「超 感染 ファイナル・デッド」映画感想(ネタバレ)人間ドラマが興味深いゾンビ映画

超感染 ファイナル・デッド(字幕版)
超感染 ファイナル・デッド(字幕版)

「超 感染 ファイナル・デッド」は2018年の中国製ゾンビホラー映画。

結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

作品情報

監督:スカイ・ワン

キャスト
マーティン・ヤン
ミンイー・ヤン
エナン・チャン
レイ・ワン
フェンジュウ・ジア
チアンフア・チェン

原題:末世人間道

製作年:2018年

製作国:中国

上映時間:90分

感想

小規模ながらなかなか良かったゾンビ映画でした。

ホテルで会食中のボスを待つジャック。その時、突然人食いゾンビが出現し、市民が次々と襲われていく。ボスから救助の要請を受けたジャックは、金属バットを手にホテルの最上階を目指す。

※重要なネタバレなしでいきます

わりと小規模なゾンビ映画であり、ゾンビ要素を期待すると少し物足りないかもしれません。むしろ主要キャラのドラマがメインとなっています。だから、「人間ドラマはどうでもいいからゾンビに襲われるところとかみせろ!」という感想を抱く方も多いと思われます。ただ、個人的には本作の人間ドラマはなかなか面白かったです。主人公のジャックはリッチというビジネスマンの運転手や雑用係で、このリッチに馬鹿にされながらも付き従っている男です。いわゆる、「うだつの上がらない男」キャラなのですが、ゾンビパンデミックが発生してからは勇敢さを見せ、みるみるうちにかっこよくなってきます。

ゾンビ映画としてみると物足りないかも、と書きましたがホテルから脱出する一連のシーンは見ごたえがあり、ゾンビモノとしてみても個人的には満足度は高めでした。子供が車の窓越しにゾンビになった両親を見ている、とか、主人公の知り合いが変わり果てた姿で目の前に現れる、とか要所でショッキングな描写を入れて緊張感が途切れないようになっています。

主要人物の人となりをジャックと絡ませる形で説明していく序盤のシーンは手際が良くうまいなぁと思う部分ですし、食事会にバットが必要か?という会話の後でゾンビに襲われ実際にバットが必要になるとかの笑える小道具使いも気が利いています。レストランのような場所で飯を一心不乱にむさぼるゾンビたちの怖い絵面もあったりしてゾンビ描写として「おっ」と思えるシーンもあります。

総評

ゾンビ映画としては小粒ですが、主人公をはじめ主要キャラの人物描写が丁寧で、人間ドラマとして興味深い作品でした。というわけで評価は7/10としました。

ストーリー紹介

ジャックは、やり手のビジネスマン、リッチの運転手や雑用係をしていました。

ある日、リッチがとあるホテルで食事会に出ている間、ジャックは車で待機していました。

そんななか、街中に大量のゾンビがあふれかえります。

ジャックはリッチの元へ助けに向かいます。そして、食事会に参加していたメンバーと共に保護してもらうため軍事基地へ向かうことになります。

ホテルから脱出する途中、ゾンビとなった両親を前にして泣き叫ぶシンディという少女を保護。彼女を連れて車でホテルを出ます。

軍事基地へ行く前に、行動を共にしていたウー書記のツテを頼って工場の廃墟へ行きます。

その廃墟のボスであるグレッグに食事を分けてもらい寝泊まりもさせてもらえることになります。

しかし、グレッグはシンディに手を出そうとする悪い奴でした。

リッチは、自分だけ助かろうとジャックたちをグレッグに売ってしまいます。

シンディはグレッグと2人きりにさせられますが、隙をつきグレッグを倒します。そして、工場内に隔離されていた大量のゾンビを開放します。

捕らえられていたジャックたちも混乱に乗じて逃げ出します。

ジャックは自分たちを裏切ったグレッグに戦いを挑み無事勝利。

そこへゾンビがやってきます。ジャックは仲良くなった女性とシンディを車で逃がし、自分はゾンビに捕まってしまいます。

おわり

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