「デス・フロア」映画感想(ネタバレ/結末)安全地帯にいる主人公

どうもジャケ借りくんです!
今日レビューするのは「デス・フロア」!
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ダニエーレ・ミシシチア
キャスト:アレッサンドロ・ロヤ、クラウディオ・カミッリ、エウリディーチェ・アクセン、ベネデッタ・チマッティ
原題:In un giorno la fine
製作年:2017年
製作国:イタリア
上映時間:98分

感想

基本、エレベーターの中だけで展開するので退屈です…。点数は5/10としました。

エレベーターとそこから見えるフロアで展開されるワンシチュエーションのゾンビホラー映画です。
ある日、会社のエレベーターに閉じ込められてしまった主人公。エレベーターの扉をこじ開けるが途中で部品が引っ掛かり、開いたのはわずかな隙間のみで脱出は不可能。街ではゾンビが徘徊し、主人公のもとにもゾンビが襲い掛かってくる…というお話。

この映画が退屈なのは主人公が”安全地帯”にずっといるからだと思います。主人公がエレベーターの少し開いた隙間から抜け出ることはできない一方、ゾンビもエレベーター内には入ってこれない。主人公はほかの人がフロアでゾンビと戦う姿を傍観しているか、エレベーターの扉のところにたまるゾンビを銃や棒で倒すという行動が主です。全然危険な状況に見えずハラハラできません。めちゃくちゃスレンダーなゾンビが扉をすり抜けてエレベーター内に入ってくるとかあれば面白かったかも…。

フロアでほかの人がゾンビに襲われる姿をまざまざ見ていることしかできないというシーンはそこそこよかったと思います。ただ、見ているこちらにとって襲われる人々は誰かわからないので、いまいち面白くありません。いっそのこと序盤で主人公と同僚・上司との仕事風景などを見せて、そのあと彼らをゾンビに襲わせれば観客も感情移入できて盛り上がるのではないかと思いました。

ツッコミどころも結構あります。終盤、鉄の棒で扉に引っ掛かっていた部品を外す場面がありますが、鉄の棒は序盤からずっとそこにあったのでそれもっと早くできてたよね?というシーンです。
あと、エレベーターの扉の隙間に向けてハンドガンを撃ち、それが跳弾して危ないという描写があります。そのあと、散弾銃を同じ場所に向けて撃ったシーンでは跳弾も何もない…。

役者の演技は結構よかったと思います。特に主人公がどんどん追い詰められていく姿はなかなか見ごたえありです。グロ描写は少ないながらもゾンビにかまれた警察官の傷口の気持ち悪さは必見です!

あらすじ

ある日、クラウディオは会社のエレベーターに閉じ込められてしまう。取引相手を待たせており焦って保守員に連絡するが一向にエレベーターが動き出す気配がない。

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しびれを切らしエレベーターの扉を手でこじ開けようとする。フロアが見えたものの途中で扉に何らかの部品が引っ掛かりそれ以上は開かない。狭い隙間からフロアに出ようとするがどう頑張っても体が詰まり通り抜けることができない。しばらくして大勢の人間が叫び声をあげながらエレベーターの前を通り過ぎていく。クラウディオはドアの隙間から様子をうかがおうとフロアを覗く。すると突然、血まみれで異様な姿の男女のゾンビがフロアに現れ、ドアの隙間から腕を伸ばしクラウディオに襲い掛かろうとする。フロアのどこかから女性の声が聞こえ、ゾンビたちは声のほうへ向かっていった。

フロアの外で会社の知り合いが何人もゾンビにやられていく姿を見たクラウディオは精神的に追い詰められていった。ネットで外の状況を確認すると、ゾンビが人を襲い街中がパニックに陥っているという。

クラウディオのもとへマルチェッロという武装した警察官がやってくる。クラウディオを助け出そうとエレベーターのドアを開けるがびくともしない。そこで、マルチェッロは、クラウディオの無線機による誘導で屋上の発電機がある場所まで向かい、エレベーターに電力を戻した。しかし、エレベーターの扉は引っ掛かった部品のせいで相変わらず開くことができない。マルチェッロとやり取りをしていると彼の叫び声が無線機から聞こえてくる。クラウディオは絶望し自殺しようとしたが何とか思いとどまった。しばらくして、エレベーターの天井の上からマルチェッロの声が聞こえ、エレベーター内に降りてきた。マルチェッロはゾンビに襲われ足をかまれていた。どんどんマルチェッロの容態は悪くなっていく。クラウディオはマルチェッロから「自分が寝ているときに銃で撃ち殺してくれ」と頼まれるが拒否した。マルチェッロは自分の頭に銃をあて引き金を引こうとするがクラウディオはそれを止める。しばらくして、マルチェッロはうめき声をあげてクラウディオに襲い掛かる。クラウディオはもみあいになりながらも銃でマルチェッロを撃ち殺す。

クラウディオのケータイに妻から電話がかかってくる。妻は軍に救助されていて無事だという。しかし、話の途中で電話が切れてしまった。クラウディオは引っ掛かっていた部品を力づくで外し、エレベーターのドアを開け、会社から外へ出ていく。ゾンビが徘徊し荒れ果てた街を歩いていると、軍の人間らしき人達を見つけ助けを求めた。

おわり

まとめ

・主人公がずっと安全地帯にいるので怖くない
・主人公以外の登場人物の描写もあればよかった
・ツッコミどころが結構ある
・役者の演技はいい!
・傷口のえぐい感じがいい!

正直いって退屈であまりお勧めできない作品だと感じました…。タダだったら観ててもいいかもレベルですね。

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