「CODE8/コード・エイト」映画感想(ネタバレ)『X-メン』×『ワイルドスピード』?


今回は2020年月日に公開・リリースされた「CODE8/コード・エイト」を鑑賞しました。

超能力者が社会に当たり前にいる世界が舞台のSF映画です。

普通に面白い映画という評価が似合う感じの作品です。

さて、本記事の前半は、あらすじ・スタッフ・キャストの紹介をします。そして、後半の「ストーリー紹介」「感想」へと続きます。

「ストーリー紹介」コーナーでは、ネタバレなし・ありで分けています。ネタバレを避けたい方はネタバレなしの部分を見ることをおすすめします。

ツイッターやってます

あらすじ

人類の4%が特殊能力を持って生を受ける世界。電気を操る能力を持つ青年コナーは、難病に侵された母の治療に苦心していた。ある日、特殊能力者で構成された犯罪組織と出会い、母を救いたい一心で仲間になることを決意する。

スタッフ・作品情報

監督:ジェフ・チャン

原題:CODE8

製作年:2019年

製作国:カナダ

上映時間:98分

キャスト

ロビー・アメル
カリ・マチェット
スティーブン・アメル
サン・カン

映画サイトでの評価

海外の映画サイト「IMDB」での評価は10点中6.1点(31488件の評価)。

国内大手レビューサイト「フィルマークス」では5点中3点(23件の評価)。

ストーリー紹介

※まずは重要なネタバレなしで行きます。

超能力者の存在が一般社会で認知されている世界が舞台。

かつて、超能力者は製造業や建設業で重宝されていましたが機械化によって急速に職を失っていきました。

サイクという超能力者の髄液が原料のドラッグが非超能力者の間で人気になり、 働き口がみつからない超能力者は髄液を売って金を稼ぐようになります。

そんななか、警察は超能力者への監視を強化。警官ロボやドローンを導入し、超能力者に目を光らせます。

コナーという男性も超能力者のひとり。彼は、なかなか職にありつけない日々を送っています。コナーの母は超能力者特有の病気を患っており医療費もかかるため、コナーは必死に職探しをしていました。

ある日、街で出会ったギャレットという男からサイクの原料を盗む仕事を紹介され、超能力を生かし見事に仕事をやってのけます。

ギャレットはコナーを気に入り、彼のボスであるマーカスに紹介します。

サイクの製造を取り仕切るマーカスは、警察の捜査が近ごろ強化されてサイクの製造がうまくいってません。一方で、強大な力を持つ密売組織“トラスト”への上納金の支払い期日が迫りつつありました。

コナーは、ギャレットやそのチームと組み、銀行強盗を行いますが、想定していたよりも金庫にある金額が少なく、必要な上納金の額にはまだ達しません。

マーカスの横には常にニアという女性がいました。彼女もまた超能力者で、その力は人の病気や傷を治すこと。そのことを知ったコナーはニアに自分の母を治療してもらおうと考えます。


ここから重要なネタバレあり


ちょうど同じ時期にコナーの母が倒れ入院することになります。一刻も早く母を治療するためコナーはギャレットにある計画を話します。

それは、マーカスと協力し、押収された超能力者の髄液を乗せた警察の輸送車を襲い、髄液を奪い取ることでした。

その計画にマーカスも乗ります。コナーは計画が成功したらその見返りにニアをもらうという条件を付けくわえマーカスもそれを承諾しました。

街中で、警察車両を襲い髄液を奪ったところで、マーカスの部下たちがギャレットたちを裏切り、髄液を持って逃走します。マーカスはもともと髄液を独り占めするつもりで、コナーたちの計画に乗っかったのでした。

コナーは警察にマーカスの居場所を教え、警察はその場を制圧します。しかし、マーカスは警察に見つかる前に逃げだします。それをコナーとギャレットが追いマーカスにとどめをさします。

コナーはその場にいたニアを銃で脅し母のいる病院に連れて行こうとします。しかし、ニアの超能力にはひとつ弱点がありました。それは相手の病気を治す代わりに、自分がその病気にかかるということ。それを知ってたうえでコナーはニアを病院に連れて行きます。ニアはコナーの母を治療を開始しますが、コナーは考えが変わったのかニアに治療をやめさせ、解放します。

その後、コナーの母は死亡。コナーは母の墓を訪れ別れの挨拶をします。

ニアは長い間会えていなかった服役中の父親と再会を果たします。

ここでエンディング。

感想

※今回はネタバレなしで行きます。

普通な面白さの超能力系SF映画。これはイイぞ!と思える場面もあるのですが、観終わった後に考えるとなんか普通な面白さだったなという感想になるという。

思っていたより小規模?

『X-メン』×『ワイルドスピード』を彷彿とさせる近未来SFアクション、と紹介されています。超能力モノということで、『X-メン』といのはわかりますが、『ワイルドスピード』というのは・・・。もしや、強盗するシーンがあるからということでしょうか。いずれにしても両方の映画よりもそのスケール感はかなり縮小されています。これ、後で知りましたがカナダ映画なんですね。おそらく予算はハリウッド超大作と比べると劣ると思われます。ただ、警察の人型ロボットやドローンのCGはめちゃくちゃよくできているし、ビルが多く集まる未来的な都市も(実在の都市なのか?)カッコいい。

家の建設シーンが楽しい

超能力者たちが、その能力を生かして建設現場で大工のような仕事をしている序盤のシーンは観ていて楽しくなってきます。人によって使える能力は違って、電気系と呼ばれる能力を持つ人は電気配線工事をやって、筋肉系は重いものを運ぶ、熱系はパイプを焼き切ったり溶接したり。この一連のシーンは、めちゃくちゃワクワクしました。

超能力者が普通にいる社会

超能力者が珍しいものではなく当たり前にそこにいるんだという社会の描き方がうまいですね。「超能力を仕事で使うんだったらそれ用の許可を取れ」というセリフがあったり、企業面接用の記入用紙に「超能力者ですか?」という問いがあってYES/NOで答えるとか、子供がルービックキューブを宙に浮かして遊んでいてそれが別に変なことじゃないとか。こういう細かい描写で、当たり前に超能力者がいる世界というのを表現しています。前半はこういう僕のツボを押さえたシーンが続くのでかなり面白く感じました。

ストーリーは薄味

ストーリーはまぁよく見る話で目新しさはないです。主人公が、母を救うための金を稼ぐために悪に染まっていく、というね。結末でコナーがとる選択も心が動かされないわけじゃない。ただ、なんかいろんなキャラを出そうとして、薄味になった感がありますね。コナーとギャレットの師弟関係みたいなものもそこまでストーリー的に意味があると思わなかった。(コナー役のロビー・アメルとギャレット役のスティーヴン・アメルはいとこ同士らしい、という豆知識)あと、警察というか捜査官側の視点もいらないとは言わないけど、もう少し削ってもいいんじゃねとは思いました。

主演のロビー・アメルがイイ

ストーリーは薄味ではありますが、主演のコナー役のロビー・アメルさんがめちゃくちゃよくて彼のおかげでコナーのことを最後まで見届けたいと思いました。この俳優、どこかで見たことあるな~と思っていたら最近観てめちゃくちゃハマったアマゾンプライムのオリジナルドラマ「アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~」で主演のネイサンを演じた人でしたね。実直そうな感じのルックスで、本作の母思いな主人公という設定が何の違和感もなく入ってくるし、その母のために悪事に手を染めてしまう説得力もありました。

アクションは地味

アクションは思ったりよりも派手さはなく物足りないですね。まぁこれもX-メンと比べたらということになりますが。超能力バトルといっても、普通の肉弾戦に熱とか電気とかのエフェクトがついている程度で結構地味です。

総評

普通に面白い超能力SF映画です。超大作SF映画だと思ってみると肩透かしを食らうと思うので、中規模SF映画だと思って観るぐらいがちょうどいいと思います。

ということで、評価は8/10としました。

参考サイト:ゲオ宅配レンタル/IMDB/フィルマークス

コメント