっていることを知ります。アンニャの失踪に自分が関わっていることに勘付いたテルマは精神的に追い詰められ両親の住む実家へと帰ることに。

テルマの過去

自宅へ着いたテルマは両親から彼女の過去について話を聞かされました。テルマがまだ幼いころに弟が生まれます。両親は弟につきっきりで、邪魔に感じたテルマは頭の中で弟に消えてほしいと念じました。すると、弟は別の場所に瞬間的に移動していたのです。それ以降もそういったことが何度もあり、最終的にテルマは弟を殺してしまいました。テルマには念じたことを叶えてしまう、いわゆる超能力が備わっていたのです。アンニャが消えたのはテルマが消えてほしいと望んだからだとテルマの父はいいました。

父の死を願う

医師でもある父がテルマに薬を飲むよう指示し、テルマはそれに従う日々です。テルマは薬漬けにし超能力を封じ込めようとする父に対し反発を感じ始めていました。ある日、テルマが薬を飲みベッドで眠りについたところで、湖でボートに乗っていた父の体がとつぜん発火し大炎上。湖に落ちると火はいったん消えるものの、水面から出ると再び燃え始めます。やがて、父は水中に沈んでいってしまいました。テルマが睡眠中、無意識的に父の死を願った結果の出来事でした。目を覚ましたテルマは自分のしたことに気づき、湖に潜りますが父を助けることはできませんでした。

アンニャと再会

テルマは自宅に戻り足の不自由な母を歩けるようにし、現在の下宿先へと戻っていきました。そして、大学の広場に行きアンニャと再会できるよう望みました。すると本当にアンニャが後ろから姿を現しました。ふたりはキスをした後、手をつなぎ歩き始めます。(おわり)

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