「22年目の告白 私が殺人犯です」映画感想(ネタバレあり)

22年目の告白 私が殺人犯です

劇場で鑑賞した作品です。
ネタバレ含みます!ネタバレで面白さがかなり減ってしまう映画なのでご注意ください!

あらすじ

1995年、同一犯による5件の連続殺人事件が日本中を震撼させた。犯人はいずれも被害者と親しい者に殺人の瞬間を見せつけており、殺害方法は背後からの絞殺、そして目撃者は殺さずに犯行の様子をメディアに証言させるという独自のルールに則って犯行を重ねていく。捜査を担当する刑事・牧村は犯人を逮捕寸前にまで追い詰めるが、犯人の罠にはまって上司を殺され、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして事件から22年後、犯人を名乗る男・曾根崎が執筆した殺人手記「私が殺人犯です」が出版される。曾根崎は出版記念会見にも姿を現し、マスコミ報道やSNSを通して一躍時の人となるが……。

おすすめ度8/10

おすすめできる1作です!
二転三転する展開のおかげで集中力を1度も切らすことなく観ることができたテンポのいい作品です。
上映時間は116分ですが、体感的には90分ぐらいに感じました。
ストーリーには大きな謎とサプライズが用意されていてとっつきやすいので
比較的人を選ばない映画だと思います。
ただ、割と精神的にエグいシーンもあるのでその点は注意が必要です。

飽きさせないストーリー

現在のパートと過去のパートが交互に繰り返される構成のストーリーが、テンポよく語られていくため
一時も目を話すことなくずっと緊張感を保ったまま鑑賞できました。
また途中にあっと驚く展開が用意されていてエンターテインメント作品としてかなり楽しませてくれます。

俳優がイイ!

過去の殺人を記した手記を出版する曾根崎役の藤原竜也がピッタリとハマっていて、彼が画面に映されるたびにワクワクしてきます。
伊藤英明も連続殺人事件にかかわる刑事であり、事件の被害者家族という役を抑えた演技で好演していました。
夏帆も(出番は少ないながらも)被害者家族として殺人の手記を出版した曾根崎に
対する怒りをあらわにする場面の演技がとても痛々しくて見てられなくなるほどでした。

アクションもイイ!

曾根崎が拳銃で命を狙われる場面は編集とカメラアングルがいいのか、ものすごくおっかなくて思わずのけぞってしまうほど迫力がありました。
ほかにも過去パートの連続殺人犯を追い詰めたシーン、ナイフを持った犯人と取っ組み合いになる場面も怖くてドキドキしながら見ていました。
この場面で付け加えると犯人にナイフで口を切られた時の伊藤英明のうめき声の演技がリアルでよかったですね。
ほかには小野寺拓巳が飛び降りるシーンのあっけなさも怖くてイイと思いました。

小野寺拓巳の登場シーンはもっと多くてもよかった

今作の主役ともいえる小野寺拓巳の過去シーンでの人物描写が少なすぎると思いました。
拓巳の恋人である牧村里香との生活シーンなんかがもっとあれば、
里香を殺されてしまった彼の苦しみがこちらにもっと伝わり
後半曾根崎に姿を変えてからの展開にもっと感情移入ができたしもっと盛り上がれたのになぁと思いました。
拓巳が整形で顔を変えるという設定のせいで、人物描写が薄くなってしまっている印象です。

総評

テンポがよく、設定や物語の展開もキャッチーで最初から最後まで集中力を切らすことなく観ることができる良質なエンターテインメント映画です!
エンターテインメントに徹した分、時効を迎え法で裁けない殺人犯と事件の被害者の話として掘り下げがあまりされていない…と少しだけ思いましたが、
楽しかったのでこれはこれで良し!と思うようになりました。

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