「ダーケストウォーター」映画感想(ネタバレ/結末)陰気な雰囲気がなかなか良いけど…

どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「ダーケストウォーター」!
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ブライアン・オマリー
キャストシャルロッテ・ベガ、ビル・ミルナー、ユージン・サイモン、ディードル・オケイン、モー・ダンフォード
原題:The Lodgers
製作年:2017年
製作国:アイルランド
上映時間:94分
参考サイト:映画.com

感想

ものすごく地味でホラー描写も少なめなので退屈な作品でした…。点数は6/10です…。
とある屋敷にレイチェルとエドワードという双子が暮らしており、彼らは一族に代々伝わる3つの掟に縛られて生活していた。その掟を破ると地下に潜む不穏な存在が現れ恐ろしい目に合わされてしまう…。レイチェルはこの屋敷から逃げ出したいと考えており村に住むショーンという男性を頼るが…というお話。

ホラーシーンは終盤まではあまり出てこないので結構退屈です。序盤から終盤まではレイチェルとショーンの恋愛模様や、掟を破ろうとするレイチェルをエドワードがとがめているシーンなどかなり地味なシーンが続きます。不穏な存在が姿を表すシーンも合間にはさまれますが、あまり怖くはありません。終盤の不穏な存在が這ってくるシーンや水の中で不穏な存在がレイチェルを取り囲むシーンはゾッとする怖さがあり楽しめました。物悲しいストーリーは悪くないので、もっとゾッとするシーンを増やしてくれたら楽しめる映画になったと思います。

あらすじ

双子のレイチェルとエドワードは古い屋敷で暮らしていた。この屋敷には代々伝わる3つの掟があった。「0時になる前に眠りにつかなければならない」「よそ者を家に入れてはならない」「姉弟は離れてはならない」これらの掟を守らなければ屋敷の地下に潜む禍々しいものがふたりに襲いかかる。

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レイチェルは村で買い物をしたあとの帰りにショーンという男性と出会う。家まで送るという彼の申し出を断りレイチェルはひとりで帰宅した。ショーンに冷たい態度をとったレイチェルだったが、実際は彼に好意を抱いており、その夜、彼との会話を何度も思い返していた…。

別の日。レイチェルはショーンが屋敷の敷地にいるところを発見した。彼女はショーンに屋敷から逃げるのを手伝ってほしいと伝えた…。

レイチェルたちが抱える負債の件で弁護士が屋敷にやってきた。エドワードは掟を破り、弁護士を招き入れた。そして、弁護士の腹をナイフで刺し殺してしまった。

レイチェルは帰宅しエドワードに「明日家を出る」と伝え、荷造りを始めた。彼女が朝起きると禍々しいものによって屋敷が水浸しにされていた。ショーンに助けを求めようと彼の家を訪れたが、彼の母に追い返されてしまう。森の中で、レイチェルはエドワードの家族であるケイに自分の家系の秘密を話した。レイチェルとエドワードの両親は双子で、その両親も双子である。レイチェルたちの一族は外部との接触を断ち、双子同士で子供を作ってきたという歴史があった。

レイチェルは屋敷に帰りエドワードに、ショーンと寝たと嘘をついた。エドワードは激高し、レイチェルを壁に突き飛ばす。気を失ったレイチェルをベッドに寝かせていると、ショーンが屋敷にやってくる。エドワードはショーンを屋敷に招き入れる。そして、隙を見てショーンに殴り掛かり、もみ合いとなる。二人が倒れた拍子にエドワードの持っていたナイフが彼の腹に突き刺さる。エドワードはそのナイフを抜き、ショーンの手の甲に突き立てる。ナイフは手を貫通したうえ床に深く突き刺さり、ショーンは身動きが取れない。0時になり地下から禍々しいものが現れる。目を覚ましたレイチェルはショーンのもとへ駆け寄り、彼の手に刺さったナイフを抜き屋敷から出ようとする。レイチェルは水のたまった地下へと落ちてしまい、ショーンは助けに向かう。しかし、ショーンは禍々しいものにどこかへ連れ去られてしまう。レイチェルのもとへも禍々しいものがやってきたが、何とか逃げ切ることができた。レイチェルがエドワードの元へと戻ると、彼は瀕死の状態にあった。レイチェルは彼に最後の別れを告げて屋敷を後にした。

おわり

まとめ

地味で暗めの作品であまり楽しめませんでした。ゴシックホラーとしての見た目はそれなりに作り込まれて雰囲気の良さはありますし、何箇所かゾッとするシーンもあったので全く駄目な作品ではありませんがあまりオススメはできません…。

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