「ホステル ネクスト・レベル」映画感想(ネタバレ)あのイーライロスのヤツとは関係ない映画

ホステル ネクスト・レベル [DVD]
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「ホステル ネクスト・レベル」は2019年のスペイン製スリラー映画。監督は「ギャロウズ ・ヒル」「ヘルレイザー レベレーション」のビクター・ガルシア。主演のホリーを演じたのは「ザ・ロック」「タワーリング・ダウン」のクレア・フォーラニ。エベレット役は「パーシー・ジャクソン」シリーズのジェイク・アベル。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報


監督:ビクター・ガルシア

キャスト
クレア・フォーラニ
ジェイク・アベル
タイタス・ウェリバー
ネイサン・クーパー
メリーナ・マシューズ

原題:An Affair to Die For

製作年:2019年

製作国:スペイン

上映時間:82分

感想

※結末までのネタバレを含むのでご注意ください

パチモンタイトルにしては悪くない作品でした。

ホリーは、不倫相手のエベレットが予約したホテルに到着する。だが、警察の調査官であるホリーの夫ラッセルが現れ、2人に命を賭けたゲームをするように促す。ゲームをやめればエベレットの家族の命はない…明朝チェックアウトできるのはどちらか1人だけ。ホリーはホテルに閉じ込められ、エベレットは徐々に狂気を帯びてゆく。ホテルに閉じ込められた二人は、それぞれの携帯に着信するラッセルからのゲーム指示に踊らされ、生き残る為の騙しあいが始まる。

誰にも肩入れできないけど不思議と観ていられる映画

ある男(ラッセル)が自分の妻(ホリー)とその相手の男(エベレット)の不倫を知り、復讐を計画。ラッセルは、エベレットには妻子を人質を取ったうえで「ホリーをホテルの部屋から出すな」と指示、ホリーには「エベレットは実はヤバいヤツだから部屋から逃げろ」とうそをつき、ふたりの攻防を監視し始める…という内容

ふたりは不倫しているし、“ゲーム”を仕掛ける側のラッセルも「不倫されたからと言ってやりすぎじゃないか」という共感しづらいキャラで、最初は登場人物のだれの視点で観ていけばいいのかがわかりません。正直このままだれにも感情移入できないとキツイぞと思いながら観ていましたが、実験かなんかを眺める感じで見ると別に感情移入とかいらないなと思うようになりました。そういう一歩引いた視点で見ると不倫しているふたりの必死な攻防がなかなかハラハラして面白いです。後半にはラッセルが何者かに殺され、その後意外な真犯人があかされるというヒネリの効いた展開もあり、脚本にも満足感があります。ただ、説明不足のためラッセルの役回りがわかりづらいという欠点もあります。彼は自発的に真犯人と共謀していたのか、それともエベレットと同じく何か弱みを握られており協力させられていたのか。ラッセルが殺され、その後真犯人が突然「ルール変更」を申し出るのでその直前にふたりに何らかの意見の食い違いがあった、つまりそれまではラッセルは自発的にやっていたということ?あるいは序盤でラッセルが電話でホリーに重要なアイテムの入った金庫の暗証番号を間接的に知らせるという描写があるので最初からラッセルは脅され協力させられていたのか?このあたりをもう少し具体的に描いておいてほしかったところです。

総評

だれにも感情移入はできないけど、実験とかそういうのを眺める感じだとそこまで違和感なく観られると思います。そうやって観るとなかなかハラハラする場面もありそこそこ楽しめました。めちゃくちゃおもろいというわけではありませんが。というわけで評価は7/10としました。

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ストーリー紹介

登場人物

ホリー:不倫している女性。

エベレット:ホリーと不倫している医者の男性。

ラッセル:ホリーの夫。

不倫していた男女

ホリーは夫(ラッセル)に仕事だと嘘をつき、山奥のホテルで若い男(エベレット)と密会。しかし、ラッセルは彼らの不倫を知っており、復讐を計画。エベレットの妻子を人質に取ったうえで、エベレットに対し「妻のホリーをホテルの部屋から出すな。そしてこのことを彼女には内緒にしておけ」と指示を出します。一方、ラッセルは、ホリーに対して「実はエベレットは殺人犯で危険な男である」とうそをつき、彼女がホテルの部屋から出るよう誘導。ホリーとエベレット。ふたりはホテルという密室でラッセルの仕掛けた“ゲーム”に翻弄されていくことに。

生き残ったのは…

なんとか部屋から逃げ出したいホリー。そんなホリーを部屋にとどめておきたいエベレット。彼らの攻防は長時間に及んでいました。そして、それぞれが盛った睡眠薬によって両者は同じタイミングで眠り込んでしまいます。そして、ふたりが目を覚ますとそこには意識がもうろうとしているラッセルの姿がありました。近くには注射器が落ちており何らかのクスリを投与されたようでした。やがて、彼はそのまま息を引き取ってしまいます。そこへ一本の電話がかかってきます。ボイスチェンジャーで声を変えたその人物は、ふたりに殺し合いをさせ生き残ったほうは明朝家に帰すとゲームルールの変更を告げます。そして、もし警察に通報したりふたりで逃げたりすれば家族の命はない、と付け加えました。ホリーは戸惑いながらもナイフを手に取りエベレットに向けます。なんとかエベレットがなだめようとホリーに近づき抱きしめようとすると意図せずナイフがエベレットのわき腹に刺さってしまいます。エベレットはその場で死んでしまいました。

ある部屋で待っていた人物

生き残ったホリーに先ほどの人物から電話がかかってきます。その人物はこのまま帰ってもいいが真相が知りたかったらある部屋にこいとホリーに言います。ホリーがその部屋に行くとそこにはエベレットの妻の姿がありました。彼女は夫と不倫をしたホリーに復讐をしようとしていたのでした。やがて、騒ぎを聞きつけた警備員が部屋の前までやってきます。いたる所にホリーの指紋が残っておりこのままでは複数の殺しが彼女のせいになってしまいます。ホリーはエベレットの妻ともみあい彼女を押し倒した後花瓶で顔をつぶして殺してしまいました。

おわり

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