「ソリス」映画感想(ネタバレ)制御不能な宇宙船が太陽に向かっていく

ソリス(字幕版)
ソリス(字幕版)

「ソリス」は2018年のイギリス製SF映画。監督は短編映画を多く手掛けてきたカール・ストラシー。主演のトロイを演じたのはTVドラマ「ウォーキング・デッド」「ウエスト・ワールド」のスティーブン・オッグ。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:カール・ストラシー

キャスト
スティーブン・オッグ
アリス・ロウ

原題:Solis

製作年:2018年

製作国:イギリス

配給:ハーク

上映時間:92分

感想

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください

見どころもある作品だけど物足りないと感じる部分も…という感想です。

緊急避難船カペラ2号の船内で、トロイ・W・ホロウェイが目覚めると他の乗組員は全員死亡、自分一人だけが生き残っていることに気付く。更に、乗っている宇宙船は制御不能で漂流しており、太陽へ向かって進んでいることが発覚。診断システムは故障し、救援隊の到着を待てども中々助けが来ない窮地に陥った状態で、たった一人恐怖の中で生きて帰るためにあらゆる手を尽くす。急速な酸素減少と迫るタイム・リミット…。絶体絶命の状況下で、果たして男は無事地球へ生還することができるのか――!?

太陽衝突系SF

ほぼ、宇宙船内で展開されるかなり小規模な作品です。だいたいのシーンが主人公(トロイ)の搭乗するカペラ2号の船内を映したものです。ただ、船外のシーンもちゃんとありそういった部分はオッと思ういい画が撮れていました。たとえば、カペラ2号と共に爆発した小惑星の破片がものすごい勢いで宇宙空間を進む場面。あとは、太陽を近くで映した場面。どちらも迫力があり、テンションが上がります。制御不能になった宇宙船が太陽に向かっていく、というわかりやすいストーリーのおかげであれこれ考えずに観ることができるのもいい点かと思います。宇宙船の損傷が激しく、船内でトラブルが発生するという展開が何度も繰り返されるのでずっとハラハラしっぱなしで緊張感が途切れません。ただ、このトラブルシーンが逆に多すぎるのではないかと観ているうちに思うようになったのも事実。個人的にはトロイが家族に対し何もしてやれなかった後悔を語る、という部分の分量をもっと増やしてほしかったところ。例えば、ロバーツとずっと通信がつながっているのだから彼女に身の上話をする形で家族への後悔を語るシーンを入れるというのは簡単だと思いますが…。ラストのトロイの決意の表情はグッと来て、感情をつかまれました。「終わりよければ…」ではありませんが、このオチのおかげでいい映画だったという印象が残りました。

総評

全体的に超地味な映画で物足りなさを感じる部分もありますが、オッと思うスペクタクルシーンもあり、そこそこ楽しめました。というわけで評価は7/10としました。

ストーリー紹介

登場人物

トロイ・W・ホロウェイ:小惑星での資源採掘をするのが仕事の男性。仕事中の大事故で緊急避難船カペラ2号に乗り脱出するが、制御が不能になってしまう。

ロバーツ:ハトル18号のパイロットの女性。トロイの事故を受け救助に向かうことに。

スポンサーリンク

小惑星での採掘中に事故が発生

トロイ・W・ホロウェイの仕事は小惑星で資源採掘をすること。彼がある小惑星での採掘作業中をしていたところいきなりガス爆発が発生してしまいます。緊急避難船カペラ2号に乗り命からがら宇宙空間への脱出に成功するも、カペラ2号も損傷してしまい制御不能になってしまいます。しばらくして、その事故を知ったハトル18号のロバーツからトロイへ連絡が入ります。彼女の話ではトロイの乗る船はこのままの進路をたどるとやがて太陽に突っ込んでしまうといいます。トロイは損傷の激しい船を修復しながら、ロバーツの船が助けにやってくるのを待つことに…。

救助にやってくる本当の理由

生き延びるためにあれこれ策を講じていたトロイでしたが、やがて覚悟を決めたのか、ロバーツに対し「助けに来なくていい」と伝えます。するとロバーツは驚きの真実を口にします。トロイを助けるのはトロイ自身のためではなく、会社からの指示だったのです。採掘のクルーが全員死亡すると採掘事業がとん挫し、会社がつぶれてしまうからというのがその理由でした。ただ、会社からの指示がなくとも救助には向うとロバーツはトロイに言います。トロイはその言葉に納得したのか今まで通り救助を待つことを決断します。

トロイが残した言葉

そうこうするうちに太陽への距離が近づいてきました。そこへロバーツの船が救助にやってきます。トロイが助かるためには、船から身ひとつで飛び出し、ロバートの船に乗り移るしかありません。一方、同じころ、トロイの希望通り管制室を通して家族にメッセージを残す準備が整いました。彼はなかば遺言のつもりで「今まで何もしてやれなかった」という謝罪の言葉を伝えようと考えていました。やがて、トロイが船から飛び出し、ロバーツの船に乗り移るときがやってきます。船の窓が割れ、いよいよ飛び出そうとしたとき、彼が家族に対し実際に発したのは「家に帰るよ」という言葉でした。

おわり

参考サイト:映画.com/Amazon

アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2019-09-04)
売り上げランキング: 1
キャプテン・マーベル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2019-07-03)
売り上げランキング: 3

コメント