「ザ・ターゲット 狙われたティーンエイジャー」映画感想ネタバレ(6/10点)悪役のキャラが魅力の青春スリラー映画

今回は「ザ・ターゲット 狙われたティーンエイジャー」を鑑賞しました。

10代の少女マギーは母の再婚に伴い、再婚相手の家で暮らすことになるがその男には恐ろしい本性が隠されておりマギーはそのターゲットにされてしまう・・・というスリラー映画。

テンポの悪い箇所や、描写のぬるさなど気になる点はあるものの、青春映画テイストやキャラの濃さなど見どころもあってそこそこ楽しめる映画になっていました。

個人的な評価は6/10点です。

作品情報

監督:ブライアン・スキーバ
出演:ポーラ・トリッキー, ホリー・デヴォー, ウィリアム・マクナマラ
原題:Running Away
製作年:2017年
製作国:アメリカ
上映時間:90分
映画サイトでの評価:「IMDB」4.8/10点。

ストーリー紹介

ストーリーの流れを知りたい方はこちらをクリックしてください。(ネタバレを含みます)
マギーは妹(リジー)やシングルマザーの母親(ペギー)と暮らしている10代の少女。

ある日、母親が質屋を営むリチャードという男性と婚約し、家族そろって彼の家に移り住むことになる。

しばらくしてマギーはリチャードから虐待を受けるようになる。

それに耐えきれなくなったマギーは、リチャードの虐待の証拠を持ってある町へと逃げることを決意する。

そこは、マギーにとっての実の父親とペギーが出会った土地だった。

マギーは偶然出会った男性の家にかくまってもらい、両親の出会ったバーで働くことになる。

そのころ、リチャードはマギーが虐待の証拠を持って逃げ出したことに気づき、マギーの元へやってくる。

リチャードはマギーを殺そうとするがそこへ駆けつけてきたペギーによって無事助けられる。

感想

・「あからさまな悪役」が魅力のスリラー映画

10代の少女マギーは母親の再婚によって継父の家に住むことになるが、その継父によって虐待を受けることになり…というスリラー映画。

前半は、ティーンエイジャーものあるある(?)な、親に隠れて湖で友人たちと飲酒、恋人がほかの女といちゃついていて揉める、母親が再婚したけどその相手のことが気に食わず母と言い争う、など青春映画風味な描写が続いて、見ていて爽やかな気分になり結構悪くないです。

マギーは母の再婚により、継父リチャードの家に引っ越してそこで暮らし始めます。僕がこの映画で一番気に入ったのはこのリチャードを演じた俳優の顔つきです。あからさまな悪役顔というかクセ者顔というか、異質な存在感を放つ彼にやられてしまいました。彼が画面に登場するたびちょっとニヤけてしまいます。一応言っておくと、僕はこのリチャードというキャラが好きなのですが、ひとによっては周りのキャラから浮きすぎじゃ!と思うのも無理はないかなと思います。

リチャードは顔つき以外にも悪役すぎる言動を繰り返すので、途中で「リチャードは実はいい奴で悪い奴が別にいるパターンの脚本か・・・?」と思ったら普通にリチャードが悪者だったというのもなんか潔さを感じます。この単純なキャラやストーリーは本作がTVで放送されたいわゆる「TV映画」だからと想像します。TVは、ながら見をする人が多いので、これぐらいわかりやすい方が受けがいいのかもしれません。

後半でリチャードの虐待に耐えきれなくなったマギーが母ペギーと実の父親が出会ったという土地に逃げる展開も、小規模な映画かと思ったら意外なダイナミックさがあってテンションが上がるあたり。逃げた先の訳ありな人が集まってるっぽい家で垣間見える人間模様もなかなか興味深いです。

登場キャラについて語っておくと、リチャードはもちろんマギーが仲良くなるチップや、終盤に出てくるダンディな刑事など忘れがたいキャラが多く地味に配役センスが光る映画だと感じました。

気になったところを上げると、マギーたち家族がリチャードの家で暮らすようになったところからリチャードがその本性をあらわすまでが長く少しテンポが遅く感じました。リチャードってやばい奴かも・・・?ということを示すセリフなり行動を小出しにしてみせていくシーンがしばらく続くのですが、正直かったるいです。一見悪くなさそうなキャラならまだしも上述した通りリチャードは登場した時点でもう悪い奴ってことはわかってるから・・・。

まとめ

というわけで、少々テンポが悪い部分があるものの、そこそこ楽しめる青春スリラー映画でした。個人的にはリチャードというザ・悪者なキャラが気に入ってしまったので他のひとより評価が若干高めになっていることは否定できませんが・・・。また、本作はアマゾンプライムにて追加料金なしで見たので、まぁ無料で見れてこのぐらいなら悪くないのでは?という部分もあるのでこれから見る方はその辺りを考慮して鑑賞することをおすすめします。

というわけで評価は6/10点としました。

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