「アリエナ -禁断の女子高生-」映画感想ネタバレ(7/10点)もう少し過激なのが好み

今回は「アリエナ -禁断の女子高生-」を鑑賞しました。

高校生が転校した先でいじめにあい、その友人がいじめっ子に復讐をするというホラー映画。

もう少し過激な描写があったほうが嬉しいけど、青春ホラーとしてはこれでありかなと思いました。

個人的な評価は7/10点です。

作品情報

監督:ダニエル・ディ・グラード
出演:アマリア・ホルム、モリー・ナタリー、フェリス・ヤンケリ、レベッカ・ナイマン、ファニー・クレフェルト
原題:ALENA
製作年:2015年
製作国:スウェーデン
リリース:2021-06-09
上映時間:83分
映画サイトでの評価:「IMDB」5.5/10点、「フィルマークス」2.6/5点。

ストーリー紹介

ストーリーの流れを知りたい方はこちらをクリックしてください。(ネタバレを含みます)
アリエナという少女が私立高校に転入する。

ラクロス部に入ろうと考えていたアリエナは練習風景を見学するがラクロス部のエース、フィリッパに目を付けられいじめらるようになる。

一方、アリエナは何度も転校を経験してきたファビアンと仲良くなっていく。

アリエナは前の高校で仲の良かったヨセフィンと今もつるんでいたが、ヨセフィンはアリエナに黙ってフィリッパやファビアンを暴行してしまう。

フィリッパによるアリエナいじめはエスカレートし、そのことが教師にばれてフィリッパはラクロス大会の決勝のレギュラーから外されてしまう。一方、アリエナはラクロスの実力が認められ決勝にレギュラーとして出ることになる。チームは決勝で相手を下し、優勝を果たす。

フィリッパはアリエナに度を越えたいじめを行う。フィリッパはアリエナの転校が原因でヨセフィンが自殺したと周りの生徒に言いふらしてしまった。さらにフィリッパはアリエナに暴行を加えるがそこにヨセフィンが現れ、フィリッパを殺してしまう。

動揺したアリエナはその場から走って逃げだす。そのあとをヨセフィンが追いかけてくる。

実は、アリエナの前に何度も現れるヨセフィンはアリエナが頭の中で作り出した幻だったことが明らかになる。さきほど、フィリッパを殺したのもヨセフィンの人格になってアリエナが行ったことだった。またヨセフィンは自殺ではなく自暴自棄になり橋の欄干に上ったときにアリエナによって押され橋から落下して死んでしまったのだった。

フィリッパを殺したのが自分であると知り精神的に追い詰められたアリエナはヨセフィンを殺そうとして振るった刃物を自分に突き刺してしまう。

アリエナの意識が薄れる中、ファビアンがその場に駆け寄ってきて救急車を呼ぶ。

感想

・もっと過激さが欲しい

女子高生が転校先でひどいイジメにあい、その親友が助けに現れ…というホラー映画。

アリエナという女子高生が転校した先で、同級生のフィリッパに目を付けられいじめの対象になってしまう。それでも、アリエナにはファビアンという親友もでき高校生活を楽しんでいたが、フィリッパのいじめはエスカレートしていく・・・。アリエナの転校前の学校での親友だったヨセフィンがいじめの最中に助けに現れ…という内容。

上のジャケットを見ると、女子高生が猟奇殺人を繰り返すような内容に思えますがそこまで血が飛び交うような感じでもなく…。もちろん、バイオレンス描写はありますが、ほとんどは主人公アリエナといじめっことの攻防、あるいはアリエナと同級生が関係を深めていく描写が続きます。そこにアリエナの前の学校での親友の暴走が加わっている感じ。全体的には思春期の繊細で向こう見ずな女子高生の姿を切り取った切ない青春ホラーという印象です。

個人的には女子高生が景気よく人を殺していく映画の方が好みというのが正直なところで…。フィリッパのふてぶてしい「ザ・いじめっ子」なキャラなんかは良かったものの、いじめシーン自体は刺激が足りません。アリエナの前の学校での親友ヨセフィンがフィリッパその他に暴行する場面も、もっと過激にやってほしかったところ。

ヨセフィンの正体も早い段階でわかるような作りになっていて、結末が想像できてしまうというのも残念なあたりかな。

風景描写から伝わってくる空気感はとてもいい映画で、キレイなんだけど寒々しさも感じる世界構築は素晴らしいです。秋らしさを感じるラクロスシーンで自分の学生時代を思い出して切ない感情になってしまいました。暴力描写の少なさが自分の好みではないけど、嫌いにはなれない作品でした。

まとめ

過激な描写は少ないけど雰囲気作りは素晴らしい青春ホラーという感じ。

ジャケットを見て血みどろホラーを期待するとがっかりするかもしれませんが、青春時代の高校生の繊細な心を描いた青春ホラーとしてみると、悪くない作品かなと思います。

というわけで評価は7/10点としました。

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