今回は「ゾンビ・オア・ダイ」を鑑賞しました。
ある夫婦が武装組織から逃れてたどりついた穴で、必死のサバイバルを繰り広げるゾンビホラー映画。
ゾンビがなかなか登場せず退屈な作品になっています。
個人的な評価は5/10点です。
作品情報
監督:レック・リバン
出演:エイゼル・ユスボバ、ムバリス・サマドフ、パービス・イズメイラブ
原題:Aporia
製作年:2019年
製作国:アゼルバイジャン
リリース:2021-08-04
上映時間:86分
映画サイトでの評価:「IMDB」4.7/10点。
ストーリー紹介
感想
・ゾンビどこ?
ある武装組織に殺されそうになった夫婦が大きな穴に落ち、そこから這い上がろうとするが・・・というゾンビホラー映画。
ゾンビがなかなか登場しないゾンビ映画。
序盤は、車で胴体真っ二つとか、逃げ惑う捕虜たちを後ろから銃殺とか楽しいのですが、そのあとが退屈極まりなくて・・・。銃撃を何とか逃れた夫婦が穴に落ちてしまい、そこからから這い上がろうともがくワンシチュエーションのサバイバルシーンがひたすら続きます。ゾンビが出てこなくてもサバイバルシーンが面白ければいいのですが、「木と布で作った道具で穴から出ようとするが落下してすねをすりむく」とか、「雨が降ってきて溺れないように穴の中のちょっと高い場所に身を寄せる」とか、そういう地味目なシーンしかなくて白目をむいてしまうほどの退屈さです。雨が降ってくる場面に関しては、どちらかというと助かるためのチャンスとしてとらえて穴から這い上がろうと試みるのが普通じゃないか?で、実際そのあとの雨では水位上昇に合わせて穴を上ろうとする描写があるわけだし。なぜ一回目の雨では、ただ怖がるだけなのか?
上映時間がかなり経ってからいよいよゾンビが登場。このあたりからは「身内が次第にゾンビに変異していく恐怖感」が描かれていてなかなか良かったかなと思います。せっかくなら「地上をうろつくゾンビが穴に落ちてきて一波乱」みたいなシーンがあればもっと良くなったと思いますが。
まとめ
ゾンビが登場するまでが激長いゾンビホラー映画。
序盤の一連の暴力的な描写はワクワクするのですが、それ以降が退屈であまりお勧めはできない作品です。
ワンシチュエーションサバイバルの部分でもっとゾンビをたくさん出してくれたらそこそこ退屈せずにみられる映画になったと思いますが。
というわけで評価は5/10点としました。
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