今回は「リトル・シングス」を鑑賞しました。
連続殺人事件の犯人を追っていた保安官代理と担当刑事は電気屋の従業員に目をつけるが・・・というサスペンス映画。
自分の好きなタイプの映画ではありませんでした。
個人的な評価は6/10点です。
作品情報
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:デンゼル・ワシントン、ラミ・マレック、ジャレッド・レト
原題:The Little Things
製作年:2021年
製作国:アメリカ
リリース:2021-07-07
上映時間:128分
映画サイトでの評価:「IMDB」6.3/10点、「フィルマークス」3.2/5点。
ストーリー紹介
感想
保安官代理のデュークは連続殺人事件を担当していた刑事ジミーから、捜査協力を依頼される。ふたりは、電気屋の従業員スパーマが犯人だろうと目星をつけ彼を追っていたが・・・。
・この手の映画が向いていないかも
面白かったようなそうでもなかったような…。
どちらかというとそうでもない寄りですかね…?デュークやジミーが犯人に命を狙われるようなサスペンス的シチュエーションもなく、淡々と犯人の捜査を続きます…。
そもそも捜査をするデュークたちに感情移入がしづらいのもちょっと…。彼らの捜査を必死に続ける動機が「被害者の無念を晴らしたい」とか一般人である僕にも共感できるものであればもう少し感情移入の余地があったと思いますが。デュークの動機はまた別にあってそれが本作の重要ポイントでもあるので、彼に感情移入しようとする僕がお門違いという話かもしれませんね。一方、ジミーに関しては被害者のことを想って捜査をしているという描写がありますが、それもちょろっとだけです。せめてジミーには感情移入できるようになっていればよかったかなと思います。
犯人が殺される場面が直接描かれない点もちょっと物足りなさを感じました。殺人鬼を追う刑事の話って殺人事件が起こった後に捜査をするわけだから、被害者が殺される場面がないのも当然でこれまたそんな僕がお門違いということに。
何が言いたいかというと、この手の刑事モノの映画に自分が向いてないということですね。残念ながら。
オチに関しては結構良かったと思います。どんよりと暗い気分になりますし、デュークの過去とジミーの現在がリンクする快感みたいなものもありました。
あと犯人(かもしれない人物)のキャラもイイですね!どこか危ない雰囲気を放っているし、犯罪マニアで、取り調べでウキウキしている様子も見ていて面白いです。まさにこの「犯罪マニア」という設定が本当に犯人かどうかわからないというストーリー上超重要な役割を果たしてもいます。
まとめ
自分には合わなかったが、他の方の評価が気になるサスペンス映画という感じです。
他の方が見たら面白いと感じるんだろうなと勝手に想像していますがどうなんでしょうか?
この映画のツボがよくわからないので、おすすめはしづらいですが、興味があるかたはどうぞ!
というわけで評価は6/10点としました。
コメント