どうもジャケ借りくんです!あけましておめでとうございます!
2019年、1発目のレビューは「REDCON-1 レッドコン1 戦闘最大警戒レベル」。
今までの詳細なあらすじを書くスタイルをやめ、設定の解説をしていくようにしました。ネタバレを含むのでご注意ください。
作品情報
REDCON-1 レッドコン1 戦闘最大警戒レベル
監督:チー・ケオン・チャン
キャスト:
オリス・アーヒューロ
カルロス・ガラルドー
マーク・ストレンジ
ジョシュア・ディキンソン
マーティン・フォード
原題:Redcon-1
製作年:2018年
製作国:イギリス
配給:アットエンタテインメント
上映時間:118分
参考サイト:映画.com
あらすじ
人間だった頃の記憶を持ち、感染後も知能が発達するという新型ゾンビに支配された世界。アメリカのレンジャー部隊、イギリスの特殊部隊SAS、そして両国の海兵隊から選抜された精鋭8人によって結成された連合チームが、人類存続の鍵を握る科学者を救出するため、ゾンビの巣窟となり閉鎖された地区に潜入。しかし、現地に赴いた隊員たちは、そこで想像を絶する現実を目の当たりにする。(映画.com)
解説
登場人物
スタントン大尉:英国特殊空挺部隊の大尉。レインズ博士を見つける任務のリーダー。
レインズ博士:遺伝子操作の権威。レインズ博士が実験の最中、ジェームズ・ローワンがウイルスに感染した可能性が高いとされる。
ジェームズ・ローワン:レインズ博士の研究の被験者で、第一感染者。
アリシア・ローワン:ジェームズの娘。
チャールズ・スミス少将:レインズ博士捜索を指揮する軍人。
ある地域でウイルス感染者が続出
レインズ博士という人物がとある実験中、被験者であるジェームズ・ローワンがウイルスに感染。その後、ジェームズが感染源となり、次々と感染者が広がっていきました。
ウィルス感染するとどうなる?
ウイルスに感染すると脳と中枢神経を侵され、異常行動や凶暴性があらわれます。ウイルスの潜伏期間は30分から6時間で、血液感染はしますが空気感染はしません。
感染者たちはある地域に隔離されている
感染が拡がらないように感染者たちはある地域内に隔離されていました。そんななか、米英の軍によって72時間以内に隔離地区への爆撃が行われ壊滅させられることになりました。隔離地区内のどこかには治療法を知っているレインズ博士がいるとされています。チャールズ・スミス少将は壊滅作戦が始まる前にレインズ博士を見つけ出すようスタントン大尉率いる兵士チームに指示を出します。兵士たちはレインズ博士がいる可能性のある4つのポイントを一カ所ずつ捜索していきます。
組織化した感染者たち
3つめの捜索ポイントに向かうと、そこに感染者たちがやってきます。彼らは意思をもっているようで生きた人間をどこかへと連れていきます。感染者は時間がたつにつれ知能が発達し、組織的行動ができるようになっていたのでした。
レインズ博士を発見
感染者たちを追っていくと、人間が感染者たちに監禁されている場所を発見しました。その中にはレインズ博士がいました。
レインズ博士の研究
レインズ博士は軍から持ち掛けられた研究をしていました。それは兵士の身体能力・認知能力を高める薬を作るというものです。実験体の中で唯一ジェームズ・ローワンだけが完全に変化せず意識を保ったままでした。
レインズ博士をチャールズ・スミス少将に引き渡す
スタントンたちはチャールズ・スミス少将にレインズ博士を引き渡そうとしますが、スミス少将はレインズ博士を撃ち殺してしまいます。実は、スミス少将こそが兵士を強化する研究をレインズ博士に持ち掛けた張本人で、その証拠を隠蔽するためレインズ博士を殺したのでした。
少女とともに逃げるスタントン
部下が感染者にやられ死んでいくなか、スタントンは道中で知り合った少女アリシアとともに隔離地区内から出ようとします。
アリシアはウイルスに対する免疫を持っていた
スタントンはアリシアが感染者に噛まれていたものの発症しないことからアリシアにウイルスに免疫があることに気づきます。しかし、軍による爆撃の時間が迫っていました。スタントンは治療法のカギとなるアリシアをなんとしても助けようと隔離地区から出ようと他の人々と大勢の感染者がいる場所を突破しようとします。しかし、スタントンは感染者と戦っている間に噛まれてしまいます。
境界で待ち構えるスミス少将
スミス少将はスタントンが隔離地区から出て感染の元となった研究について世間に公表することを恐れ、隔離地区の境界で待ち構えていました。スタントンは発症しながらも何とか自我を保ったままスミス少将ともみあいになり彼を殺します。スタントンが完全に感染者になってしまう前に彼の部下が銃で撃って殺しました。
アリシアは隔離地区から出る
アリシアは無事隔離地区から出ることに成功しました。(ここでエンディングです)
感想
ポイントがしっかりと抑えられたゾンビ映画
ゾンビ映画の面白いポイントをしっかり押さえて作られたゾンビ映画という印象です。大勢のゾンビが襲い掛かってくる恐怖、仲間が発症してしまう辛さ、ゾンビのメイクやグロ描写などゾンビ映画で観たい要素がしっかり入っています。特にグロくてショッキングな描写はこだわりを感じます。母親と生まれたばかりの赤ちゃんの死体が転がっていたり、手足が千切れて血がビュッと出ている人がいたり、と結構グロ度が高めです。終盤の大勢の人間とゾンビが戦う“合戦シーン”やその他の対決シーンも迫力があって良いです。ただ、アクションシーンの撮り方がうまく無いなと思うところもありました。それはアクションをしっかり一連の動作として見せてくれないということです。具体的にゾンビを殴って倒すシーンを例に説明します。兵士がゾンビを何発か殴っているところで、キメの一発になるとゾンビを殴ったカットを編集で飛ばし殴った後ゾンビが倒れるカットになります。このように重要な場面で変にカットを編集しているのでアクションとしての気持ちよさがなく、むしろモヤモヤ感が残ります。
組織的行動をするゾンビたち
組織的行動をとるゾンビが登場するゾンビ映画はなかなかないんじゃないでしょうか?新しい設定で面白くしようとする意気込みが伝わってきて応援したくなる映画ではあります、が正直あまりその設定が活かされていない点は残念でした。
総評
ゾンビ映画として新しい設定も織り込みつつ手堅くしっかりと作られた映画という印象で、なかなか楽しむことができました。ただ、上映時間が長めで、冗長なシーンを削って1時間30分ぐらいに短縮すればもっと良かったという感じです。
評価は7/10としました。
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