「サイバー・ストーカー」映画感想(ネタバレ/結末)身近な恐怖を扱った佳作!

どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「サイバーストーカー」。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

感想

とある一人の人物の日常を淡々と続く場面が長く、若干退屈に感じるところもありますが、扱っている題材が身近な恐怖に感じられ、ゾクッとしたのでどちらかというと好みの作品となりました。点数は7/10とします。

エマは大学院に通うため一人暮らしを始める。何者かによって彼女のスマホなどがハッキングされ、知らぬうちにそれらのデバイスのカメラを通して日常を監視されはじめる。エマに彼氏ができたあたりから嫌がらせが始まり…というお話。

エマのスマホやパソコンからの映像のみで構成された映画です。家の中のカメラのついた機器がハッキングされ、エマの行動は犯人に筒抜けになってしまっています。序盤はエマが新しい生活をはじめ、恋人ができて、といった場面がつづき、中盤からは恋人ができたことによってだんだんと犯人の行動がエスカレートし、家にまで来て嫌がらせをするようになります。終盤も嫌がらせは激しくなる一方で、エマ自身に危害を加えてしまうというラストになります。

ものすごく地味で淡々とした作風で、犯人の行動が過激になっていく過程をじっくりとみせることに時間を使っています。その意味ではリアルな感じが出ていて良いと思いました。ただ、正直退屈に感じることもしばしばあります。もう少し登場人物同士のやり取りに笑える要素があってもいいと思います。

犯人の姿はほとんど登場せずどういう人物なのかということも一切分かりません。そこが逆に薄気味悪く怖いです。犯人の正体は劇中に登場したあの人だった!ということもなくラストにちらっと映るのは誰か知らない顔です。個人的にはこれもリアル感のある演出としてプラスだと思いました。劇中のあの人だったとなれば、本作で起きた出来事は映画の中だけのモノという感じになりますが、誰かわからないひとにしたことで現実世界にも広がる恐怖として感じられます。スマホなどをハッキングして誰かの私生活を覗き見るというのは実際に起こっている問題らしく、逮捕者も出ているとか…。僕がこの映画をタブレットでみていましたが、ふとカメラが付いていることに気づいたときはかなりゾクッとしてしまいました。この映画の枠を飛び越え現実世界に飛び出てくる感覚はぜひ味わってほしいですね。

あらすじ

エマ・テイラーは大学院に通うため親元を離れニューヨークで一人暮らしを始めた。

あるとき、何者かがエマのスマホやパソコンなどに不正アクセスし、それらの機器についたカメラからエマの行動を監視し始めた。

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エマはマイケルという男性と知り合い付き合うことに。

それ以降、頼んでいない荷物が届いたり、パソコンの中にあった写真が消えたりといった不可解なことが起きるようになる。

ある日、マイケル(を装った何者か)がメールでひわいな動画エマに送るという嫌がらせをする。エマはマイケルに電話し、そのことを責めた。マイケルは何もしていないと反論する。エマはマイケルの話を聞かずに電話を切ってしまった。それ以降、マイケルとは疎遠になっていった。

その後も、何者かが家に侵入した痕跡を見つけたりしたエマは精神的に疲弊していく。

マイケルが猫を連れてエマの家を訪れた。彼らは関係を修復し親密な仲へと戻る。

別の日、マイケルは何者かから「エマと話すな」という脅迫を受ける。エマは警察に相談するが、警察は「犯罪が起こるまで動けない」と取り合ってくれない。

エマが帰宅すると飼っていた猫が死んでいた。エマは引っ越すことに決める。

エマが自宅で母親とパソコンで通話しているとき、何者かがエマの家に侵入してきて彼女を襲う。

おわり

作品情報

監督:ブランデン・クレイマー
キャスト:
アシュリー・ベンソン
マット・マクゴーリ
レベッカ・ナオミ・ジョーンズ
ケイリー・バーノフ
原題:Ratter
製作年:2015年
製作国:アメリカ
上映時間:80分
参考サイト:映画.com

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