どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「フューチャー・ワールド」。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。
感想
全体的に展開があっさりしていてあまり楽しめない映画でした。点数は4/10とします。
大規模な戦争によって世界は荒廃していた。プリンスは母の病を治す薬を手にいれるためパラダイスビーチを目指す。その途中、アッシュというアンドロイドと出会い、彼女とパラダイスビーチに向かうが…というお話。
姿は人間と見分けがつかないアンドロイドが登場する近未来SFです。ただ、爆弾が投下され世界は荒れ果てているという設定のため、未来的ビジュアルが登場する場面はほぼなし。銃弾でさえもう世界には存在しないという後退した世界となっています。
本作は、展開が全編通してあっさりしているため見ごたえがなく退屈に感じました。主人公プリンスが目指すパラダイスビーチは彼の住む場所からは結構遠いという話でしたが、わりとすぐ着いてしまったという印象です。パラダイスビーチに着いて薬を手に入れる展開にしても、ある大男とタイマンの勝負をさせられるわけですがあまりにも簡単に勝ってしまいます。終盤、ウォーロード率いるレイダース対パラダイスビーチの連中というナイフを使ったアクションシーンは多少楽しめますが、アクションに新しい見せ方もありません。
「あらくれ者たちがバイクで荒野を走る」という設定など既視感バリバリで、目新しもありません。
あらすじ
大規模な戦争により世界は荒廃していた。
オアシスと呼ばれる場所に暮らすプリンスは病に母の病気を治すため、パラダイスビーチへと向かった。そこはあらゆる種類の薬があるという。
続きを読むプリンスはラブタウンに寄り、道を聞く。そこでレイダースを率いるウォーロードという男に銃弾を持っていることを知られ捕らえられてしまう。銃弾はすでにこの世界に存在しないものとされていた。ウォーロードたちはプリンスの故郷オアシスへ銃弾を奪いに向かう。その途中プリンスはウォーロードが連れていたアンドロイドのアッシュによって走行中の車から助け出される。レイダースから逃げ切ったあと、プリンスがアッシュに「なぜ助けてくれた?」と聞くとアッシュは「分からない」と答えた。アッシュは感情を持ち始めているようだった。
教会に身を潜めていたとき、突然アッシュが倒れてしまう。プリンスは気絶したままのアッシュを連れパラダイスビーチを目指した。
パラダイスビーチに到着したプリンスは、ドラッグロードという女性と出会う。彼女はパラダイスビーチを統治している人物である。プリンスは母の病気を治す薬が欲しいと伝えると、何らかの“クスリ”を注射され意識がもうろうとする。
同じころ、アッシュはメカニックのレイに修理され、目を覚ました。
ドラッグロードはプリンスをある大男と対決させる。プリンスは勝負に勝ち母の病気を治す薬を手に入れた。プリンスはアッシュを連れて母のもとに戻ろうとする。しかし、アッシュのことを気に入っていたドラッグロードは、アッシュは置いて帰るように言う。プリンスはひとり歩いてオアシスへと向かった。
ウォーロード率いるレイダースがアッシュを取り返そうとパラダイスビーチを襲撃する。そこへプリンスが戻ってきてアッシュを助け出そうとするが、ウォーロードにつかまってしまう。ウォーロードは特別な機械を使い、アッシュを自分の命令に従わせる。アッシュはプリンスの首を切り落とすよう命令され、刃物を渡される。しかし、彼女は命令を無視し、レイダースを襲う。アッシュはプリンスたちとバイクを奪い、逃走する。その途中で、アッシュはウォーロードをナイフで刺して殺す。リーダーを失ったレイダースたちはそれ以上追いかけてはこなかった。
プリンスたちはオアシスへと到着した。アッシュはプリンスに「魂をありがとう」といい、バイクでどこかへと去っていった。プリンスは母のもとへ駆け寄り、薬を持って帰ったことを伝えた。その後、母は病気から回復した。
アッシュはラブタウンで無理やり働かされていた女性たちの首輪を外し彼女たちを開放した。
おわり
まとめ
全体的に展開があっさり過ぎて楽しめません。俳優は豪華でそれ目当てで見るぐらいしかおすすめはできません・・・。
作品情報
監督:ジェームズ・フランコ
キャスト:ジェームズ・フランコ、スキ・ウォーターハウス、ジェフリー・ウォールバーグ、マルガリータ・レビエバ、スヌープ・ドッグ
原題:Future World
製作年:2018年
製作国:アメリカ
上映時間:88分
参考サイト:映画.com
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