「ベイビー・キャッチャー」映画感想(ネタバレ/結末)やつれていく主人公が怖い

どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「ベイビーキャッチャー」!
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ブランドン・クリステンセン
キャスト:クリスティ・バーク、ジェス・モス、マイケル・アイアンサイド、シーラ・マッカーシー、レベッカ・オルソン
原題:Still/Born
製作年:2017年
製作国:カナダ
上映時間:87分
参考サイト:映画.com

あらすじ

双子を身ごもっていたメアリーだったが出産時にひとりが死産となってしまう。

メアリーは夫のジャックとともに新しい家に引っ越し、夫婦と子供ひとりの生活が始まった。メアリーは慣れない育児に追われる毎日で、だんだん疲労を感じるようになる。

ある日、赤ちゃん用音声モニターに赤ちゃんの泣き声に混ざって別の声が聞こえてくる。急いで部屋に駆けつけるが赤ちゃん以外誰もいない。それ以降、赤ちゃんの寝室で何者かの気配を感じるなどの不可解な出来事が頻繁に続くようになってしまい、メアリーは精神的に追い詰められていく。

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ある日、メアリーの様子がおかしいと感じたジャックは家中に監視カメラを設置する。そして、メアリーと赤ちゃんを残し仕事で出張に行ってしまう。

メアリーはインターネットで赤ちゃんを悪魔に奪われたジェーンという女性がいるという記事を発見し、その女性のもとを訪れた。ジェーンが録音したテープには彼女が魔女と会話する様子がおさめられていた。そして、ジェーンはメアリーに対し自分の子供、あるいは他人の子供のどちらかを魔女に渡さなければならないと告げた。メアリーは自宅に帰り、魔女に関する資料を調べる。そして、音声モニターを使い、魔女と会話を試みてその音声を録音した。

出張から帰ってきたジャックだったが、彼はメアリーがおかしくなってしまったと思うだけであった。

ある日、メアリーがバスタブで赤ちゃんを洗っていると階下からジャックの声が聞こえてくる。風呂場からでてジャックの呼びかけに答えると、突然風呂場のドアが閉まりいくら押してもびくともしない。バスタブには水を溜めるために蛇口から水が流しっぱなしになっている。赤ちゃんがおぼれてしまうと考えたメアリーはオノを使いドアを壊し、内側のカギを開けようとした。すると、バスタブ近くの鏡に魔女が写りこむ。驚いたメアリーは後ろ向きに倒れてしまう。風呂場から魔女が顔を出しこちらに近づいてくる。そして、メアリーは吹き飛ばされるように階段近くの柵から下へ落ちてしまった。

メアリーが目を覚ますとそこは病院のベッドだった。ジャックはメアリーに君が赤ちゃんを殺すところだったと伝え、監視カメラの映像を見せた。そこにはメアリーが赤ちゃんをバスタブに入れ、自らドアを閉めそのドアをオノで壊す姿があった。その後メアリーは階段から自分で落ちていく。メアリーは魔女が映像を入れ替えたと主張するが、ジャックは信じなかった。

メアリーは病院に入院することになった。夜、ネットで家の様子を監視カメラを通じて確認していた。そこにはジャックと隣人のレイチェルの不倫現場、そして魔女が赤ちゃんを連れ去っていく姿が写っていた。メアリーは病院を抜け出し、家へと戻る。ベッドに赤ちゃんはおらず、ジャック達の姿もない。隣家のハロウィンパーティにいたレイチェルに赤ちゃんを魔女に渡したのはあなただと詰め寄るメアリー。レイチェルは彼女の自宅へメアリーを連れていき、なだめようとする。包丁を持って襲い掛かろうとするメアリーだったが何とか思いとどまり、レイチェルは助けを呼びに外へ出る。レイチェルの赤ちゃんの泣き声を聞いたメアリーはその赤ちゃんを自宅へと連れ帰る。家に誰も入れないようにし、赤ちゃんを魔女へ捧げるため包丁を振りおろそうとしていた。そこへレイチェルやパーティーの参加者たちがやってきて窓の外から止めるよう説得する。レイチェルはそれに応じないメアリーをみて、ジャックと電話をつなぎ、メアリーと話をさせた。ジャックとメアリーの母親の説得が効き、メアリーが思いとどまろうとしたとき電話から魔女の声が聞こえてくる。メアリーは再び包丁を振りかぶる。そのとき、レイチェルの夫が窓の外からメアリーを銃で撃つ。銃弾はメアリーの胸に命中し、そのまま倒れこんだ。ジャックが家に戻ってきてメアリーのもとへ駆け寄るが、メアリーは死亡してしまった。

しばらく経ち…ジャックが家の荷物を整理しているとメアリーが魔女との会話を録音したテープを発見する。メアリーがなぜアダムを連れていこうとするかと聞くと、もうひとりの赤ちゃんがおいしかったからと魔女が答えた。ジャックの後ろで人感センサーの照明がひとりでについた。ジャックは2階へ上がり、赤ちゃんのベッドを恐る恐る確認した・・・。

おわり

感想

全体的に丁寧に作られた作品で結構面白かったです!点数は8/10点です!

人物描写でいうと主人公メアリーが精神的に追い詰められていく様子や、仕事を優先する夫との関係がぎくしゃくしていく様子が細かい演出を重ねてじっくりと描かれていて、観ているこちらの息が詰まる感じでした。前のシーンに次のシーンの効果音(野菜を包丁で切る音など)をかぶせて不安な感じをあおる演出もよかったです。想像以上にきちんと作られてなんだかお得感がありました。

魔女が直接姿をあらわす恐怖シーンもありますが、なによりも主人公がだんだんおかしくなっていくのを怖がる映画だと感じました。主人公が魔女をみてビビる場面では主人公が目を見開いたビビり顔とうなり声のほうが怖い(笑)
終盤に近づくにつれ、ガチでやつれた感じでやばくなってくるので本当に怖かったです。

主人公の繊細そうな感じに対し、同じく赤ちゃんのいる隣人レイチェルの揺らがなさそうなどっしりした感じの対比も効いていましたね。主人公の夫役の演技もよく、特にメアリーが赤ちゃんを風呂に放置した場面のあとの病院でメアリーを責めるシーンはかなりの名演ではないでしょうか。

魔女登場シーンはそこそこの量で、幽霊とかバンバン登場するほうが好みであれば少し物足りないかもしれません。しかも廊下での魔女登場シーンではカメラのアングルのせいでそこまでの怖さは感じませんでした。

まとめ

・丁寧に作られていて感情移入ができた
・主人公の変貌ぶりを怖がる映画
・役者はみんなうまく主人公の熱演は特に必見
・魔女登場シーンはそこまで多くない

結構楽しめた作品です!超常現象というより主人公がだんだんおかしくなっていく姿を見せる映画で、そういうの映画が好きであればおススメです!

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