「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」映画感想(ネタバレ)結構オススメのイタリア製サスペンス映画!


「インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者」は2018年のイタリア製サスペンス映画。スペインの『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』のリメイク作品。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ステファノ・モルディーニ

キャスト
リッカルド・スカマルチョ
ミリアム・レオーネマ
リア・バイアーロ
ファブリオツイオ・ベンテイヴァリオ

原題:IL TESTIMONE INVISIBLIE

製作年:2018年

製作国:イタリア

上映時間:108分

感想

超おすすめのイタリア製サスペンス映画です。

愛人の殺害容疑を掛けられ絶体絶命に陥った実業家・アドリアーノの前に、敏腕女性弁護士・フェラーラが現れる。圧倒的に不利な状況の中、彼女は無実にすると約束するが…。

※【重要なネタバレなしの感想】とその後【重要なネタバレを含む感想】が続きます。

浮気相手を殺害した容疑をかけられた主人公が裁判で無罪を勝ち取ろうとアレコレするサスペンス映画。

主人公が事件に至るまでの経緯を弁護士に語る回想スタイルで展開されていきます。

結論を言うとこれはおもろい!

最後までハラハラしっぱなしで「鑑賞を中断しyoutubeを見る」ことは一度もありませんでした!(拍手)

他のつまらない映画だったら集中力が切れて、鑑賞中断→youtubeを見るということを10回は繰り返してしまうところ、それが一回もなかったというのは傑作と言ってもいいでしょう。「映画の鑑賞中に何度youtubeを見てしまったか」をカウントし評価基準の一要素として組み込むというのも現代的な評価方法かもしれませんね。

まぁそんな話は置いといて…。

本作は、はじめからおわりまで面白いシーンばかりで一切飽きが来ません。序盤。主人公・アドリアーノとその愛人・ラウラが乗った車が対向車とぶつかりそうに。相手の男性の車が道の脇にぶつかり、その男性は頭を強く打ち動かなくなってしまう。アドリアーノたちは、浮気がバレ人生が終わるからと通報はやめようと相談していたところへ、一台の車が通りかかります。主人公たちは事故を隠蔽しようと、とっさに「アドリアーノの車とラウラの車が事故を起こした」体にしてなんとか切り抜けます。このシーンはめちゃくちゃ良くて、バレるかどうかのハラハラ感が異常です。

その後、ラウラは車がエンストしていたため業者を待つことに。その間にアドリアーノは証拠隠滅のため湖に行き車ごと男性を沈めます。ラウラの待つ車に老人男性が近づいてきて、彼の家で車を修理してもらうことに。ラウラはその男性とその妻の自宅で待たせてもらうことになるのですが、ここから思いもよらぬ展開に…。ここは具体的には書きませんが、まぁ先程の事故がバレるかどうか以上にハラハラしますし、老夫婦のことを考えると胸が痛くなるし…と感情が揺さぶられる名シーンだと感じました。


※ここから重要なネタバレを含みます


前述したように本作はアドリアーノが弁護士のフェラーラに事件の経緯を説明していく回想形式になっています。しかし、終盤でアドリアーノがフェラーラに話していた内容はフェイクだったと明かされます。つまり、観客がそれまで観てきたアドリアーノやラウラの言動は実際のものではなくアドリアーノの創作だったのです。ラウラを殺したのは誰かを語る際もアドリアーノの言うことが何度もコロコロと変わるのでそのたびに「こいつは犯人じゃなかったのか?!」とか驚きがあり、頭がくらくらしてくる感覚に襲われます。

フェラーラはアドリアーノに真実を語らせるため、必死に説得を始めます。実はこのフェラーラという弁護士は本物ではなく、アドリアーノが湖に沈めたダニエレの母親が特殊メイクでフェラーラになりすましていたのでした。ダニエレの遺体の場所をアドリアーノに喋らせ、彼に罰を受けさせるために…。フェラーラを信用しきっておらず嘘を語り続けるアドリアーノと、真実を語らせたいフェラーラ(=ダニエレの母)の攻防がめちゃくちゃ面白いです。

オチもそこでスパと終わるのかという切れ味でめちゃくちゃスッキリしますね。フェラーラが実はダニエレの母親であることを知ってもう一度みると子供をなくした親の悲しみがよく伝わってきます。2度目みるとまた別の感情が湧いてくるのも素晴らしいですね。

総評

最初から最後までドキドキさせらっぱなしの面白い作品です。

というわけで評価は10/10としました。

ストーリー紹介

実業家のアドリアーノは浮気相手だったラウラという女性をホテルで殺害した容疑がかけられていました。

彼は無実を勝ち取るべく、凄腕弁護士のフェラーラに弁護を依頼。

時間に空きができて早く来たというフェラーラを自宅に招き入れ、裁判で勝つため“ラウラ殺害”に至るまでの一連の流れを話し始めます。

妻子持ちのアドリアーノはラウラと言う女性と浮気をしていました。

ある日、ラウラと車に乗っていたところ対向車と事故を起こしそうになります。アドリアーノたちの車はなんとか急停車しますが、相手の車は道の脇にぶつかり乗っていた男性・ダニエレは頭を強く打ち付け動かなくなっていました。

2人は話し合い、事故を無かったことにしようと考えます。そこで、アドリアーノは証拠隠滅のためダニエレが乗った車ごと近くの湖に沈めてしまいます。

その後、アドリアーノとラウラは連絡を絶ちそれぞれの生活を送っていました。

しかし、良心の呵責を感じたラウラは、あるホテルにアドリアーノを連れていき、ダニエラの両親にすべてを話し自首しようと持ちかけます。

このままでは自分がアドリアーノは鈍器でラウラを殺害したのでした。

アドリアーノが一通りのことを話終えると、フェラーラは休憩すると言って部屋を出ていきます。

アドリアーノは、フェラーラが書き取りに使っていたペンに盗聴器が隠されていたのを発見。

実はこのフェラーラは偽物で、ダニエラの母親がアドリアーノの罪を暴くべく、特殊メイクでフェラーラに扮していたのでした。

すべての証拠を掴んだダニエラの両親は息子のことをすべて話すと警察へ電話をかけました。

おわり

参考サイト:ゲオ宅配レンタル


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