「キラーエリート 暗殺者」映画感想(ネタバレ)ある殺し屋が組織を抜け出そうとする話

キラーエリート 暗殺者(字幕版)
キラーエリート 暗殺者(字幕版)

「キラーエリート 暗殺者」は2017年のイギリス製アクション映画。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ジョニー・マラチ

キャスト
クレイグ・フェアブラス
ジェームズ・コスモ
エメット・J・スキャンラン
メム・フェルダ
テイマー・ハッサン
ブルース・ペイン

原題:Breakdown

製作年:2017年

製作国:イギリス

上映時間:110分

感想

暗殺者たちの世界を描いたド渋な作品で派手さはないけど結構おもろい!

愛情深い父親であり、誠実な夫アルフィー。その裏の顔は、元傭兵のスキルを生かして狙った獲物を仕留める冷酷で残酷なプロの殺し屋。彼は最近、恐ろしい症状に悩まされていた。いままで殺してきた男たちの幻影が彼の前に現れるのだ。過去の記憶に苛まれ、正気を失ったアルフィーはついに仕事を遂行することが出来ず、しくじってしまった。元陸軍少佐のボス、アルバートはアルフィーと家族の命を脅かすよう組織に強いるのだった…。

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください

渋めの殺し屋映画

ざっくりいうと殺し屋(アルフィー)が暗殺者組織から抜けるようとするも、ボスからの許しがおりず、その組織と対峙することになる的なお話。

まぁ結構よくみる話であり、目新しさはありません。登場キャラもオジサンばかりで華はほぼなくアクションシーンも少なくて…と派手さは全くないド渋な作品です。ただ、そのド渋さが結構好みで、ド派手なドンパチが繰り広げられる作品もいいけどこれぐらいの渋い作品もたまにはいいなぁとしみじみと思います。

出てくる役者もみんな渋くてイイ感じの顔の男たちです。主人公のアルフィーすらも無骨な強面中年男といった感じで、敵対するボス(アルバート)も静かな恐ろしさをたたえた底知れぬキャラになっていました。

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アルフィーが組織を抜けたいと言った後、彼の娘の誕生会を家でやっているところにこのアルバートが部下たちを連れてやってくる場面は超怖いです。アルバートの顔は穏やかで誕生日を祝うセリフも口にするのですが、当然、家族にも危害を加えるぞということを暗に伝えるためにやってきたわけで非常に暴力的で緊張感のあるシーンです。

なかでも一番テンションの上がるシーンはアルフィーがトルコ人たちのいる建物に乗り込んで銃撃戦になる場面。銃撃戦自体もも楽しいのですが、ここでアルフィーの妻や娘の身に起凝る出来事もカットバックで見せる欲張り仕様で超ハラハラする最高に面白いシークエンスです。アルフィーが銃撃戦をしている間、妻はアルフィーの仕事仲間に言い寄られ、娘は恋人一歩手前の男にドラッグを盛られ意識不明に…。アルフィーのシーンだけでも十分面白いのに、そこに妻や娘のこれまた目の離せないシーンもみせてくれるとはかなりのサービス精神です。

ラストでアルフィーやその家族が見せる組織との戦いはあっさりし過ぎかなと思わなくもない…という感じ。渋い作風で通すためにはこのあっさり具合がふさわしいと言えなくもないが、個人的には家族の誰かが危機的状況に置かれるといった、もうひと盛り上がりがほしかったところです。

総評

ド渋な作風が結構よく楽しみながら観ることができました。派手なドンパチの作品もいいけどたまにはこういうのもいいですね。というわけで評価は7/10としました。ちなみに同じ暗殺者モノでいうと以前みた「暗殺者たちの流儀(感想記事)」もなかなか渋く楽しめた作品です。

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ストーリー紹介

ある殺し屋が組織を抜けようとするが…

ベテランの殺し屋アルフィー。彼はある日からこれまで殺してきた人間の幻影を見るようになります。

そんななか、アルフィーは殺し屋組織のボス(アルバート)から、依頼人の前である男の拷問をする仕事を任されますが例の幻影がフラッシュバックし、続行不可能となり退場…。ボスは醜態をさらしたアルフィーに激怒…。アルフィーは最近よく幻影を見るようになったということを正直に話し、この稼業から足を洗いたい伝えるも許してもらえせん。それどころか、アルフィーが暗殺者としてやっていけるかを確かめるため、簡単だと嘘をつき難しい暗殺の仕事に送り込みます。

アルフィーは何とかその仕事を終え、改めて暗殺者の仕事を辞めたいと伝えますが、アルバートはそれに応じず、さらに別の暗殺の仕事をするよう命令…。アルフィーはターゲットの男を殺したように見せかけ逃がす計画を立て、その人物の家を訪れます。相手の男に計画を話している最中に、アルバートが用意した暗殺者がやってきてその男を殺し、アルフィーも銃を向けられます。そこへアルフィーの妻(キャサリン)がやってきて暗殺者を銃殺。アルフィーを間一髪のところで助け出します。

アルフィーは殺し屋組織から抜け出し普通の家族を取り戻すため組織の壊滅を決意。娘のマヤにも自分の職業を明かし、家族全員で自宅にやってくる暗殺者たちを待ち受けます。送り込まれた暗殺者を協力し全員殺したのち、アルフィーひとりでアルバートのいるアジトに向かいます。そしてそこにいた暗殺者をアルバートも含め殺し組織を壊滅させました。

おわり

参考サイト:映画.com/Amazon


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