「バーンアウト」映画感想(ネタバレ/結末)だんだんと追い詰められる主人公

どうもジャケ借りくんです!
レビューするのは「バーンアウト」!ツタヤで借りてきた映画です!結末までのネタバレ含むのでご注意ください。

「バーンアウト」は元妻や子供を守るため麻薬の運び屋として働くことになる男のお話です。

作品情報

監督:ヤン・ゴズラン
キャスト:フランソワ・シヴィル、 オリヴィエ・ラブルダン、マノン・アゼム
原題:Burn Out
製作国:フランス、ベルギー
上映時間:107分
参考サイト:Amazon

あらすじ

バイクレーサーのトニーは、ある日参加したレースがきっかけでプロレーサーになるための選抜試験を受けるチャンスを得た。

ある日、トニーは、元妻レイラの家をたずねる。部屋は荒らされ、レイラは怪我をしていた。話を聞くと麻薬のトラブルで5万ユーロの借金をしてしまい、1週間後に返さなければならないという。トニーは危険だからとしばらくレイラと息子を自分の家に泊まらせることにした。

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トニーは麻薬に関わる仕事をしている幼馴染のムサに会った。レイラが麻薬のトラブルに巻き込まれたことを伝えるとムサはトラブルの相手はジョルダンとミゲルという男たちだという。トニーはジョルダンの居場所を聞き、直接話をすることに。

カフェを訪れジョルダンと借金返済の件について話をした。金を盗んだのはレイラの元彼だと伝えるがとにかく金を返せと、取り合ってもらえない。カフェから出て止めてあったバイクのもとに戻るとミゲルが待っていた。借金はプロレーサーになってから少しづつ返すと伝えるが、断られる。ミゲルはどうやって返すか考えろと言い残し去っていった。

夜に電話がかかってきてジョルダンとミゲルがいるタトゥー屋へ呼び出される。そこで車に乗せられ、しばらく走り駐車場のような場所で降ろされる。そこにはバイクが置いてあり、覆面をかぶった男に荷物を渡される。その荷物を先程のタトゥー屋へ届けるように言われる。トニーはバイクを走らせる。途中、警察の追跡を受けながらもタトゥー屋に到着。これは麻薬の運び屋としての適正をみるためのテストで、トニーは合格だった。ミゲロは、2ヶ月間運び屋をすることで借金を帳消しにすると約束した。

その日からトニーはアルバイト、プロ選抜テスト、運び屋をする日々を送るようになる。

トニーは暴動が起きている地域に麻薬を届けることになった。タトゥー屋の前でジョルダンを待っているとムサがやってくる。ミゲルのもとで働いていることが知られてしまった。
麻薬を届けている最中にいきなり前方から銃撃を受ける。トニーはバイクごと横転し、二人組の男に追いかけられる走ってその場から逃げる。その2人はトニーの運ぶ麻薬が目当てだった。身を隠し、ジョルダンに電話で助けを求める。追手にみつかり銃撃を受けながらもジョルダンが用意した車になんとか乗り、その場から離れた。

プロ選抜テスト最終日。トニーは、バイクで走行中、度重なる疲労のせいで目の前が白くなり転倒してしまう。トニーは選抜試験に落選してしまった。

ミゲルに会ったとき、2ヶ月の期間後もこの仕事を続けないかと聞かれる。トニーはその申し出を断り、約束通りあと一回で終わりにするよう頼む。

レイラはトニーのやっている仕事のことをムサから聞いていた。レイラは自力で借金を返すと言う。トニーは役に立ちたいからこのまま続けると伝えた。

ジョルダンがいる場所まで荷物を運ぶ。これで運び屋の仕事は終わりのはずだが、ジョルダンはまだ仕事を続けさせるつもりでいた。トニーは仕事はこれで終わったと訴えたが、続けないとレイラを殺すと脅される。トニーは手に持っていたヘルメットでジョルダンを殴り殺してしまった。トニーはムサとその仲間を呼びだし、死体を隠す手伝いをしてもらった。トニーはムサがミゲルに奪われていた”シマ”を取り返すことにする。

次の日、ミゲルとその部下がトニーの家を訪ねてきて、ジョルダンの居場所を聞く。ジョルダンは取引後、ファリドに会うと言っていたとトニーは嘘をついた。ジョルダンを見つけるためトニーは車に乗せられ、麻薬の隠し場所に連れて行かれる。ムサはその後を車で追ったが、途中で見失ってしまう。トニーを乗せた車は現場に到着。ミゲルが麻薬が盗まれていないことを確認したあと麻薬を車に積む作業を始める。トニーはすきをみて、ムサに電話で居場所を伝えた。同じ頃、トニーが嘘をついていることがミゲルにバレてしまった。ムサは仲間からの電話で嘘がバレたことを知り、トニーに逃げろと伝えた。ミゲルに倉庫の奥まで来るよう呼び出されたトニーは近くに止めてあったバイクを盗み逃げ出す。しかし、すぐ先の交差点で横から来た車と衝突。トニーの体は宙に投げ出されてしまった。ミゲル達に車のトランクに入れられ、車が走り出した。しばらくして、トランクに光が差し込んできたかと思うと車は何度も横転し、止まった。駆けつけたムサたちの銃撃で車は事故を起こしたのだ。ミゲルはかろうじて生きていたが、ムサの仲間に撃ち殺される。

トニーは無事回復し、倉庫での仕事を再開していた。

息子の誕生日を祝っているとき、通りかかるバイクを目で追うトニー。その夜、トニーはバイクのナンバープレートを隠したあと、そのバイクで外出した。信号待ちをしていると向かいにパトカーが止まった。運び屋をしていた日々を思い出すトニー。パトカーを挑発するように赤信号のまま走り出した。

おわり

感想

まず簡単な感想ですが、前半は退屈、後半はサスペンス的見せ場があって楽しい…という感じでした!

上映開始から一時間ほどは結構退屈に感じてしまいました。というのもトニーが「運び屋」、「プロ選抜」、「アルバイト」を掛け持ちしている生活をひたすら見せられるからです。非日常的で面白くなりそうな「運び屋」のシーンも、バイクを飛ばし荷物を届けるだけで大きな見せ場はありません。一応、荷物を運んでいる最中に警察に追いかけられるという展開はありますが、あっさりとしか描かれないので盛り上がりません…。
一方後半になってからは、トニーの運んでいるブツを何者かに狙われ殺されそうになる場面や、トニーが麻薬業者のジョルダンを殺してしまって車に乗せられ、その車をムサが追いかけ救出するなどの見せ場があって面白く観ることができました。後者はとくにサスペンスシーンとしてかなりドキドキしましたね!

これは僕個人の経験込みの話ですが・・・トニーが働いているような配送センターで僕もバイトしたことがあるので勝手な親近感が湧いておもわず感情移入してしまいました。元妻(?)レイラやレイラとの子を守るためにせっかく掴みかけた自分の夢も無駄にしてしまい、それでも耐えるトニーの姿は痛ましいものがあり結構キツくてなってしまいました…。トニー役のフランソワ・シビルの実直でまじめそうな感じもよくて、ぴったりな役といえると思います。ミゲルはじめ敵役も控えめの演技で世界の何処かにいそうという実在感があってよかったですね。ただもう少し暴力的で怖い感じを出したほうが緊張感が出てもっと良かったとは思いますが…。

気になるところ一つ上げるとブツを届けるため警察に追いかけられるリスクまで追って急がないといけないっていうシチュエーションがいまいちわからなかったですね。できるだけ目立たない車でウィンカーもちゃんと出して信号も法定速度も守って届けたほうが良くね?とは思いました…。そっちの世界ではスピード命的な感じなんでしょうか。

あっ、前半はつまらない…と書きましたがバイクシーンの画的なかっこよさはポイントが高いですね!あとバイトや運び屋の仕事をまとめてミュージックビデオ風に見せるところは結構かっこよくて好きです。

まとめ

上映時間1時間ほどまでの展開は結構退屈です。それ以降はサスペンスシーンもあるので退屈はしませんでした。ストーリーもシンプルながらしっかりしていて見やすいです。ただ妻や息子とトニーの関係の描写がもう少しあればストーリーに厚みが出たんじゃないかなと思いました。ラスト含め救いのない暗めの話なのでそういうのが苦手な方は観ないほうがいいかも^^;あと僕は個人的な理由でトニーに感情移入してみることができましたがそうでない人はつまらんなあと感じてしまうかもしれません。ぼくはそこそこ楽しめたという感じです!
というわけで評価は7/10としました!

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