「ザ・ハロウィン」映画感想ネタバレ(7/10点)あの「ハロウィン」とは関係のない恐怖体験アトラクションホラー!

今回は「ザ・ハロウィン」を鑑賞しました。


ジャケットには、映画「ハロウィン」風マスクの人間。明らかに本家、意識してます…。

ホラー映画の監督として名をはせた男が恐怖体験ができるイベント「恐怖の館」を開催するが、そこに凶悪犯が紛れ込んでしまい…というホラー映画。

若干物足りない部分もありますが恐怖体験アトラクション系のホラーが好きなので個人的には普通に楽しめました。

個人的な評価は7/10点です。

作品情報

監督:アンテ・ノバコビッチ
出演:ディラン・ウォルシュ、ルーク・ベインズ、ロメオ・ミラー、マディソン・マッキンレー、パンチョ・モラー
原題:American Fright Fest
製作年:2018年
製作国:アメリカ
リリース:2019年6月5日
上映時間:91分
映画サイトでの評価:「IMDB」3.6/10点、「フィルマークス」2/5点。

ストーリー紹介

ストーリーの流れを知りたい方はこちらをクリックしてください。(ネタバレを含みます)

・支持率が下降気味だったサマートン市のファウラー市長。

・彼は再選のため地元の廃病院を使い“恐怖の館”というホラー体験ができるアトラクションを作り地域活性化を図ろうと画策中…。

・そこでファウラーが目をつけたのは、ホラー映画の巨匠でありながらアルコール依存症で飲酒運転を繰り返しては逮捕されていたスペンサー・クロウだった。

・金に困っていたスペンサーは渋々市長の依頼を受けることに。

・スペンサーはスタッフたちとイベントの打ち合わせをした後、車で別の場所に向かっていた。

・その途中、酒をのむのに気をとられ対向車とぶつかりそうになってしまう。

・対向車はスペンサーの車を避けようとハンドルを切って木にぶつかり横転。その車には精神医療施設へ搬送中だった犯罪者たちが乗っており生き残った2人の男がその車から外へと抜け出す。

・夜になり、いよいよ“恐怖の館”の催しが始まる。大勢のお客さんがやってきてホラー体験を楽しむ中、さきほど事故を起こした車から抜け出した犯罪者(ルーベン)、“恐怖の館”に入り込んでしまう。

・そして、ルーベンはマスクを身に着けその場にいた客やスタッフを次々と殺していく。

・その頃、同じ車から抜け出したもうひとりの犯罪者(メイソン)がルーベンの後を追って“恐怖の館”にやってくる。メイソンの目的はルーベンを始末すること。

・自宅で家族を撃ち殺したとされ逮捕されていたメイソンだったが、実は家にやってきたルーベンが殺したのだった。

・一方そのころ、指令室で酒をのみながらスタッフに指示を出していたスペンサー。はじめは事態を飲み込めていなかったが、やがて本当に人が殺されていることに気づく。

・酔いが回っていた彼はその状況を監視カメラで撮影、録画していくことに。

・メイソンはイベントのスタッフたちと共に行動しルーベンとの戦いに備えます。

・しばらくして、スタッフのうちのひとりの圏外だったスマホが電波を拾ったため保護観察官に助けを求める。

・その後、再び現れたルーベンを何とか倒すことに成功。メイソンはスタッフと一緒にスペンサーの元へ向かう。

・そして、メイソンは斧でスペンサーに切りかかります。通報を受けた保安官が建物内に入り込んできて、スペンサーメイソンを捕まえました。(コメントでいただいた指摘から人物名を一部訂正しました。)

感想

・恐怖体験アトラクションものとしておもしろい

まず、ジャケットが「ハロウィン」シリーズの久しぶりの続編「ハロウィン」に酷似していますが、まったく関係はありません。一応、ハロウィンの時期の話であり(?)、移送中の護送車が事故を起こし犯罪者が逃げ出すという展開は同じではありますが…。

本作も「ヘルアトラクション 絶叫館」に続き、ホラー的催し物だと思ってたら本当に危険な目に遭ってしまう系のホラー映画です。こういうタイプの映画はかなり好みで、本作はあんまりうまくないところも所々あったりしますが結構楽しく観ることができました。

以下にホラー的催し物だと思ってたら本当に危険な目に遭ってしまう系のホラー映画を紹介している本ブログの記事を載せておきますのでよかったらご覧ください。

ヘルアトラクション 絶叫館』『パズル』『ハロウィン・レポート』『ハロウィン・レポート キル・オア・トリート』(それぞれの感想記事に飛びます。)

“恐怖の館”を楽しもうと大勢の客がやってきたところに本物の殺人者(ルーベン)がやってくるというシーンはなかなか良いです。集まった客の数がかなり多くここに殺人鬼がやってくるってどんだけ凄惨な現場を見せてくれるんだ?!とめちゃくちゃワクワクしました。その期待に応えてくれたシーンもありましたが、想像よりはしょぼめでした・・・。もっとおおごとになっていくとさらに良かったんですが。殺人鬼役にはもっとクセのある顔の役者を持ってきたほうが良かったかもしれません。彼の“闇”を描いてキャラに厚みを持たせようとはしていますが中途半端に感じます。あとからやってくるもう一人の方の殺人鬼(とされている)・メイソンの方の顔や演技は良く、この役者をルーベンにしてもよかったと思います。

ホラー映画で名を挙げた映画監督(スペンサー)は印象に残るキャラで良いですね。映画に、口が悪く粗暴なクズキャラがでているとそれだけで面白さが何倍増しかに感じます。“恐怖の館”に本物の殺人鬼が入り込んで次々人を殺していると気づいて一瞬怯むも酔いのせいもあってかこのままいったれ!とその状況を楽しむようになっていきます。スペンサーを演じたディラン・ウォルシュが次第に狂気を帯びて破滅に向かっていく姿を見事に演じていました。

オチは若干弱いかなと思いました。あとからやってくる殺人鬼メイソンは、ルーベンを追って“恐怖の館”にやってくるキャラです。彼は家族を殺した罪で逮捕されていました。しかし本人曰く殺したのは自分ではなく家にやってきたルーベンだというのです。メイソンは主人公側に回り、ルーベンと戦うことになるのですが、ルーベンを倒した後突然スペンサーに襲い掛かります。実は冤罪で捕まっただけの普通の人間かと思われたメイソンも実は殺人鬼だったというわけです。スペンサーに襲い掛かってちょっとだけ負傷するというしょぼめなオチは正直がっかりでした。もっと派手に暴れまわらせてくれたほうが観るほうとしては嬉しいのですが…。その前のシーンで倒したルーベンが実は生きているというシーンを見せているのでメイソンVSルーベンの戦いがあるのかと思ったらなくてこれまたがっかり…。おそらくスペンサーとルーベンを生き残らせたのは続編を作るためかもなと勝手に想像していますが…。(コメントでいただいた指摘により、この部分の感想は取り消します。)

まとめ

恐怖体験アトラクションものとしてはそこそこ面白い。あと徹頭徹尾クズなスペンサーというキャラが最高ですね。ただ、殺人シーンは意外とあっさりでそこまで盛り上がらないのは残念でした。

というわけで評価は7/10点としました。

コメント

  1. どらドラゴン より:

    最後が間違えてます。逮捕されたのはスペンサーではなくメイソンです。とりあえず映画の中では最低男のスペンサーは罪に問われていません。
    また、メイソンは冤罪だった、というのは真実だったのでは?最後にスペンサーにオノで切り掛かったのは、スナッフ映画で再起を狙い、大量殺害を見て見ぬフリをしていたスペンサーに対して怒りを爆発させただけなのでは?

    • ジャケ借りくん より:

      コメントありがとうございます!
      今回コメントをいただき本作の内容を確認しました。逮捕されたのがメイソンである件ですがご指摘の通りで、書き間違いをしておりましたので訂正いたしました。またメイソンが冤罪である件とメイソンがスペンサーを殺した理由についてですが、こちらもご指摘の通りの内容だと感じたので訂正いたしました。こちらに関しては、僕が内容を取り違えていました。メイソンがスペンサーを殺し、「悪魔がここにいる」と発言したときの声色や表情から彼もまた“サイコな奴”で殺人衝動が抑えきれなかったためにたまたまそこにいたスペンサーを斧で襲ったと思っていました。今回いただいたコメントを踏まえ再び鑑賞してみると「悪魔がここにいる」というのは具体的にスペンサーのことを指したセリフで、「殺人衝動のせいで無差別に」というよりはっきりとスペンサーを狙ったうえでのあのシーンだと気づきました。

      ということで記事の内容に変更を加えました。改めてコメント感謝いたします。