どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「KILLERS WITHIN キラーズ・ウィズイン」。
今までの詳細なあらすじを書くスタイルをやめ、設定の解説をしていくようにしました。ネタバレを含むのでご注意ください。本作は驚きの展開があり何も知らずに観たほうが楽しめるのでまだ未見の方は何も情報を入れず鑑賞するのをお勧めします。
あらすじ
ある日、警察官のアマンダは息子を目の前で誘拐されてしまう。原因は元夫、彼は犯罪組織相手に麻薬がらみで借金を作ってしまい、その代わりに息子が連れ去られてしまったのだ。息子の身代金として組織が要求してきたのは60万ユーロ。そこでお金のないアマンダと元夫は二人の兄弟や仲間たちと共に裕福な銀行家を襲う計画を立てる。しかし、強盗先の豪邸では、思いもよらぬ悪夢が待っていた・・・(Amazon)
解説
登場人物
アマンダ:警察官。息子を突然何者かに誘拐されてしまう。
リック:アマンダの元夫で、元警察官。
サム:リックの弟
ジャック:アマンダたちのさらわれた息子を助けるため協力する。
ネビル:アマンダの兄。銀行の警備員をしている。
フィリップ:ヒベルニア銀行のCEO
サラ:フィリップの妻。
クレア:フィリップたちの娘。
カール:フィリップたちの息子。
アマンダの息子が誘拐される
アマンダは自分の息子と遊んでいるとき突然複数の人間に襲われ、息子を誘拐されてしまいます。
誘拐されたのはアマンダの元夫が原因
アマンダの息子を誘拐した連中は60万ユーロと息子を引き換えると言っています。誘拐されたのはアマンダの元夫リックが原因でした。警察官時代のリックがおとり捜査中にハメられヤクの売人に結果的に60万ユーロの“借金”をします。逮捕された売人が最近出所してきてリックに“借金”を返済させるべく息子を誘拐したのでした。
アマンダは強盗の計画を立てる
アマンダは親族や友人たちと息子を取り返すため強盗をする計画を立てます。その標的はヒベルニア銀行のCEOであるフィリップ・ピンダーという男性でした。フィリップの家に押し入り彼を脅し、ヒベルニア銀行へ連れていき金を引き出させるという計画です。
フィリップの自宅へ押し入る
アマンダたちは食事前だったフィリップの家に侵入しました。その場にはフィリップや、その妻や子供がいました。妻や子供を人質にリックはフィリップを車に乗せ銀行に向かいます。
リックは大金を手に入れることに成功する
フィリップを連れ銀行に向かったリックは大金を手に入れることに成功しました。
家には第三者がいる?
フィリップの息子カールがトイレに行きたいと言い出し、ネビルが付き添ってトイレに行きます。しばらくしてアマンダたちはネビルの悲鳴を聞きます。駆けつけるとそこには首を切られたネビルの死体があり、カールはどこかへ消えていました。アマンダは第三者がネビルを殺したのではないかと考えました。いなくなったカールを探し始めます。
リックの車が事故を起こす
リックが車でアマンダたちの元に戻る途中、フィリップに以下のような話をされます。「私たちは獲物ではなくハンターである。君たちこそ弱くて無防備な獲物だ」フィリップの話に気をとられたリックは運転を誤り事故を起こしてしまいます。しばらくしてリックが意識を取り戻すとそこにはフィリップの姿はありませんでした。リックは大金の入ったバッグを持ち徒歩でアマンダたちのもとへと急ぎます。
ピンダー家の正体
サラが突然鋭い歯をむき出しにしてアマンダに襲い掛かります。ピンダー家は全員レプタリアンという怪物でした。
アマンダたちは家から逃げるようとする
アマンダたちは家から外に出て逃げようとしますが、その前にサラとクレアが立ちはだかります。そこで、方向を変え地下室へと逃げ込みます。
怪物の食料は人間
地下室には解体された人間の肉片が置かれていました。
リックは再びフィリップと遭遇する
リックはフィリップの居所をつかむべく道沿いにあったパブに入ります。フィリップはそのパブで酒を飲んでいました。彼はリックに自分たちの正体を語ります。フィリップたちレプタリアンは人間が誕生する前から存在していました。レプタリアンの妊娠には早めにタイムリミットが訪れます。繁殖力の弱さから絶滅の危機にさらされるなか、人間が誕生し繁栄しました。数の少ないものの知性の高い彼らは影から人間社会を牛耳ってきました。フィリップはリックだけ助けるが他の人間は殺すと言い、家に戻っていきました。リックはその後を追います。
怪物と戦うアマンダたち
アマンダたちは銃で武装し、動きの素早いレプタリアンたちと戦います。ジャックをサラが襲っているとき、アマンダがサラの頭をショットガンで吹っ飛ばします。
クレアはサムの子を宿す
レプタリアンの姿を現したクレアは、サムを無理やり襲い子どもを宿しました。
クレアを倒す
アマンダたちは協力しクレアと戦います。その際、ジャックはクレアに臓物を引き出され死亡。その後、サムがクレアの首を切り落とし殺しました。
フィリップが帰ってくる
家に帰ってきて来たフィリップにサムが殺されてしまいます。フィリップはアマンダにも襲い掛かりますが、そこにリックが帰ってきました。アマンダとリックは力を合わせフィリップを倒します。
アマンダたちは子どもを取り戻す
アマンダとリックは金をもって子供を誘拐した売人に会います。子どもと引き換えに金の入ったバッグを売人に渡しました。アマンダたちは車でその場から離れます。売人に渡したバッグには時限爆弾が入っており彼らは爆発し死亡します(ここでエンディングです)
感想
先の読めない展開
主人公たちがある家に強盗に入るもそのうちの一人が何者かに殺されるという展開まではどういう内容なんだろうと先の見えない展開にワクワクしてきました。その後、実はその家の住人がまさかのレプタリアンだったというサプライズも楽しいです。
ユーモアがもっとあればよかった?!
主人公たちは人質を取られてやむなく強盗に入ったため、いろいろと段取りが悪くマヌケな行動をとってしまいます。そのマヌケな行動もギャグっぽく描くわけでなくただのしょうもないマヌケさで笑えるものではありません。ここはもう少しユーモア込みで描いてもよかったんじゃないでしょうか。強盗先の住人が実はレプタリアンだったという荒唐無稽さのわりに、キャラはいたってマジメというちぐはぐさが気になりました。
オチはすっきり
子どもを誘拐した相手を爆殺するオチはかなりすっきりできてよかったです。終わり良ければ総て良しではありませんがなんかいい映画だったなぁという印象が残りました。
総評
レプタリアンという要素以外は至って普通のホームインベージョンものです。安定感がありなかなか楽しむことができました。
評価は7/10としました。
作品情報
KILLERS WITHIN キラーズ・ウィズイン
監督:
ポール・ブッシュ
ブライアン・オニール
キャスト:
スー・ウォルシュ
ジェフ・ドイル
ジョニー・エリオット
アンドリュー・マーレイ
サム・ルーカス・スミス
原題:Killers Within
製作年:2018年
製作国:アイルラド
上映時間:99分
参考サイト:映画.com
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