「暗殺者たちの流儀」映画感想(ネタバレ/結末)ジャケットの印象と違う映画だが意外と面白い?!

どうもジャケ借りくんです!
今回レビューするのは「暗殺者たちの流儀」。
結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

感想

ストーリー
元殺し屋のルレクは刑務所を出所後、検事の依頼で警察庁長官を暗殺することに。加齢のせいで自分の能力が衰えていることを実感したルレクは、元軍人のワスコという男を雇い入れた。ルレクとワスコは暗殺の準備を始める…というお話

地味な展開ながらも意外と面白い?!
本作のジャケットを見るとバリバリのアクション映画のような印象を受けますが、実際は大部分でかな~り地味な展開の渋めな映画です。ある暗殺に向けて粛々と準備を進めていくというのが序盤から中盤過ぎあたりまで続きます。主人公が成り行きで人を撃って殺すというシーンも出てきますがあっさりしたもので銃撃戦に発展するようなことはありません。主人公の元殺し屋ルレクも64歳と年をとっており、髪はほぼ白髪で見た目も普通のおじさんという感じ。このように渋めな作風ですが見ごたえがあるポイントも結構あります。主人公が刑務所に入っている間に荷物を預けていた女性のところへ銃やお金を取りに行った際、その女性にいろんなものを保管していたことを黙っていたことに対してお金を払ってと言われ、躊躇なく銃で殺す場面は思わず笑ってしまいました。その見た目からこの人が主人公なの?!と思っていた僕ですが、このシーンからグイグイとのめりこんで観てしまいました。主人公はそのあとも冷徹な殺し屋としての側面を見せあっさりと人を殺してしまう場面があり、「この爺さん侮れない…」となりました。主人公ルレクはあっさりと人を殺してしまう一方自分なりの倫理観に基づいて行動しており、それが人間臭さとして彼の魅力になっています。この人間臭さこそがこの映画の最大の魅力になっていると感じました。

暗殺後の展開はスリリングで楽しい
かなり地味な映画だと前に書きましたが、暗殺シーン以降はかなりスリリングで楽しいです。特に暗殺後逃亡するシーンはハラハラしながら観ることができました。ルレクとワスコが至る結末もかなり渋めでいいです。
総評
地味な映画がながら主人公のキャラ造形がよくそこそこ楽しめました。主人公が好きになれない場合もしかしたらつまらない映画に感じるかもしれません。

評価は7/10としました。

あらすじ

元殺し屋で64歳のルレクは刑務所から出所し、平穏な日々を過ごしていた。

そんなある日、ルレクは彼の担当だった検事に呼び出され警察庁長官を暗殺してほしいと依頼される。ルレクはそれを断ったが、再び刑務所に戻してやると脅され渋々依頼を受けることに。

続きを読む

感覚を取り戻すためスナイパーライフルで的を撃つ練習を始めたルレクだったが、加齢のせいで目が悪くなっておりうまく的に当てることができない。そこで、たまたまニュースで見た元軍人のワスコを自分の代わりとして雇い入れた。ワスコはアフガニスタンでスナイパーをしていたが、一般人を誤射してしまい軍を退役していた。ルレクはワスコに射撃の練習をさせ、彼の腕が確かなのを確認した。

暗殺は警察庁長官が愛人と密会に使うホテルの向かい側にあるホテルの一室から行われることに。ルレクとワスコは現場を訪れ綿密な計画を練っていく。

そして、暗殺を実行に移す日がやってきた。ワスコはスナイパーライフルを構えルレクの指示を待った。警察庁長官がタバコを吸うため窓を開け身を乗り出したところで、ルレクのゴーサインが出てワスコは長官を一発で仕留めた。ルレクは愛人のほうも撃つよう指示したが、ワスコはわざと弾を外した。ルレクたちは急いでホテルから出て車で逃走した。

ルレクは報酬を受け取るため検事と会った。検事は約束した金を渡さず、残りは国外へ出た後に送金するという。ルレクはすべて現金で渡せと銃をみせながら迫ると、検事は外で待たせていた運転手を呼び出し残りの現金を持ってないかと聞いた。ルレクが銃を持っていたことに気づいた運転手は銃を取り出した。両者はほぼ同時に銃を発砲し、運転手は死亡、ルレクも腹に銃弾を受けた。隣の部屋から騒ぎを聞いていたワスコは検事を撃ち殺した。ワスコはルレクのかかりつけの医者のところまで運ぶため車を走らせた。車中でルレクはワスコにスペインに行って悠々自適に暮らす予定であることを話す。しかし、ワスコが車を停め橋の上からスナイパーライフルを投げ捨てているとき、ルレクは死んでしまった。ワスコはルレクの死体を担ぎ、川へと落とした。

ワスコはルレクの車や大金を自分のものにした。そして、依然一度寝たことのある女性に会うため車をホテルに停めた。その際、ルレクの知り合いだった駐車場の管理人がルレクの車であることに気づいた。ワスコはルレクは海外に行ったと嘘をつき、女性のもとへ向かった。ホテルの一室で女性と寝て一服しているときワスコは彼女にスペインに一緒に行かないか?と聞いた。そして、彼女にスペインの写真をみせるため駐車場に停めた車へ戻ったところを、ルレクの仲間に殺されてしまう。

作品情報

暗殺者たちの流儀
監督:ヤツェク・ブロムスキ
キャスト:
クシシュトフ・ストロインスキ
マルチン・コバルチク
アンジェイ・セベリン
ピョートル・グロバツキ
ミハリナ・オルシャンスカ
原題:Anatomia zla
製作年:2015年
製作国:ポーランド
上映時間:121分
参考サイト:映画.com


本作はU-NEXTの31日間無料トライアルに登録することで付与されるポイント(600ポイント)でタダで鑑賞が可能です。(2019年6月1日 23:59まで配信予定)※本ページの情報は2019年1月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。

ゲオ宅配レンタル

暗殺者たちの流儀(字幕版)
(2018-06-02)
売り上げランキング: 91,217

コメント