「ドント・ヘルプ」映画感想(ネタバレ/解説)少女の不気味さが最高なホラー

どうもジャケ借りくんです!今回レビューするのは「ドント・ヘルプ」。今までの詳細なあらすじを書くスタイルが若干変わり、解説も加えてあります。ネタバレを含むのでご注意ください。
ドント・ヘルプ [DVD]

作品情報

ドント・ヘルプ
監督:ギレルモ・アモエド
キャスト:
マリア・エボリ
バネッサ・レストレポ
カーラ・アデル
フラビオ・メディナ
ガブリエラ・デ・ラ・ガルザ
原題:El habitante
製作年:2017年
製作国:メキシコ
配給:アットエンタテインメント
上映時間:94分
参考サイト:映画.com

あらすじ

ある夜、強盗の3人姉妹は上院議員の家に侵入し、彼が賄賂で受け取ったお金を盗もうと計画。首尾よく議員夫婦を椅子に縛り、お金を手にしようとするが、地下から奇妙な叫び声がするのを耳にする。「誰もいない」と言う議員だったが、その言動が気になった3人は地下を調べに行くとベッドに縛られた少女を発見する。少女は上院議員の娘で「助けて・・・」と姉妹に助けを求める。親の残酷な虐待を目の当たりにした姉妹は少女を助けようと拘束を外す。しかし、それが悪夢のような夜をもたらすことになるとは知る由もなかった・・・。

ストーリー紹介

登場人物

カミラ:ある人物に脅され脅され強盗を決意。以前ある事件で8年間服役していた。3人姉妹の一人。
マリア:カミラと一緒に強盗に入る。3人姉妹の一人。
アニータ:直接強盗に入らず、車で待機する。3人姉妹の一人。
ホセ:政治家で上院議長。
アンジェリカ:ホセの妻。
タマラ:ホセとアンジェリカの娘。

3人組が政治家宅に強盗に入る

マリア・カミラ・アニータの3姉妹が大金を手に入れるためレールモントフ夫妻宅へ押し入ります。カミラが別の人物に金を用意しなければ殺すと脅され、やむなく強盗に入ることにしたのでした。

地下室にいた少女

カミラたちは夫妻を拘束し金のありかを吐かせようとしたところ、物音が聞こえてきたため地下室へ向かいました。そこには手足を拘束された少女、タマラがいました。夫妻が少女を虐待していると考えたカミラはタマラを車いすに乗せ外へ連れ出そうと考えました。

タマラの様子がおかしい

夫婦はしきりと「タマラを拘束して地下室へ戻せ」とカミラに言います。タマラの様子がどこかおかしく何かに憑りつかれているようでした。

タマラがどこかへと消えてしまう

カミラが夫妻を責めている間に、車いすに乗っていたタマラがどこかへ消えてしまいます。車で待機していたアニータも加わり、3人で家中を回りタマラを探します。探している途中、3人は過去の嫌な思い出がフラッシュバックするようになります。その後、無事タマラを見つけ夫婦のいる場所へと連れていきます。

取り乱すアニータ

今度は、アニータがどこかへといなくなってしまいました。マリアが家中を探していると浴槽にうずくまってひとりごとを言っているところを発見します。マリアがアニータをなだめているところにカミラから電話がかかってきました。マリアが家の外へ出てカミラの目線の先を見ると首つりをしたアニータがいました。マリアはさきほどまで浴槽にいたのにと驚きます。

カミラはマリアに激怒し家を後にする

タマラはマリアが過去のある事件でカミラを裏切っていたということを聞いて激怒し車で帰ってしまいます。その途中、父親やアニータの幻覚を見て事故を起こし死亡してしまいます。

悪魔に憑りつかれたタマラ

タマラは悪魔にとりつかれており、夫婦に依頼されたナタレ枢機卿が悪魔祓いを行います。

夫婦はナタレ枢機卿を拘束する

ナタレ枢機卿による悪魔祓いが行われていましたが、その途中でホセがナタレ枢機卿を銃で脅し、縛り上げます。

アンジェリカがホセを銃で撃つ

マリアがホセを銃で脅し、ナタレ枢機卿の拘束を解くよう命令します。ホセは隙を見てマリアに襲い掛かり首を絞めます。アンジェリカはこのままではマリアがしんでしまうと考え、ホセを銃で撃って殺します。そして、自身も銃で自殺してしまいます。

悪魔祓いを再開

ナタレ枢機卿はマリアを助手にし悪魔祓いを再開します。

マリアが代わりに悪魔祓いを行う

ナタレ枢機卿は悪魔に首を絞められマリアがそれを止めに入ります。ナタレ枢機卿はマリアに悪魔祓いを行うように頼みました。

マリアは悪魔祓いを成功させる

マリアが悪魔祓いを行い、タマラは口から赤い液体を大量には出します。タマラから悪魔が体から出ていったようです。マリアはタマラを車に乗せ病院へと連れていきました。

ナタレ枢機卿が教皇になる

3週間後、マリアがテレビをつけるとナタレ枢機卿が教皇になったというニュースがやっていました。ナタレが挨拶をしている様子が映っていましたが、その目は見開かれて異様でした。(ここでエンディングです)

解説

マリアのカミラへの裏切りとは?

マリアたち姉妹は日常的に父親から虐待を受けていました。ある日、カミラはマリアを虐待している父親を金づちで殴って殺してしまいます。しかし、マリアは法廷で虐待の事実はなかったと嘘をつき、その結果カミラは8年間も服役することになってしまいました。

アニータとカミラの関係とは?

アニータは実はカミラとその父親の子供でした。悪魔にそのことを知らされたアニータは首をつって自殺してしまいます。

タマラが悪魔に憑りつれたのはなぜ?

タマラが何らかの病気で体が不自由になっていました。夫婦はそんなタマラを救おうと悪魔を呼び出したことでタマラは憑りつかれてしまいました。

感想

ドントブリーズ系ホラー?!

本作「ドント・ヘルプ」は明らかに2016年公開の傑作ホラー「ドント・ブリーズ」に便乗したタイトルです。内容の方は「強盗に入った家で逆にひどい目に遭う」という展開は同じ。「ブリーズ」の方は「家には目は見えないが恐ろしく強いおじいさんがいた」ですが、「ヘルプ」の方は「家には少女に憑りついた悪魔がいた」であり、導入部分以降は全然テイストの違う作品です。「ドント・ヘルプ」は後半以降、悪魔祓い系の映画になっていきます。強盗は元は悪い奴ではないので(お金を帰さないと殺されるため強盗に入った)少女を助けようとする展開もあります。タイトルの「ドント・ヘルプ」は「この少女を助けてはいけない」という意味のタイトルだということですね。

不気味な少女

ある政治家の夫婦の子供が悪魔に憑りつかれ、夫婦は地下室に子供を幽閉しているという内容で、この少女がめちゃくちゃ怖いです。まず見た目からして、顔色が悪く髪も若干薄くなっておりときおり浮かべる薄ら笑いで背筋が凍ります。そして、この少女(悪魔)は強盗に入ってきた女が抱える過去の忌まわしい記憶をイジリ倒し精神的に揺さぶっていきます。この時の少女の表情が強烈で最高でした。また、少女(悪魔)は両親に酷いことをされていると強盗犯に泣いて訴えます。もしかしたらこの夫婦のほうが悪いのではという現実が揺らぐクラクラ感が(若干ではありますが)味わえます。

悪魔祓いモノとしての出来は?

映画で描かれる悪魔祓いで私が個人的に期待するのは悪魔がバンバンと家中の家具などを浮かしたりする派手なシーンですが、この映画ではそういうシーンはなくどちらかというと悪魔が強盗犯に過去の幻覚を見せるという展開が主です。これはこれでキャラの掘り下げにもなっているのでなかなか良かったと思います。

総評

悪魔が憑りついた少女の不気味さのおかげで緊張感がずっと続きハラハラしながら観ることができました。ただ、強盗と家主の対決シーンはゆるく大事にもならないので若干物足りないというか突き抜けた面白さがないような気もしますが。

評価は7/10としました。

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