「マーダー・ミー・モンスター」は2018年のアルゼンチン・フランス ・ チリ合作のモンスター映画。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。
作品情報
監督:アレハンドロ・ファデル
キャスト:
ビクトル・ロペス
エステバン・ビリャルディ
原題:MUERE, MONSTRUO, MUERE
製作年:2018年
製作国:アルゼンチン / フランス / チリ
上映時間:110分
感想
何の話かよくわからないモンスター映画でした。
ある村で首なし死体が発見され、不可解な事件に地元警察のクルスは頭を抱える。続いてクルスの不倫相手が死体で見つかり、その夫が容疑者として逮捕されるが、クルスは怪物の仕業ではと仮説を立てる。
このタイプの映画が一番感想記事を書きにくい…。
※重要なネタバレなしでいきます。
首が切断された死体がいくつも発見され、その犯人を地元警察の主人公・クルスが追っていくというのが基本的な話です。ただ、やたらと観念的・詩的なセリフが出てきて非常に難解な映画になっていました。登場するモンスターの造形をみると男女関係の何かを描こうとしているのかなあ…と思ったりもしますが深く理解しようという気も起きません。
ジャケットを観た感じだとトレマーズ的なモンスターとの死闘が描かれたアクション映画かなと勝手に想像していましたが、全然違いました。今回は、ジャケ借りして痛い目を見たパターンといって良いでしょう…。正直言って皆さんにはおススメできない映画です。
しかし、主人公のくねくねとした謎の踊りとか、独特な形をした(映像処理が施されている)山のビジュアルとか、首が取れた遺体のグロさとか、モンスターの気持ち悪さとか、おっ、と思えるシーンは意外に多く、物語の難解さも相まって観ていて圧倒される独特な魅力はあると思うので、個人的にはまったくダメな作品だという感じではなかったです。もし、こういう難解な映画が好きだという方ならば楽しく観られるかも…?
総評
独特の味わいはあるが、ストーリーが難解すぎてやたらと眠くなってきます。まぁ、この睡魔に襲われる感覚も意外と嫌いではなかったですが…。
というわけで評価は6/10としました。
ストーリー紹介
ストーリーが理解できなかったのでストーリ紹介は省かせていただきます。
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