「パンデミック・ハウス」映画感想ネタバレ(4/10点)コロナ騒動によるロックダウン中にある家で起きた悲劇

今回は「パンデミック・ハウス」を鑑賞しました。

コロナウィルス騒動による暴動・略奪によって強権的な外出禁止令が発令されたアメリカ。そのころある民家で映画撮影中のスタッフたちは家から一歩も出られなくなり、コロナ感染者も現れ始め…というスリラー映画。

閉鎖空間で争いが起こるという題材は悪くないけど、世界観が嘘くさいし、演者の演技も下手なのであまり乗れない映画でした。

個人的な評価は4/10点です。

作品情報

監督:ミテシュ・クマール・パテル
出演:ドリュー・リーサム、フィリップ・P・カーライル、ゾーイ・ウォーカー、ディラン・ガルシア、ケルシー・ウェザー
原題:House of Quarantine
製作年:2020年
製作国:アメリカ
リリース:2020-12-4
上映時間:83分
映画サイトでの評価:「IMDB」6.6/10点、「フィルマークス」2.1/5点。

ストーリー紹介

ストーリーの流れを知りたい方はこちらをクリックしてください。(ネタバレを含みます)
舞台はアメリカのとある民家。

その民家で映画監督の男性・パーカー率いる映画製作チームが撮影を行っていた

そのころ世間ではコロナウィルス騒動にともなう暴動・略奪が起こりはじめていた。しかも外出した者は警察官によって容赦なく射殺されてしまうような状況

映画スタッフたちはその建物の中でしばらく生活することになるが、その中から感染者が現れ仲間割れも起きはじめ死者が多数出てしまう。

最終的に生き残ったのは3人のみ。彼らは恐る恐る民家から出ていく。

感想

・世界観が嘘くさい

まぁ一言でいうと面白くないです。

映画の題材自体は一見すると面白そうではあります。閉鎖空間に閉じ込められた人々が極限状態の中争いはじめる、なんて定番ながらきちんと演出すればそこそこの映画になりそうです。

しかし、僕が乗れなかったのは、閉鎖空間を作りだすための方法。不自然というかウソっぽいんですよ。「家から出たら警官によって即射殺」という描写を入れることで映画撮影班が民家から一歩も外に出られない状況を作り出しているわけですが…。そんなことありますかね?いや、アメリカの状況はわからないので何とも言えませんが、即射殺はないでしょう。武器も持ってないのに。なんかディストピア社会を描いた映画を見ている気分になってきます。ちなみにこの時の警官二人がどちらもマスクすらしていないのも気になりました。

まぁフィクションなので現実に即した内容にしろとは言いませんが、独自の世界を描くならもう少しその点で説明が欲しかったところです。例えば冒頭の字幕でコロナウィルスのせいで外出したら即射殺される世界であることを明示するとか。本作は、コロナ騒動という現実の問題を扱いながら、映画独自のルールを何の説明もなしに入れ込んでいるのでどういう世界観なのかがぼやけてリアリティが薄れていると感じました。だから、劇中で何が起きようと正直どうでもいい感が付きまとい真剣に見る気が起きません。

・主導権争いは面白い

ボロクソ言ってしまいましたが、ちゃんと面白かった点もありました。それは民家内で起こる主導権争い。仲間割れが起きてから暴力でその場を支配するものが次々と入れ替わるスピーディでハラハラする展開に突入します。特にトランスという巨体の男が寝ているうちに手に持つ銃を奪おうとするシーンは普通にドキドキしてしまいました。争いを繰り広げるキャラも(一部活かしきれてないけど)なかにはいいキャラもいました。とくにブレンナという発言にいちいちトゲがある嫌味な女キャラがよかったですね。彼女が登場するたびに何かよからぬことが起こりそうで、見ていてテンションが上がります。ただ、全体的に役者の演技スキルが低いのは惜しいあたり。そんな役者として低スキルの彼らが序盤で“映画内映画”の演技をしていますが、そんな高度な芝居をやらせんなよ!と思いましたね。

まとめ

いいところもあったけど全体的にみると退屈なコロナ関連スリラー映画という感じ。

まぁ、一ミリも楽しめないとは言いませんが、ほかに予定があるならそちらを優先した方がいいに決まっています。どうしても暇ですることがない、しかも、コロナウィルスについての映画を見たくなった時に見るのが良いでしょう。

というわけで評価は4/10点としました。

コメント