「ホワイト・スペース」映画感想(ネタバレ)VFXへのこだわりは感じるけど…

ホワイト・スペース(字幕版)
ホワイト・スペース(字幕版)

「ホワイト・スペース」は2018年のアメリカ・ハンガリー合作映画。監督は「トランセンデンス」「ジオストーム」等でVFXを手掛けてきたケン・ロクスマンディ。主演のリチャードを演じたのは「ハドソン川の奇跡」「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」のホルト・マッキャラニー。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:ケン・ロクスマンディ

キャスト
ホルト・マッキャラニー
ズライ・エナオ
ジョッコ・シムズ
デイブ・シェリダン

原題:Beyond White Space

製作年:2018年

製作国:アメリカ・ハンガリー合作

配給:トランスフォーマー

上映時間:94分

あらすじ

西暦2156年。地球上の食糧は枯渇し、人類は宇宙の彼方に生息する地球外生命体を新たな食料源として生活していた。「食料」を捕獲するため宇宙空間を漂う惑星間漁船の船長リチャードは、謎の空間≪ホワイトスペース≫に生息する伝説のドラゴン型エイリアン“天龍”に父親を殺された過去を持っていた。復讐のため天龍捕獲に挑むリチャードだったが、龍の体内に生息する寄生虫が船内に侵入。クルーの体を乗っ取り、次々と仲間たちを襲い始める。果たしてリチャードはクルーたちを救い、天龍を捕獲できるのか…?!

感想

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください

VFXは1流…だが

ジャケットからは想像できないほどVFXのクオリティが素晴らしく、期待していなかった分お得感がありました。宇宙船、パワードスーツ、敵モンスターなどデザインもなかなかイイです。宇宙生物を食料としている、宇宙空間での生物捕獲を漁業に例えている、その生物には寄生虫がついていて危険といった設定もなかなか面白い。

ストーリーについてはあまり興味がわかず、映画全体の評価としてはそこまで高くありません。話の主軸は、宇宙船の船長(主人公)が父を殺した天龍という宇宙生物に復讐を挑むというもので、主人公は乗組員たちをその個人的な戦いに巻き込んでいくという展開。文字にしたら上記のようなストーリーになるかと思いますが実際には主人公の暴走に巻き込まれる乗組員たちの部分がうまく描けていないような気がします。というのもそもそも乗組員が復讐の相手である天龍の捕獲にそこまで否定的ではなく反発したりしないからです。むしろ、金を稼ぐために乗り気なキャラもいたりもします。途中で、漁を辞めて帰りたいと言い出すキャラも出てくることは出てきますが、主人公が一言二言説得しただけでなし崩し的に納得。主人公と口論をするということにもならず。もっと、強引な主人公に対し乗組員たちが不信感を抱いてもめたり、主人公がうまいこと嘘をついて乗組員たちをだます的な感じにしたほうが主人公の暴走とそれに巻き込まれる乗組員たちという話が際立つと思いました。別の問題点として、今いる宇宙船の位置と天龍のいる領域までの距離感が具体的に示されないため、天龍に近づいていっている感じもせず、危機感がありません。肝心の天龍とのバトルも真っ暗な宇宙空間の中で戦うだけで、画的につまらないものになっています。また、乗組員たちのキャラ描写もあまりうまくいっていないと思いました。一応、それぞれの人物に切迫した事情があって宇宙船に乗り込んでいるということにはなっていますが、護衛官のリン、主人公の父と知り合いだったホーソンは良いとして、その他のキャラはその事情がちょろっと説明されるだけなので薄っぺらいキャラになっていました。だから、彼らがそれぞれの個人的な理由のために船内でほかの乗組員と揉めるような場面も全然盛り上がらずハラハラもしませんでした。

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総評

VFXは気合が入っているがストーリーは全然面白くない映画。宇宙で漁をするという設定は面白いのですが…。というわけで評価は6/10としました。

ストーリー紹介

登場人物

リチャード:惑星間漁船“エセックス”の船長。

オーウェン:リチャードの弟で、“エセックス”の乗組員。

リン:“エセックス”に護衛官として乗り込んだ人物。

ホーソン:“エセックス”の乗組員で、昔リチャードの父とともに漁をしてた。

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西暦2156年

西暦2156年。地球では食料が枯渇…。人々は宇宙空間に生息する生物を新たな食糧としていました。

復讐に燃えるリチャード

リチャードは惑星間漁船“エセックス”の船長。彼の父は数十年前に天龍という宇宙生物を捕獲しようとして失敗し、死亡していました。天龍は、そこへ入り込むと病が完治するとされている“ホワイト・スペース”の守護神です。リチャードは父を殺した天龍へ復讐をしたいと考え、着々と準備を進めていました。

漁へ出る

リチャードが船長を務める“エセックス”は、リチャードの弟オーウェン、ホーソン、ハーポといった顔見知りの乗組員のほか、宇宙船の護衛として外部からやってきたリンを乗せ“漁”へと出航しました。

リンの正体

エセックスがクリッカ―という宇宙生物を捕獲したところで、“海賊”が現れ獲物や食料をすべて奪い去っていきました。このときリンが実はただの護衛官ではなく、宇宙空間での違法操業等を取り締まるICEという機関の人間であると判明。彼女は病気で余命わずかで、“ホワイト・スペース”に入りその病気を治すべく、エセックスに乗り込んだのでした。リチャードたちは身分を偽っていたリンを監禁することに決めました。

天龍の捕獲を持ち掛ける

すべての稼ぎを海賊に奪われてしまって落ち込む乗組員たち。そんな彼らにリチャードは起死回生の一策として天龍の捕獲を持ち掛けました。乗組員たちはその話に乗り捕獲の準備を始めます。

寄生虫が船内に入り込む

しばらくして、天龍の分泌物で、売れば高値が付く龍涎香が宇宙空間に漂うのを発見したリチャード。彼はさっそく乗組員たちに指示を出し無事龍涎香の回収に成功。しかし、船内に持ち帰った龍涎香の中にいた寄生虫が乗組員のスタブスの体に入り込みます。スタブスは次第に様子がおかしくなっていきます。

天龍との対決

同じ頃、エセックスに天龍が体当たりし、船体が破損…。天龍の捕獲にオーウェンが向かいましたが返り討ちに遭い死亡してしまいます。ほかの乗組員が天龍に立ち向かう中、寄生虫にやられたスタブスが船内に残った乗組員に襲い掛かります。

ホワイト・スペースに到達するリン

エセックスが天龍に破壊されるなか、リンはポッドに乗り込み船外に脱出。ポッドはそのままホワイト・スペースへと突入していきました。しばらくして、ICEの宇宙船がリンの乗ったポッドを発見しました。

おわり

参考サイト:映画.com/Amazon

 

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