どうもジャケ借りくんです!
ツタヤで借りてきました!今回レビューする映画は「デンジャラス・プリズン 牢獄の処刑人」!
結末までのネタバレ含むのでご注意ください。
作品情報
監督:S・クレイグ・ザラー
キャスト:ビンス・ボーン、ジェニファー・カーペンター、マーク・ブルカス、ムスタファ・シャキール、ディオン・マッカーシャシート
原題:Brawl in Cell Block 99
製作年:2017年
製作国:アメリカ
上映時間:133分
参考サイト:映画.com
あらすじ
ブラッドリーは自動車修理工場で働いていたが、不景気を理由に解雇されてしまう。その日、妻ローレンの不倫が発覚。怒り狂うブラッドリーだったが、しばらくして冷静になりふたりで話し合いをすることに。その結果、子作りをして夫婦としてやり直すことになった。しかし、子供を生み育てるための金がないため、ブラッドリーは友人のギルを頼ってドラッグを運ぶ仕事をすることに。
続きを読むその夜、自宅で就寝中だったローレンは物音で目を覚ました。窓が割られ何者かの吹き矢で眠らされ拉致される。
翌朝、ブラッドリーのもとにエリエイザーの使いが面会にやってきた。その男は320万ドル分のドラッグを失った埋め合わせとして、ある一人の囚人を殺すことを要求した。さもないとローレンが酷い目に合うと脅す。その囚人はクリストファーという名前で、レッドリーフ刑務所に収容されている。
ブラッドリーはわざと問題を起こし、レッドリーフ刑務所に移送された。中庭で自由時間が与えられ、そこで出会った囚人に話を聞き、クリストファーはこの棟にいないことがわかる。ブラッドリーは再び問題を起こし、クリストファーのいる99号棟に収容された。
刑務官が独房にやってきて、ある部屋に連れて行かれる。そこにいたのはエリエイザーとその部下であった。彼らも逮捕されこの99号棟に収容されていた。クリストファーという囚人は彼らのでっちあげた架空の人物であった。本当の目的はブラッドリーに自らの手で復讐を果たすこと。ブラッドリーは暴行をうけ気絶させられる。一度、独房に戻されたブラッドリーだったが、目を覚ましエリエイザーたちのいるところに殴り込んだ。ロマンやその他の囚人を殺し、エリエイザーを痛めつける。そしてエリエイザーの部下に電話をかけ妻を開放することを約束させる。そしてエリエイザーを独房にいれた。そこに騒ぎを聞きつけた刑務官が複数やってくる。ブラッドリーは妻の無事を確認するまで離れた場所で待つよう刑務官に指示する。
ローレンは車に乗せられギルの待つ場所で開放された。ブラッドリーは電話でローレンの無事を確認する。
電話を終えたブラッドリーはエリエイザーをうつ伏せの状態にする。そして床に穴を開けただけの便所にエリエイザーの顔を入れ、後頭部を思い切り何度も踏みつける。エリエイザーの頭は千切れ便所の穴に落ちる。刑務官が駆けつけ、ブラッドリーに向け銃の引き金を引く。1発目は心臓に、2発目は頭に命中する。
おわり
感想
まず簡単な感想ですが、「暴力描写は必見!ただテンポが悪い…」という感じでしたね。
暴力描写がすごい!
ブラッドリーは高身長で昔ボクシングをやっていて、めちゃくちゃ喧嘩が強いです。彼は妻を救うため刑務官や囚人に喧嘩を仕掛けます。本作の暴力描写はスタイリッシュというよりは泥臭くより痛みが伝わってくるものになっていると感じました。腕の関節を逆に曲げたり、倒れた敵の後頭部を踏みつけ顔面の骨が見えたりとにかく痛そうです…^^;。カットもあまり割らず見せるので生々しい感じが伝わってきます。
テンポが悪く上映時間長くなりすぎ…?
刑務所に入ってからのテンポがどうも悪い感じがしました。それは主人公ブラッドリーの動き(歩いたり、ベッドに寝そべる等)がとてもゆっくりで、それらを途中でカットせずじっくりと見せているからだと思います。とくに刑務所内を歩くシーンはものすごく冗長に感じました。このゆっくりな動きはブラッドリーのキャラを表現するためとは言えるかもしれませんが、映画全体のテンポが悪くなってしまっています。
刑務所がおもったよりヌルめ
デンジャラスプリズンというタイトルから刑務所内で囚人同士の大乱闘とか刑務官による恐ろしい拷問が見れるんだろうと勝手に期待していましたが、そういうシーンはあまりありませんでした…。一応喧嘩や拷問っぽいものはありますが地味めな感じです。ということで、これから観る方はそういう派手なシーンはあまり期待しないほうが良いでしょう…。
まとめ
暴力描写はグロめで、僕としてはかなりの見ごたえありな作品でした!ただ、上映時間が長くテンポが悪いので集中力が切れてしまうことも何回かありました。音楽をほぼ使ってないことや独特のテンポ感のおかげで妙な魅力のある作品ではあります。
評価は7/10としました!
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